君がいたから、生きようと思った〜明美のその後〜

 お母さんが亡くなり、その五年後にお父さんも亡くなった。私は、三十五歳となっていた。
 そして、私もベッドの上にいた。こんな運命にした神様を呪う。私はそう思っていた。

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3,403字

本が繋いでくれる物語!この物語を読んだ人が1人でも本を好きになってもらいたいという想いで書きました!そして、家族の大切さ、亡くなってしまっ…

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