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うつ病と自由な考え方

私は、うつ病を克服するうえで「自由な考え方」を身に着けることがとても大事だと思っています。

この「思考」とか「考え方」というのはとても複雑で、どんな方向性で考えを進めていくのが正解なのか分かりづらいと思います。

そのため、どんなシーンやテーマでも適応できる、普段の生活における「考え方の方針、方向性」を決めておくのがおすすめです。

私の場合は、特に「自由な考え方」を大事にしていました。

昨日よりも今日、今日よりも明日、という風に、毎日のように「自由な考え方」を心掛けることで、うつ病を克服しました。

自由な考え方ってなんでしょうか?

うつ病との関連でいうと、例えば、

・感情的な反応から抜け出し、人生で起きる出来事のメタ的な意味を考えられること
(例)「自分はとても苦しいと感じたけれど、この出来事には、本当はどんな意味や理由があったのだろう?」

・自分の感情を自覚して、掘り下げること
(例)「相手のこの言動に強い怒りを感じるということは、自分は無意識にこういうルールを持っている、ということか…」

・一つのことから新しい気づき・学びをたくさん得られる考え方
(例)「この出来事から、学べることがあるとすれば何か?」

・自分の認知(物事のとらえ方)を自由に変えることができるスキル
(例)「いま、自分はこの出来事を~と解釈しているが、さらに再定義するとどうなるだろうか?」

・現在の考え方のループから、思考を外側に飛ばして外す考え方
(例)「今までは~~と考えていたけれど、もっと他に新しい考え方はないだろうか?」

・自分の中にある思い込み、信じていることを疑う考え方
(例)「私は人生を~~と信じてきたけれど、もしかして間違っているんじゃないか?もっと優れた考え方があるのではないか?」

・人間関係で繰り返し起こるパターンに気づける力
(例)「自分の前に現れる嫌いな人はいつも~をしてくるけど、もしかすると自分の内面に原因があるのではないか?」

・家族関係のメタ的な意味について、考えること
(例)「母親との関係が苦しいけれど、これは人生でどんな理由があって起こっているのだろう?」

・どんな状況・環境に置かれていても、自分の可能性を考えること
(例)「周囲の人々には否定ばかりされるけれど、自分には、本当はもっと大きな可能性があるのではないか?」

・計画を立てる考え方
(例)「自分は、~をしていきたいが、そのために必要な行動は何か?どんな知識、情報、スキル、考え方が必要だろうか?」

このように数えればきりがないですが、とにかく自由度の高い考え方を習慣化していくのがおすすめです。

思考の仕方について見直すときには、この「自由度」を意識してもらえたらと思います。

少しでもご参考になればうれしいです。


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※ブログでも記事を投稿しているので、よければご覧ください。


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