やっぱり肉体労働が好き マカピーの日々 #1188
マカピーです。
体を動かすと気持ちよく眠れます。
といっても寝つきのいいマカピーにとって快眠は普通の事なので、更に気持ちがいいという事です(笑)
マカピーのマレイシアでの仕事って、農民と一緒になって収穫するとかそれを乾燥して袋詰めするとかする作業はは殆どありません。
もっとも一番最初の頃、ロビン家族と浜辺で苗付けなどの作業を手伝いましたがジモチーと違い、アガス(サンドフライ)に数十か所刺されて、とんでもない痒みで苦しみそれ以来気を付けています。
今やっているレストラン改修工事でも、買い付けに出かたりはしますが、基本的には大工さんに任せています。
ただ、最近倉庫兼事務所を借りたのでレストラン工事で使い残した資材等を運ぶ作業がありました。
更に、倉庫周辺の放置してあった資材で使えそうなものをより分けて搬入する作業をしたりするのですが、これが結構な運動量。
気温は今の日本ほどではないにしても33℃で直射日光の下では当然猛烈暑い。倉庫内も空気が動かないのでムシムシしていて、トタン板の屋根の輻射熱もあって頭がボーっとしてきます。
当然シャツは汗が搾れるほど。水を飲むとその場で体中から汗が噴き出ます。
だから午前と午後に着替えをして、時には民宿に戻ってシャワーを浴びるのでした。
朝起きた際にも筋肉痛が残り、手のひらをグーパーしながら「いててて・・・」なんて言うのも久しぶりの経験です。
やっぱり、体を動かし、汗をかきながら作業をするっていいなあって感じるのです。
そうなんです。マカピーは肉体労働が好きなんです。
本来デスクワークが苦手で、何か体を動かすことをしたかったので本当は父の農業を継ぎたかったのです。
自然にかかわる仕事ができるので学校も「農業」を選んだのですが、長兄が家を継ぐことが決まっていたので学校を卒業すると、九州の大分県に「婿養子」に行くことを本気になって考えたのでした。
大学の先輩に紹介してもらった女性はミカンとキウイフルーツをやっている農家の長女だったのですがマカピーが見合い後の手続きや習慣を知らなかったのでご破算になってしまいました。
つくづく失礼な事をしてしまったと今でも思うのです。
もっとも、そこの農家に入ったら今頃マレーシアのサバに来ていなかったでしょうね。
それどころか、傾斜地でのミカン栽培と収穫作業で体がボロボロになっていたかも知れません。
マカピーは高校時代にギックリ腰をやってからそこが弱点だったので毎日の農作業に耐えられたかどうかわかりません。
また、上を見上げての受粉作業や袋掛けの長時間作業に音を上げていたかも!なんて想像しています。
今日も倉庫周辺やレストランのある地区周辺のゴミを集めてそれをゴミ捨て場に運ぶ作業をしていたのは、大工さんたちがタイル貼り作業をしているのを椅子に座って見ているだけでは耐えられなかったからです。
そして、タイル貼りに使用するセメントが無くなったので、買い足しに近くの店に行くとどこも売り切れ。しかたなく10㎞離れた近くの町までRAV4で出かけたのです。
ポートランドセメントの袋って40㎏あるんです。
それを10袋載せると結構な重さです。
戻ってレストラン工事現場に運び込むのですが、マカピーでは持ち上げられないのでした。大工のタンさんも無理で二人で一輪車まで運ぶのがせいぜい。
一方若いライさんは肩に担いでこぼれ出るセメントの粉で真っ白になりながら運んでいました。
ハナ:「マカピー、もう止めなさい!彼らの仕事なんだからアナタがやることないでしょう!」
マカピー:「皆でやれば、早く終わるよ」
ハナ:「いつもそうなんだから。また汗をかいてシャツを交換する事になるわよ!」
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。ここの大工さんの仕事って技術的にすごいなあって思うんですよ!