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人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

久々に100%納得いくと感じた本でした。
作者のふろむださんは匿名で書いていますが、「実名で書くと関係性がウソを書く」というのはそのとおりだと思う。誰も見ていないとは言え、これも実名で書いているので、どうしても何かに忖度しちゃいますからね。
ちょっと、「勘違いさせる力」=「錯覚資産」というのは本書を読まないとわかりにくいけれど、私も実力があるわけでもないのに、毎年、全国色々なところに呼ばれて講演もしているし、色々な人に運がいいと言われるし、本書による「錯覚資産」で仕事をしている部分もあるので、それなりに上手く活用している方じゃないかなと思ってしまいます(笑)ただ、そうは言っても、そんな風に思っているのは自分だけであるかもしれないので、まだまだ「サイコロを振って」資産を増やす努力をしなければならないことを再認識できますね。
今、実力を正しく評価されないと思っている人も、もし現在上手くいっていると思っている人にも心打たれる本だと思います。もちろん、自分のものの見方について、再確認もできます。
自分の傾向として「行動心理学」の本を読むのが好きだったりしたのですが、「ハロー効果」や「感情ヒューリスティック」などの、多くの事例を出して、本当にわかりやすく説明してくれるのもありがたいです。
あまり本を読まない人も読みやすくて、「俺の方が実力があるのになんであんな奴が評価されているんだと思う若者」に超おすすめの本です。
もっと、内容を書いた方がいいのかな。。。

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