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【学生フォーミュラ】先輩たちの想いを乗せて歴代最高順位を目指す、トヨタ名古屋自動車大学校

2024年9月9日(月)から14日(土)まで開催されている学生フォーミュラ。昨年は約15,000名の来場者が訪れました。2024年はAICHI SKY EXPOで開催します。

今回はモビノワ事務局 岩崎の母校でもある、トヨタ名古屋自動車大学校の学生フォーミュラチームを取材してきました。私自身も学生時代はフォーミュラチームの一員として活動しました。


学生フォーミュラとは

学生フォーミュラとは、学生自らがチームを組み、約1年間で小型のレーシングカーを開発・制作し、車両の設計・制作や走行性能、販売を想定したマーケティング企画コスト設計等のものづくりにおける総合力を競う大会のことです。

審査には、車検、静的審査(開発コストや車両のプレゼンテーション、デザインで競う)、動的審査(制作した車両を実際に走行させてタイムなどを競う、イメージはラリーやジムカーナ競技に近い)があり、合計1,000点満点で順位を決定し、トータルで優れたチームが優勝を手にします。

学生フォーミュラは社会に出てからしか得られない体験を学生の時に疑似体験できます。チームで行う車両開発を通して自分の得意分野や興味があることが明確になり、就職先を決めるうえでも自己分析ができる重要な機会になるのです。
単純に車両作りが楽しいという側面も、もちろんあります。(笑)

企業と関わりながら車両を作るというのも特徴の一つです。学生フォーミュラのチームはいわゆるメーカーのような立ち位置です。実際に自動車メーカーに部品を供給しているサプライヤーをはじめとする、モノづくり企業から部品や技術提供を受けて学生チームが車両を制作しています。

アフターマーケットで働く皆さんの企業にも、さまざまな技術や知識が蓄えられていると思います。技術や知識を学生と共有し、一緒に車両を制作するのもさまざまな刺激を受け、新たな発見がある良い機会になるのではないでしょうか。もちろん、学校や生徒とつながることで優秀な人材確保の場としても役立つでしょう。

ぜひ、学生フォーミュラに興味を持っていただけると嬉しいです。

トヨタ名古屋自動車大学校の学生フォーミュラチームにインタビュー

今回はトヨタ名古屋自動車大学校の学生フォーミュラチームで活動する3名の生徒にインタビューしてきました。トヨタ名古屋自動車大学校はサービスエンジニアを育成するトヨタ自動車の直営校です。今回インタビューにご協力いただいたみなさんは、高度自動車科に所属しており、4年間かけて自動車について学び、1級整備士資格の取得を目指しています。

トヨタ名古屋自動車大学校の学生フォーミュラは、卒業研究の一環として行われており、3年生の秋ごろから約1年間活動します。

学生生活最後の1年間をかけた活動の軌跡と、想いのこもった車両をインタビュー形式でご紹介します。

ーみなさん、どういった想いで学生フォーミュラに参加しましたか?

学生フォーミュラに参加すれば、クルマの整備のほかにクルマの開発も学べると思いました。4年間の在学中にできるだけ多く、クルマの知識を身に付けたいと思ったので、「やらないと損」だと思いました。学生フォーミュラの存在が、この学校に入学した理由の1つでもあります。
そして学生フォーミュラに参加したことをきっかけに…


この続きを読みたい方は、ぜひモビノワにてご覧ください。(以下のイラストをクリック!)

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