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マッサージ師に居眠りされた日には自分の存在意義すら考えちゃう

いつも行っているお気に入りのマッサージ屋に行ったときのこと。

何度か担当してもらったことのあるマッサージ師のおばさまにマッサージをしてもらい、気持ちいいなぁ~とウトウト寝そうになっている時に、その出来事は起きる。

「スー、zzZ」という寝息が聞こえてきて、
ん~?なんかマッサージの力も弱くなってきてるよな、まさか、、
と思いつつ、うっすら目を開けると施術してくれているおばさまが、
こっくりこっくりと舟を漕ぎながら居眠りをしているではないかぁあ!

完全に手が止まれば、
「お疲れですか~?寝てましたよね~?
(気まずくならない精一杯の明るい声)」

って、声を掛けようかなとも思ったけど、
時々、持ち直してマッサージを再開するし、
「いえ寝てませんけど」って強気に出られたらどうしようかと思って
小心者な私は何も言えず。

しかし居眠りに気付いた瞬間から、
また寝られるのではないかと、気になり神経が逆立って余計に疲れた。

最後にヘッドマッサージをしながら、
「側頭部カッチカチですねー。何か最近考え事ばっかりしてたんじゃないですかー」

とご陽気に言われたときには、

(いや。あんたのことずっと考えてたからちゃうかな)って心の声でお返事しといたけど。

超ポジティブ変換すると、
マッサージ師さんが居眠りしちゃうくらい安心感を与える女なのね、私。


まぁそんな思考になるはずもなく、
マッサージ師さんも人間やし疲れてたんやろうけど、
お金も支払わせてもろて癒しを求めて来てるお客さんなので
ちゃんと仕事はしてね。って言いたいのと。

居眠りかませちゃうくらい 存在感?威厳?ないかな、私。
って少しへこんだ休日でした。



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