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「正しさ」と「正しさ」で戦ってはいけない
相手と話をする時、ついヒートアップして言い合いになったことはありませんか?
「本当になにも分かってない!」
「あなたは間違っている!」
などと、言ったり言われたりしたことがあるかもしれません。
特に家族や親子、夫婦などの近しい関係の相手との場合、つい私たちは「相手の考えを変えよう」としてしまいます。
今回は「建設的な(前向きな)話し合いのしかた」について、心理学講師である私がお話していきます。
3分で読めます☆
正論をぶつける
こんにちは。
NLPプラクティショナー、LAB®プロファイルプラクティショナー、アドラー心理学勇気づけ講師のまあこです。
(例)
娘:「お母さん、私、大学には行きたくないと思っているんだ」
母:「どうして?あなたの成績なら頑張れば有名大学も夢じゃないのに」
娘:「私、アイドルになって歌を歌いたいの。だからその勉強をしたい」
母:「えぇ?アイドルなんて一握りの人しかなれないのよ。食べていけるかどうかも分からないのに」
「あなたは学力もあるんだから、まず大学に行ってしっかり勉強しておくのが正しい選択だと思うわ」
このような会話って、結構見たことありますよね(^^;
建設的な話し合いとは
建設的に相手と話し合いをしたいのであれば、次の2つを守りましょう。
①正論をぶつけない
②相手の問題に踏み込まない
〈①正論をぶつけない〉
「私の意見は正しい」とお互いに自分の正論をぶつけ合っても、権力争いがどんどん激しくなるばかりで、決して解決することはありません。
まるでどこかの国と国同士の争いのように、最後は武力行使にまで発展しかねないのです。
〈②相手の問題に踏み込まない〉
上の会話の例のように、母親が娘の問題に介入しすぎると「この子の考えは間違っている。どうにか改めなくては」と相手を押さえつけて従わせようとします。
将来自分がどのように生きるか?というのは、本来は娘の問題ですよね。
もしかしたら、結果的に娘は言うことを聞くかもしれません。
でも、それは本当の意味での理解ではなく、自分の気持ちを押し込めただけの見せかけの和解に過ぎません。
無理やり相手の気持ちを押さえつけると、後々何年も後に、関係性が崩れてしまう可能性があります。
意見の違いを認めよう
①正論をぶつけない
②相手の問題に踏み込まない
という方法は、つまり
「自分と相手の意見は違うということを認める」
ということです。
そのために、正論ではなく、自分の気持ちを話すようにしましょう。
「お母さんは、あなたがちゃんと食べていけるのか心配に思っているの」
と伝えてあげて、相手の意見も聞いてあげてほしいのです。
娘:「私は、安定した仕事に就くことよりも、自分がどこまで挑戦できるか試してみたいの」
そんな風にお互いの気持ちを話し合いながら、お互いにとって真ん中となる丁度良い着地を決め、2人が納得できる答えを探すことが理想的ですね(^^)
多くの問題は、土足で相手の問題に介入することによって起こると思います。
自分と相手は違う。
相手の意見を尊重してあげる所から始めてみませんか(*^^*)
今回はこの辺で。
ここで出会えたことに感謝します。
コミュニケーションの基本について、こちらの記事で解説しています。ぜひ参考にしてください✩↓↓
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