子供に怒ってしまったとき、意識してやっていること
専門家でもなんでもない、小学4年生の息子がいる普通の母ちゃんのつぶやきです。
今日は、子育てで避けられない感情、「イライラ」や「怒り」について、わたしなりの考えをお話ししたいと思います。
以前、友達との会話でこんな話題が出てきました。
その友達は、子どもに対してイライラしてしまうことを悩んでいたんですよね。
イライラの原因、わかりますか?
友達がイライラした状況はこんなシチュエーションでした。
子供が学校から帰宅して、ず〜っとソファでゴロゴロしている
宿題や勉強を全然しない
聞いていて、「ああ、イラッとするのもわかるなぁ」と思いました。
みなさんも、似たような経験ありませんか?
“あるある”な状況だと思います。
わたしも、息子に対してイライラしたり怒ってしまうこともたまにあります。
ただその時に意識していることがあるんです。
怒りは「二次感情」
怒りって、実は二次感情なんです。
どういうことかというと...
まず「一次感情」がある
例:心配、不安、寂しさそれが「怒り」という形で表れる
つまり、本当は怒りたくて怒っているわけではないんですよね。
そりゃそうですよね。
「怒りたい」「よし、今日は気合い入れて怒るぞ〜!」なんて思うことないですから。笑
本当の気持ちを伝える大切さ
そこでわたしは友達に
「〇〇(友達)はなんで怒ってしまうんやろ?」と聞いてみました。
すると友達は「〇〇(息子さん)のことが心配やねん」とポロッと答えてくれました。
でました。「心配」
怒るのは二次感情、心配が一次感情。
ただここで気になったのは、
「〇〇くんは、お母さんが心配しているって知ってるん?」
とわたしが聞いた時の
「いや、知らんと思う」という友達の返答。
なるほど。問題はここだと思いました。
単に怒るだけだと、「お母さんが怒っている」という事実だけが伝わってしまうんです。
怒りたいわけじゃなくて心配しているのに、相手に「怒り」だけが伝わってしまうなんて悲しいですよね。
わたしの場合は?
例えばわたしも息子に対してこんなシチュエーションでイライラしてしまったとします。
息子(小4)が宿題をそっちのけでず〜っとyoutubeを観たりやゲームで遊んでいる。
するとやっぱり気になるし、心配で「宿題やったん?」と口を出してしまうことがあります。
そんな時は…
イライラが少し落ち着いた時に理由を説明する
例:「お母さんが宿題やった?って何度も言うのは、〇〇があとあと大変になるのが心配だから」息子の意見を聞く
例:「どうして宿題をすぐにしたくないの?」と理由を聞いてみる。一緒に解決策を考える
例:「じゃあ、帰ってきてすぐは30分だけ休憩して、その後宿題をする時間にしようか。」
※この時は出来るだけ息子本人に解決策を出してもらうようにしている
こういった流れで話を聞くと、息子は「そうだったんだ。わかった、やってみる」と言ってくれるんですよね。
解決策は本人が決めたというのもポイントです。
子供はなかなかイライラを「察する」ことは出来ません。
大人でも出来ないから当たり前ですよね。
しっかり理由を伝えることが大切です。
自分の状態も意識しよう
もう一つ大切なのは、自分自身の状態を意識することです。
例えば、こんな経験はありませんか?
疲れている時や嫌なことがあった時に、普段より厳しく怒ってしまう
後から「あれ? わたし、自分の調子が悪いから怒っちゃったのかも」と反省する
大切なのは謝ること
そんな時は、素直に謝るようにしています。
「お母さん、こういう理由でちょっと言い方きつくなっちゃった。ごめんね」と。
そうすると息子も、「そうやったんや。大丈夫?」と逆に心配してくれる事だってあります。
子どもとはいえ、一人の人間として尊重することが大切だと思うんです。
まとめ
怒りの裏にある本当の気持ちを伝える
心配や不安など、一次感情を説明する自分の状態を意識する
疲れているときなど、普段より厳しくなっていないか自問自答する間違いには素直に謝る
子どもとの信頼関係を大切に
我が子は小学四年生の息子ですが、もちろんお子さんの年齢によって対応は変わってくると思います。
わたしもいつもここに書いたように上手くいくわけでは決してありませんが、意識しておくだけでも変わってくると思うんです。
参考にしていただけると嬉しいです。
Voicyでは、暮らしだけでなく、
気持ちもス〜ッと整って気分が明るくなれる放送を配信中です!
無料の通常放送ではたくさんの人に届けたい話をしています。
月額800円のサブスクのプレミアム放送では
現在進行形の仕事や発信の裏側、ぐっと距離の近い本音放送。
家族や仕事の悩みなどの赤裸々トークをお届け。
ぜひ聴いてみてください♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?