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虹の橋をわ、た、る

立秋を迎えて風が変わり
鳴く虫の音も変わってきました
数日前から手荒れが始まりました
日中は変わらず暑いのに確実に秋に向かっている…?

ごん太の脚や背中や顔をマッサージしています
ネットを見て見よう見まねでやっています
歩く時にきちんと曲がっていなかった脚が
少しだけ正しく曲がっているような気がします

ネットで老犬に関わる動画や記事を見ていて
すごく気になってしょうがない事があります
以前にも少し書きましたが〝虹の橋〟の事です
犬や猫に関わる仕事をしている人たちなのに
〝私の愛犬は数年前に虹の橋を渡ってしまって…〟
と言っているのです

ご存知の方も多いと思いますが
〝虹の橋〟の詩は愛犬などを亡くした人の
悲しみを慰めるための詩です
亡くなった犬たちは
天国の手前にある虹の橋の袂へ行き
そこで生前の病などの痛みや苦しみを感じる事なく
他の犬たちと楽しく過ごしている
そして愛する飼い主がこの世で亡くなって
虹の橋の袂にやって来た時に再会し
一緒に虹の橋を渡って天国へ行く……という詩です

原文などは検索して読んでご自身で解釈して下さい
私がこう解釈しているだけかも知れません
そう思うのは本当に多くの愛犬を亡くした人が
〝愛犬が虹の橋を渡って行った〟
と言っているからです
それを読む度にもやもやしてしまいます

それを指摘している記事もあります
その方はきちんと解釈した上で
自身の愛犬は虹の橋を渡って行ってくれてて良いと書いてありました
思う気持ちは人それぞれですから

私は逝ってしまった銀ちゃんやG2たちは
虹の橋の袂で楽しく過ごしていると
思っていたいです
私が彼らにこの世でできた事は
お世話をする事だけでした
他の同種の仲間たちと楽しんでいる姿が見たい
それをこの世の最後の最後の光景として見届けて
あちらへ行きたいですね
一緒に虹の橋を渡ってくれるかどうかは彼ら次第
……そんな風に思っています

愛犬が虹の橋を渡ってしまった…
そう言っている人たちが
あの詩を読んでいると思えないからもやもやします

詩などの文章を読むという事は
書いた人の気持ちを読むという事だと思っています
それを読んでどう解釈し、想うかは人それぞれ
でも読みもしないで上っ面だけを拾うのは
すごく腹立たしい
だから目にすると
〝あぁ、可哀想に、待ってて貰えなかったんだ〟
と思う事にしています


昨夜、娘にこの話を力説しました
返ってきたのは
〝どっちでもいいんじゃない?〟
でした


…………うん、まぁ、そういう事かも知れません

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マボ
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