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八方ふさがりでどうすればいいの?こんな状況を ”Catch-22 ”という

外国人が両手の平を天に向け、肩をすくめた仕草を見たことあるよね?

そうそう飛行場で検察官に手荷物を注意されている時にやるあのジェスチャー。「ワタシ・ドウシタノ・ワカラナイヨ―」と体全体を使って混迷な心境を表現しようとしているのが見ていておかしい。

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「日本へはフルーツ持ち込みできない事、知っていますか?」と検察官は多分英語で聞いてるのだろう。「はい、知っていました」と答えても取り上げられる。だからと言って「それは知りませんでした。ごめんなさい」と言っても取り上げられる。

どっちも結果は同じ八方ふさがりの状況を "I'm in a Catch-22 situation " と言うんだ。

もともとCatch-22と題した1960年の小説でこのフレーズが使われたことが人気の始まり。戦争に行った主人公のパイロットが危険なミッションを回避するため精神的な欠陥があることを軍部に主張。だが軍部は自分の事を客観的に見れる君こそがミッションに必要不可欠な人材だと判断。結局、戦場に送られてしまうのだ。

身近なところにも Catch 22 の場面は沢山あるよね...

海外生活から久しぶりに日本に戻った時のことだった。免許が失効していたので再発行をお願いすると、住所確認のため「住民票を提出してください」とのこと。仕方がないので区役所へ住民票を取りに行くと、「本人確認のため運転免許見せてください」と言われた。

まだあるぞ...

携帯電話が故障したのでカスタマーサービスへの連絡方法を調べたら「ご契約方はこちら4桁の専用番号におかけ下さい」。うーん、携帯壊れているから電話できないじゃ~ん。

皆さんも仕事していて八方ふさがりの状況って多くないですか?

私もデザイナーやってて良くお願いされる。安くて、早くて、良いものをデザインしてくれると売れるんですが~。でもね、良いものを早くほしければ高くつくし、安くて早くだと品質の保証できないし、安くて良いものだと早くは出せないのが世のジレンマなんだよ!

今週も様々なチャレンジ乗り越えて頑張りましょう!!


誰も教えてくれない便利な英語シリーズ No.5

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