大局をつかむということ
これはあまり言及されることがないというか、自己啓発的な本を読んだり、色んな人の言葉を見たり聞いたりしても、それほど繰り返し目にする言葉ではない。
でもこれはエグいぐらい重要で、色んなことが上手くいくかどうかはここにかかっている気がする。
大局をつかむ。
本当に大切にしなければならないことを見極める。そこに力を注ぐ。あとは適当でもよい。
仕事で言うと、これからの仕事につながっていくような作業や思考をする時間を大事にする。この時間を欠かさずとること。「緊急ではないが重要なこと」を意識する。
人間関係で言うと、相手への興味と敬意を持ち、自分にとって大切な存在であることをちゃんと行動で示す。それが出来ればあとは多少フランクに接したり厚かましくお願いしたりしても、むしろ可愛がってもらえることがほとんど。
営業の現場で言うと、合理的に細かく説明を頑張るのではなく、その商品を買うとどのような人生になってゆくかや、自分がどういう想いでこの仕事をしていて何のために販売しているのかが伝わるような姿勢で話す。
この「大局をつかむ」ということが出来ていない、逆になってしまっている人はめちゃくちゃ多いと思うし、自分もそういうときがあると思う。
例えば呑みの席では、目上の方のグラスが空いていないかなど気を配るポイントはしっかり働きながら、話すときはグイグイ質問したり対等に意見したりすればよい。
それなのに必要以上にかしこまってしまって全然喋らず、そのくせ「次飲み物どうされますか」の一言は出ない。みたいな状態。これは真面目になるポイントを間違えてる。
今年の初めあたりの自分が見たら、耳が痛いような内容だと思う。我ながらこれはええこと書いてる。
これから人生はまだ60〜100年くらいあると思ってるので、上手くいかないときに立ち返るべきポイントの1つとして大事にしたい。