「腹をくくる」ときに気をつけるべきこと

時折、本noteにも書いていますが、特に男性は結局、

「自分の人生は自分でなんとかするしかない」

と僕は思っています。

ジェンダー論を語る上で、この考え方は些か古いのかもしれませんが、世の中を見渡すと、女性はやはり、男性より救済されやすいと感じる点はあります。
女性が全員、救済されるということではなく、救いの手を差し伸べられる割合が、男性より高いということです。

そして僕は、別に「それでいい」と思っています。

今回書きたいのは、そのような世の中に対する不満ではありません。
人は、特に男性は、向上を目指す場合は、

「腹をくくる」

必要があることで、でも、その際は“ひとつ”だけ、気をつけないといけないことがあるということです。

その気をつけなければいけないこととは……




「気合いを入れてはいけない」

ということです。

何か覚悟をしたとき、一般的にはそれに伴ってモチベーションを高めようとしたり、やる気を出そうとしたりするかもしれません。

でも僕は、これをやると、その覚悟した物事に対して失敗する危険性が高まってしまうと思うんですよね。

それは、

「モチベーションややる気は持続時間が短いから」

です。

気合いを入れても、その気合いが一年中保つなんてことはまずあり得ない。
早ければ数時間で気合いなんて消えてしまうし、むしろエネルギー消費が大きかった分、反動も大きくて、腹をくくって向かい合うことを決めたはずの物事に対して、嫌な気分が増してしまう。

では、どうすればいいか?

というと、僕は、こうすればいいと思っています。




「気合いを入れるのではなく、開き直る」

しょうがないな、面倒くさいな。
でもやるしかないならやるか、本当に面倒くさいけど。

このくらいの、言ってしまえば消極的なテンションで臨む。
それ以外に方法がないからやるしかないというような感覚。

分かるかな? このニュアンス。

同じ「腹をくくる」でも、その括り方を変えるんです。
仕事って、やる気があってもなくてもやらなければいけないないじゃないですか。

物事でも人でも、何かに本気で向き合うときは、やる気やモチベーションに頼らず、義務のような感覚で取り組むと上手くいきやすいと思うんです。
変に理想を抱くこともないし、やり過ぎて疲弊したりする危険性も下げられるし。

それに仕事同然の感覚で取り組むと、自然と戦略を立てたりするようにもなります。
これも、物事を成功に導きやすくしてくれると思います。

「覚悟」とか「腹をくくる」といった言葉や行動に、過剰な気持ちを乗せる必要はない。

またしても抽象的な内容の記事になってしまいましたが、賛同してくれる方がいればとても嬉しく思います。





読んで頂き誠に有り難う御座います! 虐げられ、孤独に苦しむ皆様が少しでも救われればと思い、物語にその想いを込めております。よければ皆様の媒体でご紹介ください。