【ダメ出ししない!】相手の可能性を引き出すコミュニケーションとは
ついつい相手のダメな所が目についてしまう、ということはありませんか?
また服を脱ぎ散らかしている、何度も遅刻してくる、忘れ物が多い、だらしない・・・など、もう少し自立してほしいな、と思う相手に対してどのように声をかけてあげればよいでしょうか。
この記事では、相手の可能性を引き出すコミュニケーションについてお話します。
ポイントはダメ出ししないこと。
一緒に考えてみてください(*^^*)
3分で読めます☆
ダメ出ししない方がいい理由
こんにちは。
NLPプラクティショナー、LAB®プロファイルプラクティショナー、アドラー心理学勇気づけ講師のまあこです(^^)
ダメ出しとは
相手の不適切な行動(できていない所、ダメな所)に対して注目する指導法のこと
実は、
ダメ出しすればするほど、相手のダメな所が増えていくと言われています。
私の体験を元に説明してみます。
私は昔、娘が学校から帰った時、ランドセルをソファーの上にドサッと置いたまま遊び始めるのが嫌で
「先にランドセルを片付けてから遊んで!」
と口うるさく言っていました。
それでも娘は、次の日もまたソファーにドサッと置いたまま。
「もう!また、置きっぱなし!!」
私はイライラして何度も娘を怒ったり、片付けるまで遊んじゃダメ!と罰を与えたりしました。
それでもなかなか改善せず。
娘のダメな行動ばかり目につき、イライラが止まりませんでした。おもちゃを出しっぱなしにしていると、再びイライラが蘇ってきて、また怒る。
ちゃんと片付けてほしいのに、なんで何回言ってもできないの!?とずっとイライラしていました。
ヨイ出しのコミュニケーション
そんな時、心理学で「ヨイ出し」というコミュニケーションについて学んだのです。
【ヨイ出し】相手の適切な行動(できている所、よい所)に注目する指導法のこと
ヨイ出しという方法を知ってから、私は今までの娘に対する接し方を変えてみることにしました。
よい行動に注目しよう
娘が、たまに、たまにですが、ちゃんとランドセルを片付けてくれる日があったのです。
その時にすかさず
「今日はランドセルをちゃんと片付けてくれたんだね。ありがとう。お母ちゃん嬉しいな」
としっかりと目を見て伝えました。
娘も「うん!」と喜んでいたようでした。
その後も、娘ができていない時は何も言わず、ちゃんとできた時に
「できたね!ありがとう」
と伝えるようにしたのです。
ヨイ出しの効果
今では、娘はランドセルを置きっぱなしにすることはなくなりました。
よい行動(適切な行動)に注目した結果、よい行動が増えていったのです。
私が感じたヨイ出しの効果は、とにかく
言う側も言われる側も気持ちがいい
ということです。
ダメ出しを繰り返していると、なんども自分のダメな所ばかり指摘された方はどう感じるでしょうか?
・私はダメな人間だ
・どうせ私なんて
もしかしたら、すっかりやる気をなくしてしまい反対に反抗的な態度を取る可能性もあります。
相手の適切な行動に注目し、不適切な行動には注目しない
このコミュニケーションは、私のイライラを救ってくれました。
職場でも、メンバーのよい所を見るようにし、よい所はどんどん「いいね!」と伝えていきました。
叱る→罰を与える
から、
認める→感謝を伝える
コミュニケーションへ。
(あ、もちろん本当にダメなこと、例えば誰かを傷つけることや身の危険につながることなど、人としてダメな行動についてはヨイ出しではなくちゃんと伝えましょう。)
ヨイ出し、意識してみてください(o^^o)
本当にコミュニケーションが楽になりますよ♪
今回はこの辺で。
ここで出会えたことに感謝します。
コミュニケーションの基本についても、こちらの記事で書いています。ぜひ参考にしてください☆
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