【人の話を聞くのが苦手な人でも大丈夫!】聴き方のコツ
「この前ね、部長に急に呼び止められてさ・・・」
「え~!あの部長マジで苦手!私もこの間部長にさ~」
・・・・
なんて、相手の話を取ってしまっていませんか?
「人の話を聞くのが苦手」な人は、言い方を変えると「自分にしか関心がない人」とも言えるかもしれません。
今回は「信頼を得る聴き方のコツ」について、分かりやすく、すぐに始められるものをご紹介していきます。
共感と傾聴
こんにちは。
NLPプラクティショナー、LAB®プロファイルプラクティショナー、アドラー心理学勇気づけ講師のまあこです。
さて、人の話を聞くのが苦手な人へ覚えて頂きたいことがあります。
信頼を得るためには「共感と傾聴」が大切です。
①共感とは、相手の関心に関心を持つことです。
②傾聴とは、耳を傾けて熱心に聴くこと。
それぞれについて解説していきますね。
①共感
まず共感についてですが、
冒頭で「人の話を聞くのが苦手」な人は、「自分にしか関心がない人」とも言えるかもしれない、とお話しましたよね。
聴く時に大切なのは、相手を主役としてコミュニケーションを取ることです。
良くない例として
・相手の話を横取りする
・相手の意見を否定する
・最後まで聴こうとせず「それで?」「つまり何が言いたいの?」と結論を急かす
・すぐにアドバイスする
などがありますが、聴き上手になるためにはまず
自分が話したい!と思う誘惑に勝つこと
ここが最初のステップになります。
そして相手と向き合うのではなく、横に並んで相手の見ているものを同じように見てみる努力が必要です。
②傾聴
ここまではOKですか?
続いて傾聴のコツについてお話していきます。
あなたが職場の上司に
「ちょっとご相談があるのですが・・・」
とデスクに行った時、
「うん、何?」
とパソコンを触りながら話を聞かれたらどう感じますか?
キーボードをカタカタ打ちながら「へ~」「そうなんだ」と画面から目を離さず相づちを打たれたら?
私の話を聴く気がないんだな・・・
と、そう感じてしまいませんか?
相手の話を聴くためには、ただ話を聞くだけではなく「聴く姿勢」が大切です。
・「うん、うん」と頷いたり「そうなんだね」と相づちを打つ
・相手の表情に合わせたリアクションを取る
・だらしない姿勢で聞かず、きちんと背筋を伸ばして体を相手に向ける
・質問を投げかけたり、共感を示して、相手の話を最後まで聴く
簡単だと言ったのに難しいじゃないか!と思われたあなた、
いきなりこれら全部をこなすのは確かに難しいかもしれません。
なので、まずは
顔と身体を相手の方に向ける
話を最後まで聴ききる
この2つだけでもやってみてください。
相手はきっと「ちゃんと聴こうとしてくれている」と感じてくれると思います。
バックトラッキング
最後に一つ、傾聴のテクニックもお伝えしておきます。
【バックトラッキング】(NLP心理学)
分かりやすく言うと「オウム返し」のこと。
相手の言葉をくり返して言うこと。
バックトラッキングには3種類あります。
①相手の話した「事実」を反復する
「昨日遊園地に行ったんだ」
→「へ~、昨日遊園地に行ったんだね」
②相手の話した「感情」を反復する
「友達に~と言われてとても悲しかったの」
→「そうなんだ・・・、それは悲しいね」
③相手の話を要約し、確認する
「この前遊園地に行ってたくさんアトラクションに乗ったんだけど、若い頃は大丈夫だったのに、ジェットコースターはもう怖くて乗れなくなっちゃったの。グルグル回るのもきつかったなー。ショック~」
→「そうなんだ、遊園地で絶叫系の乗り物は怖くて乗れなくなったんだね。それはショックだね」
相手の話を的確にオウム返し(バックトラッキング)出来ると、相手は自分のことをよく理解してもらえていると感じます。
安心感や信頼感を生みやすいので、簡単ですし、ぜひ試してみてください。
いかがでしたか?
「聴き方」ひとつ取っても意外と奥が深いですよね。
共感と傾聴の力をつけられると、話すのが苦手な方でも信頼を得やすく、影響力を与えることが可能です。
自分は聞くのがヘタだ・・・と思わず、ぜひ試してみてくださいね。
今回はこの辺で。
ここで出会えたことに感謝します。
共感するの苦手、と言う方はこちらの記事でも共感について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
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