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「もう悩まない」人事を尽くして天命を待つことの大事さ

みなさん、「人事を尽くして天命を待つ」ことの意味ご存知ですか?
これがわかれば、もう悩むことはなくなります。
「人事を尽くして天命を待つ」とは、「やるべきことをやったら、あとは運に任せる」ということです。
そう。
世の中、自分のコントロールできる範囲とできない範囲があります。
今回はそんなお話です。
では、行ってみましょう


自分がコントロールできる範囲内にこだわるとは


自分がコントロールできる範囲内内こだわるとは?
ということをこの項ではお話ししていきます。
まず一つ言えることは「自分のコントロール内なら全力を尽くすべき」ということです。
自分でなんとかできる分は全力を尽くそうという意味で、それは一人でなんでもやるというのではなく、周りを巻き込むのも自分のやることの一つです。
だから、周りの人に頼り、自分も全力を尽くすことが、本当に全力を尽くすということになります。
そして、「自分のコントロール外なら無視する」ことも大事です。
答えのない問いを立てたり、自分ではどうにもならないことを延々と考えたり。
そんなことあなたはしていませんか?
それは時間の無駄です。
自分がどう足掻いたってコントロールできないことはスルーしましょう。
そう。
放っておくのです。
「果報は寝て待て」というように、いい知らせは放っておいたらやってきます。
自分のコントロール外については、放置力を発揮して、放置しましょう。
さらにここで、「コントロール外を無視する理由」についてお話しします。
それは、コントロール外だとなんの行動も手立てもできないからです。
そして、困難にぶつかったときは、それに対して打てる手は何か?何かできることはないか?それをよく考えた上で状況を整理し、できることだけしましょう。
つまり、あらゆるリソースを使っても何もできないときは放置しましょうということです。
そして、あらゆる手を使って手を打ったあとは結果は運任せにして、手放そう、天命に任せようということです。

自分のコントロール内外の例


ここで、自分のコントロールできる範囲内かそれ以外かについての例を挙げます。
ます、人の感情はコントロールできません。
自分がどういう感情を持つかをコントロールできても、相手がどういう感情を持つかは、自分でコントロールできません。
ただし、相手の感情に配慮して、どんな態度を取るか、どんな言葉をかけるかは、自分のコントロール内でしょう。
ここについては全力を尽くし、相手がどう出るかは相手に任せるわけです。
だから、相手の感情・行動をコントロールするのでなく、自分の態度、感情をコントロールするわけです。
そして、さらにコントロールできないのが「人の行動」です。
相手はどういう行動を自分に対してするか、それをコントロールすることはできません。
そこはあきらめましょう。
ただ、自分が相手の行動に対して、意見したり、説得したりすることは可能です。
そこは自分のコントロール内なので、全力を尽くして、相手に自分の意思を伝えましょう。
「嫌われる勇気」という自己啓発本(心理学書ではない)で日本国内で一時話題になったアドラー心理学は、他者への介入はダメだと言いますが、僕は自分の意見を率直に述べることがパワハラなどのハラスメントを防止するために必須だと思います。
つまり、アサーティブ・コミュニケーションです。
こちらの方がアドラー心理学のような考え方より、建設的だと思います。
もう一つ自分でコントロールできないのが「試験の合否」です。
大学受験、資格試験、採用試験。
どれも、合格・採用させるかは相手の判断であって、あなたができることは、勉強したり、模擬試験を受けたり、模擬面接をして周到な準備をすることであり。
それをやり尽くしたのなら、あとは運次第。
「人事を尽くして天命を待つ」ということです。

「人事を尽くして天命を待つ」とは


最後のこの項で述べたいことがあります。
それは、人事を尽くして天命を待つとはどういうことかということです。
ます「人事を尽くす」について。
それは「自分のやるべきことを全てやり切る」ということです。
物事、手を抜いたり、やれることをやらないで失敗したときは、自業自得です。
だから、リソースのあるかぎり、やれることは全てやりましょう。
そして、「自分のやるべきことを全てやり切ったらあとは天命に任せる」ということです。
ここで、「天命」とは何か?
それはシンプルにいうと「運」です。
「運」は自分でコントロールできないものの象徴で、自分のやれることを全力でやって、あとは「天命」つまり「運」に任せるということです。
ただ、何もかも「運任せ」にしないでください。
「人事を尽くして天命を待つ」とは自分のリソース内で可能なことを全てやった上で「最後は運に任せる」ということです。
そして、あとは天命を待てばいいだけで「それ以上考えない、もがかない」ことです。
最後まで「何か手を打てることはないか?」と考え続けるのは建設的ですが「結果がどうなるだろう?」と悩むことは無駄です。
結果はあなたが決めるものではありません。
全てをやり尽くしたあなたには「天命」が待っているだけです。
だから「手を打てること」は考えても「結果」を考えることはやめましょう。
それが「人事を尽くして天命を待つ」ということです。


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