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【自動車整備工場の4S活動】整理整頓がもたらす生産性向上への効果

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今回はビズピット株式会社のオノケンこと小野健一さんに「整備工場の生産性を上げる4S活動」について詳しく解説いただきました。記事の中では助成金や補助金についても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください!
(モビノワ事務局)


4S活動とは、整理(Seiri)・整頓(Seiton)・清掃(Seiso)・清潔(Seiketsu)を行うことで、安全性や生産性などを向上させる取り組みのことです。

この記事では自動車整備工場に4Sが必要な理由や、4S活動の具体的な方法、さらには設備投資や補助金についても併せてご紹介します。


自動車整備工場での4S活動が必要な5つの理由

4S活動は自動車整備工場の安全性や作業効率、顧客満足度を高めるために非常に有効な手段です。4S活動に取り組むことによる恩恵は大きく、自動車整備工場のレベルを向上させることができます。自動車整備工場に4S活動が必要な理由を詳しく解説します。

①安全性の向上

4Sは整備作業の安全性に直結します。

なぜなら、4Sを怠ると極端に作業しにくくなったり、正しい方法で整備作業ができなくなることがあり、その結果、事故が起こる可能性が高まるからです。

自動車整備作業の安全は、正しい方法と適切な環境下で行うことによって、はじめて担保されます。

例えば、オイルで滑りやすい床や、足場の悪い場所などでマフラーの交換作業を行えば、転倒する危険が高まります。
極端に狭い場所でエンジンの脱着作業を行えば、壁際に置いてあるものに腰をぶつけて大けがをすることがあるかもしれません。
他にも、高く積み上げられているものや崩れそうな乱雑な積み方、車や人が通る通路エリアへの部品放置など、4Sの不徹底は重大な事故の原因になることがあります。

4Sと安全性が密接に関係していることは、多くの研究や過去の災害事例からも明らかで、4Sを徹底することで、作業の安全性が向上することは疑う余地がありません。

②生産性の向上

4S活動は自動車整備工場の生産性向上に大きく影響します。

なぜなら、4Sを怠ることで工場が煩雑になり、必要な工具や部品を探すのに時間がかかってしまうからです。

自動車整備作業では多くの機器工具を使用するため、必要なものをすぐに取り出せる環境を整えておくことが、生産性を上げるためには非常に重要です。

例えば、レンチ類やソケットといった工具は種類ごとに分類し、サイズ順に並べておくことで、すぐに必要なものを取り出すことができます。

③品質の安定

4S活動に取り組むことで、自動車整備の品質を安定させることができます。

なぜなら、4S活動を行うことで作業効率が上がり…


この続きを読みたい方は、ぜひモビノワにてご覧ください。(以下のイラストをクリック!)

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