川あそび

やっぱり川の上流は涼しい

まだオシメにミルクの次男も連れて遠出をした

大きなお腹を抱え あまりのしんどさに
ずっとつれなくし続けてしまった長男のために来た

身体のだるさとイライラが止まらなくて
いつもソファでボーッと座ってた私

きっと遊んでもらいたくてたまらない
笑顔で声をかけて欲しくてたまらない長男

じっとピッタリひっついて座り
片手は指しゃぶり
片手は私の小指の爪をピーンピーンとはじいていた

川原ではしゃぐ長男を見て
その頃の事を思い出して胸がキュンとなる

ミルクの時間になり川の水でミルクを冷やす

次男を抱き上げて足を川の水につけてみた
カエルのように足がキュッと縮まる

みんなで大笑いする

冷たい川の水が気持ちを温かくしてくれる

家族が増えた喜びが
川面のようにキラキラ光る