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聴くと、聴かれる

note投稿100日チャレンジ、68日目。

YeLLという会社にジョインした。
この会社は社外人材によるオンライン1on1サービスを提供していて、
「聴く」をビジネスにしている。

私は聴き役のサポーターとして、7月から副業で参加をさせていただくことになった。

聴き合う連鎖をつくり、組織や社会で聴き合う関係をつくっていくことがYeLLの目指している世界だ。

YeLLに興味を持ったのは、取締役の篠田さんがゲストで出演したコテンラジオを聞いたのがきっかけだった。

この回で聴く力の奥深さを知り、対話スキルを上げたいと思って、すぐにサポーターの申込みをしたのだ。


いまは「聴くこと」の研修を受けているような段階で、実践での活動はこれから。

同期にジョインしたメンバーの1on1セッションで、定期的に話を聴いたり、
話を聴かれる経験から、いろいろと気づきがあったので、書き残しておこうと思う。
なお、話した内容は守秘義務があるため、対話を通しての私の気づきで留めておく。


・相手に興味を持つことから
初めてしっかりとお話しをすると、やはり緊張する。
その緊張感はどこから来ているのかというと、私の場合は相手がどんな人か分からないという不安から来ているようだ。

そこでゆっくりと丁寧に相手を知っていくことが大切になってくる。
話の中で共通の趣味や、面白がれる部分を探していく。
また、共通の部分だけに共感するのではなく、私の知らないことや、相手が普段見ている景色を想像することで、少しだけ相手と近づけたと感じることができる。
ゼロベースのコミュニケーションは、まずはこうした接点をつくることから始まることだったと再認識した。


・言葉にする時間を待つ
1on1のセッションは、声だけの通話スタイルだ。
最近は特にZOOM慣れをしていて、相手の表情が見えるオンラインのコミュニケーションが多かった。さまざまな非言語情報を拾い、心地良いコミュニケーションを心掛けていたのだけど、通話スタイルでは気にすることがいろいろある。
また、私は普段電話をしない。声に限ったコミュニケーションは慣れていない事も気づいた。

質問したことを答えるとき、言葉にするまで少し時間がほしいときがある。
聴き役として、そうした思考した言葉が出るまで待つことは、大きな意味を持つような気がしている。
声だけのコミュニケーションだと、私がつい不安になって、その「間」を埋めたくなったり、話しかけて質問をしようとする気持ちがはたらいていた。
そこは相手の考えが言葉になるまでじっくりと待つ。聴くという覚悟とその姿勢を保ち続けることも必要なのかもしれない。


・聴くことが喜びになった時
話を聴いたことで、相手がとても喜んでくれたり、気づきがあったと感想を言ってくれる時がある。
また、話している雰囲気が心地良いと感じたり、リズムが生まれて高揚感がある時、とても充実した時間だと思える。
儀礼的な作法としての「聴く」ではなく、私の心が動いていることを実感したい。それは、相づちであったり、声のトーンや口調であったり、問いの内容で伝わるものだと思う。これらがうまく作用していくことで、お互いの中で調和が生まれて、聴くことが喜びになることがある。


・解釈をしないで聴く
これが最も意識をしていることだ。
自分の中でインプットバイアスがかかって聞いていることがある。(YeLLでは「聴く」と「聞く」の定義を明確に分けている)
相手が発した言葉や考えに、私の判断を介入させないで、相手視点で話を聴くwithout judgmentの聴き方が理想だ。
しかし、この境地まで行くにはしばらく練習が必要そうだ。


【今日の #まートレ
早起きまートレ
股関節まわり、胸郭ローラーストレッチ、
太陽礼拝2セット
ピンチャマユラーサナ1分


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