見出し画像

いろいろ なかなか うまくいかないものです

noteではないんだけど残念な記事がありました
顧客が認知症では?という感じで
振り回されていて困っているという投稿
私も前記事に同じような顧客に関して書きました
時々うちにも現われるタイプの顧客です
〝認知症〟〝老害〟などと〝区分〟されている人
私は何かと区分してレッテル貼りをする
今の世の中の傾向は好きではありません
〝認知症〟〝老害〟も使う場合は私の中では
待った!がかかります
よく考えてから使わないと誤解を招きます

その残念だと感じた記事についたコメントが
ものすごく残念だったんです
「最早キチガイですね」
「精神病院に入れなければ」
「(こういう方法をとって)排除しないと」等々
気分の悪くなる事ばかり
投稿者もその雰囲気に合わせて
次回はどんな事を言われるのか…と
〝楽しみ〟にしているみたいでした

〝認知症〟と医師に診断されたら
そういう態度を改めるんでしょうか?
病気だから仕方がないって
病人だから優しくしないとねって

実親や大切な人が訳のわからない行動を見せたら
キチガイだ!病院へ!老害だ!
と思うんでしょうか
我が親を〝キチガイ〟と言われた事がありますか?
私言われましたよ
母がサ高住に入居した当初に落ち着かなくて
叫んだり怒ったりしていて
〝あれはセイシンですね〟と言われました
精神病院行きだと言う意味でした

確かに腹が立ちます
理不尽な要求をされたり
訳のわからない質問を何度もされたり
事務所に行く前(出勤前)の朝の6時台に
携帯電話にかけてきたり…
携帯電話を着信拒否設定にした顧客もいます
本当に腹立たしい思いを何度もしました
でも
でも
本当に辛いのは本人なんだと思います
ご家族がまだ気づいていない事もあります
同居されていない息子さんから
誤解で怒りの電話をかけてこられた事もあります
(後日全く違う声色でお礼の電話をいただきました)

以前の投稿で紹介した
西川勝さんの『ためらいの看護』
この本をまた読み返していて
私にも優しい気持ちが少し帰って来た気がします
立ち止まって考える時を持とうと…
哲学をされている方は懐が深いなと思います
何もかも赦すとか底なしに優しいとかではなく
その一つ一つの事象をきちんと自分の中で考察し
納得しようとする
……納得しようとしている訳ではないか…
私にはちょっと難しい
(りなるさんが言語化してくれるかな)

直面している時は無理な事もわかります
高額な器具を発注した後のキャンセルだったり
何時間もかけての施工の後だったりの苦情など
金銭的な実害があったり
散々足を運んで何度も説明したのに
理解されていない上に唐突なキャンセルとか
でも
でも
いろいろな事がわかってからのご家族の方の苦悩
それもわかっているつもりだし

歳を重ねるのは辛い事なのかなって
思ってしまったり




何かを感じていただけたらお願いいたします! いただいたサポートは他の方々のサポートへと繋げたいと思います。