ゆびきりげんまん マカピーの日々 #1316
マカピーです。
指を切って思い出しました。
自宅の障子紙があちこち破れていたので張り替えすることにしたんです。
過去にやったことがあったのですが、今回は家の中で完結できる方法に切り替えたのは始めるのは日中で障子の桟を洗って乾かしている間に陽が陰り寒くなると作業が出来なくなってしまうからでした。
ともかく12月の障子張り替えはリスクがあります。
近くの量販店に行き、障子紙と糊を買って来てともかく家の昭和の部分で残っていた障子を張り替えることが出来ました。
今回のポイントは、お風呂場のお湯を使って障子をきれいにできた事です。
障子紙の糊を剥がすのはスポンジに含ませた水で濡らしてしばらくするとふやけてキレイに剥がれます。
微妙なところですが、乾燥してしまうとまた固まってしまい剥がれなくなるので作業は障子2枚ぐらいをワンセットとして作業を進めるのが良い事が分かります。
全体の障子をきれいにした後で、今度は障子紙を貼ります。
昔の様に刷毛に糊を付けて幾枚も貼り付けて行く作業はいりません。
障子の幅が十分あるロール紙で貼れるんです!
仮止めしておいて、一気にチューブに入った糊を桟に付けます。
そこにロール紙をサラサラと載せて、カッターで余分な部分を切り取るのです。
本当は霧吹きなどしてピンと張りたいところですが、1人作業で忙しいので霧吹きはキャンセル。
出来たものからどんどん窓枠にはめてゆきます。
内側からは貼った面がどうなっているかは見えないんで、あまりきっちりやらなくていいんですよ(笑)
次に老夫婦でいる義父母宅の障子紙もだいぶくたびれているので、「やってあげたいんだけど」とマカピー妻に言うと「お父さんがうるさいからやらなくっていい!」と賛成しないのでした。
そこで、マカピーは直接義母に連絡したんです。
「お義母さん、うちは障子紙を張り替えたんです。もしよろしければそちらの障子紙も張り替えますよ!」
「まあ、うれしいこと。以前から気になっていたのよ」
「でも、マカピー妻が言うようにお義父さんを説得しないと後でガミガミ文句言われちゃいますからね」
「じゃあ、お父さんを説得するわ」
という事で、マカピー妻の心配をよそに義父母宅の障子紙張り替えが決まりました。
「マカピー、忙しいのに悪いな。全部張り替える必要はないんだからな!」
「お義父さん、わかりました」
もちろん、大小ある障子の全部の紙を張り替えました。
ただし、アルミの定規をあてて余分な紙をカッターで落としていた際にやってしまったのでした。
緊張がなくなった一瞬、定規を外れたカッターが左薬指の先をサーッとかすめたのでした。
「あ、シマッタ」
自分で薬指の脇腹をそぎ落としてしまったのでした。
血が流れでてくるので慌てて障子紙で傷口を塞ぐのですがみるみる紙が赤く染まって行くのです。
まずいな~。
そうだ、止血するには出血個所を心臓より高くするんだったっけ・・・
左手を頭の上に置いて止血するまで待ち、その後は傷絆創膏を付けて痛みを我慢しながら最後の2枚の障子紙張り替えをしました。
定規をあててカッターで切ることが出来なくなったので、余分な紙を切り取るのは自分の検討でカッター切を行いました。
案外その方が簡単にしかも素早く切れる事が分かったんです。
最初からそうすればよかったんだなあ。
だって紙を貼った側は家の表なので、家の中側からは多少ズレようが殆ど気にならないのですから。
義父母宅での作業を何とか終えて帰る段になって、義父母から「ありがとう。これで新年が迎えられるわ」と喜んでもらえて良かったです。
それkら指を切ってみたから、新しい行動をとることが出来たんです。
そうすると案外いろいろな事を自分なりにアレンジしてもいいのだなあって思えてきたんです。
ボクラって知らないうちに、「そうすべきだ」だけどその理由について考えてこなかったって事が多いじゃないですか?
たった指一本の痛みでいろいろ考えることが出来たってもしかしたら喜ぶ事なのかも知れません。
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。そうやってみると分かるんだ!
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