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透明水彩の簡易色見本のつくり方
X(旧Twitter)でこの画像を公開した際に意外に反応がありました。
そこで、この記事では、私なりの簡易色見本作成方法や使用したツールについてまとめてみようと思います。
これにより、いつでも簡易色見本作りのプロセスや道具について説明できるようになります。
実際には聞かれたことはありませんが、どうすればこの簡易色見本ができるのか自分なりに作るヒントが見つかるかもしれません。
🎨はじめに
この記事は、小型パレット向けの簡易色見本作成の過程です。色見本を可愛くして楽しく水彩を続けたいと思うハーフパン使用者の方々向けに作成しました。
🎨手順(1)
分離色は分離、その他の色はグラデーションを小さい色見本の中に込めたい
![](https://assets.st-note.com/img/1699839169865-EEjgvXKFL5.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1699839208301-g9uCZMhP2B.jpg?width=1200)
🖌マルマンスケブに絵の具を塗る理由
まず🔰にも分離色を分離させやすい紙だというのと簡易色見本用としてのマルマンスケブの薄さコスパの良さです。
ただ表面は水彩紙と違って弱いので何度も塗るよりは先に何ヶ所か水を塗り絵の具を濃いめに取って置いて水で広げるなどしてお好みのグラデーションを作り出して見てください。
🎨手順(2)
(1)が乾いたら→裏に両面テープを貼る
マルマンスケブは水分多めに塗ると乾いた時に凸凹になると思うんですがそれを平たくするのに有用なのが両面テープです。
両面テープを裏に隙間なく並べて貼り付けてください。はがす時に楽なので幅はナイスタックの15mmがオススメです。(写真は10mmです)100均の両面テープでも構いませんが作業がしやすいのはナイスタックです…
🎨手順(3)
クラフトパンチで気に入った場所を打ち抜きます
![](https://assets.st-note.com/img/1699845878774-1j70Wk5h7q.jpg?width=1200)
何ヶ所か抜いて候補をしぼると良いです。
私の簡易色見本は元々星型だけで作っていたのですが最近は単一顔料は星🌟複数顔料は葉🌿ホワイト入りはキャンディ🍬にしたら顔料構成がひと目でわかる様になったうえに可愛いくて自分でも気に入ってます。
クラフトパンチは100均の物だと両面テープごと打ち抜けなかったりするので私はDECOPのを使っています。
🎨手順(4)
並べて貼る
台紙は文字が書きやすくて薄すぎないものが合っています。(↓はダイソーのカリグラフィー紙です)
![](https://assets.st-note.com/img/1699861576798-RVWdJ4fuKJ.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1699858791497-4XTAiQDrq8.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1699861807762-SBq5f54xPE.jpg?width=1200)
裏に磁石を貼って缶に戻して完成です👾
![](https://assets.st-note.com/img/1699864527957-PQvS7X0EBI.jpg?width=1200)
これはまだフタに固定していません
(台紙はVifart)
![](https://assets.st-note.com/img/1699864528377-wJiq2wWOE2.jpg?width=1200)
👨🔧道具について まとめ(おすすめ)
マルマンスケブ(天のりタイプ)
両面テープ(ナイスタック)
クラフトパンチ(DECOP)
台紙(100均カリグラフィー用紙など)
先の細いピンセット(100均)
フリクションペン