キノコの山 マカピーの日々 #1172
マカピーです。
散歩をしていると、色々な物が目につきます。
先日はカメのキチキチをつかまえ、更に逃げられた話がありましたね(笑)
で、今回は何かというと「キノコ」です。
はい、チョコレート菓子ではありません!(笑)
フクロタケとかストローマッシュルームと呼ばれているやつでタイ料理でもスープに入れたり食します。
マカピーも大好きなキノコの一つです。
で、どこに生えているのかって言いますと油ヤシの搾りかすに生えるんです。
もちろん、工場で絞った後のカスなんですが、各家庭の植木の肥料として根元に並べてあるんですよ。
それが雨に当たって適当に発酵始めているらしく、マカピーが見るとなんだかニョキニョキとキノコが出ているのに出会います。
そのキノコにはいくつか種類があり、とても食べられそうもないものから「たべられそう」って思うものまで数種類が生えています。
その「食べられそう」な立派なカサを持ったキノコですが、過去どこかで見た覚えがあるのです。
記憶をたどると、ハナさんのサンダカンの友達スルヤニのうちに伺った際に、その周辺にある油ヤシ農園で大量投棄されている油ヤシ搾油カスの山に生えているキノコを狩って来て料理して食べたのです。
そうだ、目の前のキノコはあの時のフクロタケなんですよ!
ためしに適当な量を拾って、道端に落ちていたプラスチック袋を利用してホームステイに戻るとハナさんもホームステイの主人の奥さんも「おや、チェンダワンね。どこで見つけたの?」と聞いてくるほどでこちらの人も普通にパサール(市場)で買ってくるというのです。
しかも値が高いそうです(マカピーは売っているのを見たことない)
ハナさんが早速、昨日作ったシニガンスープ(フィリピンのボラを使った実だくさんスープ)に加えて食べると美味しく食べられました。
ハナ:「じゃあ、明日はワタシもマッシュルーム・ハンティングするわ」
と言っていましたが、マカピーと一緒に6時ころに起きる人ではないのでした。
結局マカピーは今日も一人でフクロタケを求めて歩いてきました。
で、よーく観察するとまだカサを開いていない袋状のものもいくつか見つけることが出来ました。
3㎏程収穫すると、重くなってきたのでこんなものでいいだろうとホームステイに戻ると、欲しいという他の住人にも分けて喜ばれたのでした。
そういえば南アのダーバンに滞在していた際に近くの散歩する公園の古い切り株にキクラゲが生えていて収穫してきてマカピー妻に料理してもらいました。
国が違っても同じようなキノコがあるんですね!
ハナさんは早速朝食の料理に混ぜたり、残った物を湯がいて冷凍保存していました。
なるほど、うまく生やすことが出来れば、「マッシュルーム農園」ができそうかも?
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。海の幸山の幸