
お金がなくて、勉強に困っている人がいたら。
いま、私はデザインの勉強をしています。
学び始めの段階でも思いますが、
インプットの量と質がとても大切ですよね。
どの分野に進んだとしても
インプットの量と質は欠かせないと思います。
ただ、これって
ものすごい時間もお金もかかります。
私は学生時代から
本当にお金には恵まれなかった人生だったので
なるべく費用のかからない方法を
模索する癖があります。
(学費0円にしたり、給付型の奨学金など
最大限に活用した話ももし需要があればお話しします)
これから書くことは
「当たり前」と言われる内容かもしれませんが
私が今勉強している時に
気をつけている工夫を記録しておきます。
勉強がしたいけどお金がなくて困っている、
なんて人がいれば
少しでも参考になればと思います。
情報のインプット方法
今はインターネットでも
多くのことを学ぶことができるようになりました。
何かで聞いたことがあるのですが、
今の私たちがインターネットを通して
5分間で知ることができる情報量は、
織田信長が彼の人生全てを使って
知ることができる情報量とほとんど変わらないとか。
天下を治めた人物よりも
多くのことを今は知ることができるって
素晴らしい時代だなと思います。
一方でその量の多さゆえに、
質が良い情報も悪い情報も溢れています。
そういった情報の波にのまれて
わけがわからなくなる瞬間を
みなさん経験したことが
あるのではないでしょうか。
そこで私は、
インターネットで検索する時間は
項目毎に20分まで。
それでまとまりがつかなかったら、
本から情報を集める
という流れをとっています。
本はネットの内容に比べ、
多くの関係者の方が関わって
出版されたものが多いです。
変な構成は少ないですし、
情報の質もある程度
担保されていると思います。
なので私は本を手に取ることが多いです。
どういう流れで本を手にするのか
まずは書店に行き、
関心のある分野の本のタイトルを見ます。
数冊パラっとめくってみて
もっと読んでみたいなと思ったら、
その本のタイトルをメモしておきます。
(何十冊かに1冊は、今読みたすぎて買うこともあります)
次は最寄りの図書館の蔵書検索をして
メモしておいたタイトルを打ち込み、
図書館で借りられるのか調べます。
もしそこでヒットしたら予約しておきます。
図書館で本を借りて
ひたすら読んでいきます。
その時の意識としては、次にまとめた
情報のアウトプット方法に記載しておきました。
本の内容はスキャンする
後からまた読みたいな、
参考にしたい時が来そうだな
と思ったら、スキャンして残しておきます。
本のスキャンは、
自分の学習用に誰にも公開していなかったら
法律的にも大丈夫です。
あとは図書館独自のルールとか
あるかもしれないのでそれに従うと良いと思います。
方法としては自宅で、俯瞰撮影をしています。
使用しているアプリは
「adobe scan」です。
無料で使用できますし、
自動でページを認識して
撮影をしてくれるのが便利です。
俯瞰撮影のための機材としては
iPhoneと俯瞰撮影用のスタンドを使用しています。
これで、いつでもクラウド上で確認できます。
本をずっと保管することはしない
特に気に入った本なら
手元に置いていても良いとは思いますが、
本を保管するにも
見えない費用が発生しています。
家賃の中には
本棚のエリアや押入れなど
収納に使っている部分も含まれています。
なので、
購入した本もスキャンを残しておいて、
フリマアプリで販売することが多いです。
1年間で100冊以上は基本的に読んでるので、
ガンガン家から出していかないと!
という意識で過ごしています。
情報のアウトプット方法
私は小さい時から
学校で学んだこと、本で読んだことを
お母さんに話すという癖がありました。
言葉で伝えるだけではなく、
窓にハァと息をかけて
そこにイラスト描いたり(笑)
ホワイトボードに描いたり。
その癖から知識のアウトプット方法を
定着させましたので記録しておきます。
いつか教えるつもりで学ぶ
勉強する時は、
これをいつか誰かに教える時が来る
という意識で学びます。
例えばメモするにしても、
マニュアルのように記録しておきます。
動画で作業手順を作ってみたり、
資料を作ってみたりして、
自分の頭が知識を整理できるのかを試します。
文字をコピーするのではなく、
本などは閉じて、
記憶から呼び起こしたり、
自分の言葉で書くことを意識しています。
その点、noteとの相性はとても良いことを最近知りました。
誰かに教える意識を持つと、
どういった言葉使いで書こうとか、
どう見出しをつけたら良いのかとか
考えながら今得たばかりの知識を使っていきます。
この作業がとても記憶にいいのだろうと思っています。
できるだけ
いろんな人に自分がまとめた内容を
見てもらえるような場面をつくります。
会社の後輩に指導する時に使ったり、
SNSにアップしたり。
本当に気軽にアウトプットしていきます。
最後に
こういった内容で書いてみましたが、中には
「本を借りて読むなんて書いた人に失礼ではないか」
「本屋さんが潰れる」
なんて心配をされる方もいらっしゃると思います。
私自身も
フッとそういう気持ちになることもあります。
そんな時に自分に言い聞かせていること。
図書館など公共施設の利用は
税金を納めている国民が使用できる施設です。
きちんと活用していきましょう。
お金がなくても、
人生を棒に振った気持ちで過ごすのは
なんだかもったいないです。
文化的な人生を送るために、
自分の人生を動かしていきましょう。