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飛び込み営業? マカピーな日々#0847
マカピーです。
ともかく、近所から話しかけてみる事にしました!
マカピーはマレーシアのサバ州でお酒造りができないかと考えているんです。そうです、日本酒なんです。
それで、出身県の知事のところに相談しようと思ったんですよ!
実は彼とは一時期同じ職場で働いていたことがあったからです。もっとも30年以上も前の話ですけど(笑)
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本当は彼を良く知る人間を通して連絡しようと思ったのですが、マカピーにはそうした人脈というのか「コネ」が無い事に気が付きました。
群馬の実兄も問い合わせたのですが知らないというし、幼馴染のシゲちゃんに尋ねてみたら「ダメもとで県庁に連絡してみたら?」ってことになったんです。
秘書課を通じて連絡すると、「数日後登庁するので、その前に相談する資料を送ってください」とあったので自己紹介と群馬の元気な企業とマレーシアのサバ州をつなげたい考えを送りました。
約束通り知事の登庁日に秘書課から連絡があり喜んだのも束の間、
「残念ながら政務が忙しく会えない」
との回答がありました。
ナルホド
まあ、そういう事であれば仕方がないです。知事とはまた次の機会に会えるでしょう。
バックアップ的に知事秘書課に連絡した同時期に産業支援機構に連絡してありました。
ベトナムでの勤務をしていた頃、日本から出張で来ていた同機構の課長さんと面識があったからです。
こちらも「お盆休み」の影響がありましたが、昨日本人との面会は来週という事になってます。
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その間にも学校のクラスメートだったアキオから「ニシキゴイ生産」のヒントをもらったり、昨日も種苗会社の防疫技術に関するヒントを古い仕事仲間だったタサカさんから頂けました。
そうなんです、マカピーはサバで出来そうないろいろな産業、特に農業関係での情報を収集しているんです。
そんな今日の午後、マカピーは義母の外来診療の同伴の後近くの薬局で、義母に付き添って薬を待つ間に、お隣の蔵元(酒造会社)の店構えを眺めながら「おお、そうだ。ここに直接聞いてみよう!」と閃いたのでした。
お酒の量り売りもする、お店に入ると年配のおじさんが出てきたのでサバで仕事をしたいのでお話をさせてもらえるか?尋ねると「話の出来る若い者が今いないので」1時間後に出直すことにしたのです。
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義母を家に送り届けて再び、蔵元に戻ったマカピーはまた同じおじさんが出てきて「若い衆」を呼びに行く間に、カウンターテーブルの片隅にあったお酒の雑誌に取り上げられた社長の名前と顔を覚えておくことにしました。
そこに現れた「若い衆」は紺色の作業着姿の若い方でマスクをしているので「?」違う人見たいだなあと思いながらも、お時間を割いてもらいサバでお酒を造る仕事をしたいのでお話ができないか話を始めました。
サバの地図を見せながら「マレーシアのサバ州とは北海道の面積を持ちながら、人口は少なく地元の人もドブロクを造って飲んでいる土地柄で、ムスリム国マレーシアながら酒を飲む土壌のある特別な土地なんです!」と説明すると、質問がありました。
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若い衆:「ナルホド。でうちとしてはどのような関わり合いになりますか?酒の販売だけですか?それともあちらで酒造りをしたいのですか?」
マカピー:「できれば、サバで酒造りの会社を立ち上げたいんです」
若い衆:「そうですか。私たちが日本にいてあちらでの生産をカバーできるかと言うと難しいものがあるかと思います。いずれにしてもマカピーさんがいらしたことを社長に伝えますので、こちらのボクの名刺にあるメールアドレスにご連絡いただけますか?」
え、ワタシの前にいる人は若社長じゃなかったの?と見上げると笑いながら
若い衆:「はい、ボクは杜氏です」
マカピー:「そうなんですか。もしかして農大の出身とか?」
若い衆:「いえ、違います」
マカピー:「すみません、ついボク自身がそうだったもので。もちろん醸造学科ではありませんが。ところですでに日本酒で海外進出されているベトナムの会社ご存知ですか?」
若い衆:「はい、『越の一』のブランドを持つ会社ですね。実は私の恩師がその会社に関わっていましたので、その苦労話を聞いてます」
マカピー:「なんと、そうだったんですか! ボクはハノイにいた2年半の間にあのお酒や焼酎を飲んでいたんです!」
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更に話が長くなりそうなので、連絡先を頂いて帰宅したのです。
さて、これからどんな話が展開されるのか全く分かりません。
県知事の様に、簡単に「ボツ」になるかも知れません。
ただ、飛び込み営業でもちゃんと聞いてくれる人がいるんだなあ、とうれしくなりました。
まだまだ情報収集と営業は始まったばかり、がんばるゾー!
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マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。最初の営業活動だったの?
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