本を買いまくってしまう
ご存知の方はご存知なのですが、僕は、自分でも言うのは烏滸がましいところはあるものの、結構な読書好きです。
速読とかはせず、小説はもっぱら純文学で、実用書も比較的難しめで分厚いものを読む関係上、月に十冊も二十冊も読めるわけではなく、月に三冊、多くても五冊程度ですが、自宅だけでなく電車での移動中は必ず読書をしています。
読書家にとっての強い味方が「BOOK OFF」。
いま住んでいる町にもBOOK OFFがあって、散歩に行くときによく立ち寄るのですが、「今日は買うのをやめよう」と思ってもついつい毎回、買ってしまうんですよね。
他にも通っている店舗はあって、今日も寄る機会があったのですが、店を出たときには気づいたら5冊、ビニール袋に入っていました。
そんなこともあり、家の蔵書数がどんどん増えていっています。
読めてもいない、いわゆる「積読(つんどく)」の数が、もう何十冊あるだろう。
幸い僕の部屋は、備え付けの収納が多いので本棚を買わずに済んでいます。
ただ、この状態を維持するために定期的に本を捨てて、整理してもいます。
それも徐々に追いつかなくなりそう。
たくさん本を買ってみて、本以外にも言える、気づいたことが一点、あります。
今日は失敗談。
それは……
「選択肢が多いと逆に何も決められない」
ということ。
これは東京に住んでみて思ったことでもあるのですが、美容で例えるとわかりやすいかも。
例えば東京は、医療脱毛のクリニックとか審美歯科とか、無数にあります。
どれも一長一短で、その無数の中からどれを選んでもいいわけだから、結局迷ってしまうんですよね。
服を買うお店もたっくさんありますよね。
僕もこれまでに何度も迷ってきました。
家に本が多いと、一冊読み終わったときにどれを読もうか迷ってしまうことがある。
お店に行っても、広いお店だとたくさん本が並んでいるので、どれを買うか悩んで時間がかかってしまうことがあります。今日もそうでした。
若いときはそれでもいいと思うのですが、ある程度の年齢以上、30代後半くらいからは意図的に、選択肢を減らしていくのも必要かなと思います。
シンプルに生きることができるし、悩むという余計な時間を減らせる。
事前のリサーチも必須ですが、何か多くの選択肢から選ぶ際は、それが場所だったら、なるべく電車で20分以内で行けるところから選ぶとか、自分の場合はある程度、ルール化しています。
服も同じ店から買うようにして、一着買ったら一着捨てる。
そもそもほとんど服を持たないようにしています。
次は読書の選択肢を減らせるよう、一度読んだ本は勇気出して手放す決意をしました。
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![田中雅(みやび)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133075050/profile_72b53b4581715f1110ff1ea910ca7a4d.jpg?width=600&crop=1:1,smart)