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さらば友よ、また会わん マカピーの日々 ♯1470
マカピーです。
ヒラチンがサバを去って行きました。
彼から「マカピーがマレイシアのサバにいるのなら、赴任先だった村に行ってみたい」と連絡を受けたのは昨年の事でした。
「ボクはおそら居るよ」
そうメールに返信すると、更に具体的な日程が知らされたのが4ヶ月程前でした。
それを聞いて、ヒラチンのサバ行きに加わりそうなJOCV隊員経験者はほかにも3人いたので、総勢5名のリユニオン(OB会)が実現しそうでした。
ところが時期が迫りフタを開けて見れば、皆さん都合がつかずヒラチンとマカピーの2人だけでした。
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それに当時コタキナバルで貧乏協力隊員の面倒を見てくれたカズエさん夫妻とコタキナバルにマカピーと一緒に上がって来たハナさんが食事等に加わる事がありました。
ですから基本的には2人の濃い話が出来たんです。
それで、話をしてみて隊員活動していた当時 ヒラチンは別の村にいたヒラチンの事をマカピーは知っているようで殆ど知らなかった事に気付きました。
同期隊員ともなれば、3ヶ月間の派遣前の合宿研修で文字通り「同じ釜の飯を食う仲」ですからかなり濃い付き合いがあったのですから普通の友達とはちょっと違います。
それがほぼ同じ場所に赴任し、協力隊を終えてもお互い海外で暮らしながらも、数年おきに日本への一時帰国が重なると再会していたのですからちょっと特別な関係だったのかも知れません。
それでもヒラチンの事を考えるとボヤッとしたことだけだったので、今回の訪問で彼の実像に迫ることが出来たのでした。
とはいえ、基本的にはヒラチンの性格は変わっておらず安心するやら呆れるやらでしたが楽しんで帰ってもらえることになり一安心。
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ヒラチンはアルゼンチンで自分の農場(肉牛)を経営している事から、旅行社をやっていたカズエさんと一緒にマカピーの仕事に関しても色々アドバイスしてくれました。
さて、次はどこで会えるかな?
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空港へ送る際に、サバに暮らしているもう一人の同期隊員だったイカンユにマカピーの電話で会話してもらいました。
「うん、そう。次回もマカピーにお願いして今度はそっちにも遊びに行くつもりだからよろしく!」
「おい、勝手に決めてるよ」
相変わらずのヒラチンでした。
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。古い友は良いもんだ!
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