再読の楽しみ
久しぶりに小説を読んでいます
山本周五郎
『さぶ』
『赤ひげ診療譚』
くなんくなんさんの記事の中で
山本周五郎の『さぶ』の書評があり
『虚空遍歴』以外は
細かい事まで覚えていないので
山本周五郎ワールドへまた入ってみています
二十歳前後の頃にはまっていました
書店に並ぶ文庫本は
おそらく全部購入して読みました
山本周五郎の作品に出てくる主人公の
思考のぐるぐるさ加減が歯がゆくて
当時はそれに感情移入して
一緒にぐるぐるしながら夢中で読みました
でも現実に自分自身が
ぐるぐるしなければならない状況になり
同じように思い煩う事になって疲れ果て
山本周五郎を卒業
40年近く経った今再読して気がついたのは
感情移入するところまでいかないという事
面白いし
なるほどって思うし
オススメもします
きっと作品を読んでいる時の
立ち位置が違ってきているのでは?
違った感覚で楽しめています
また新たな楽しみを見つけられました
くなんくなんさん
ありがとうございます
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