2022年映画ベスト10
こんにちは、朔磨(さくま)です。
1年が過ぎるのは実にあっという間で、どれくらいあっという間かと言うと前回の記事がゼンカイジャーの振り返りだったのに、既にドンブラザーズも佳境になりつつあるくらいあっという間でございます。
何はともあれ2022年もこれで終わり。
今年の映画個人的ベスト10、備忘録的にずらずらとまとめていこうと思います。
あくまで個人的な感想のまとめであること及びネタバレが含まれていることについて、充分ご留意ください。
第10位 暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー
毎週過去最高レベルに楽しませてもらっている『ドンブラザーズ』の夏の劇場版。
仮面ライダーとの同時上映形態も久々で、本編とさほど変わらない尺で密度と濃度が凝縮されたとなると面白くないわけがない!
上映当時から現在に至るまで、まともに5人で名乗ったのはこの作品とYou Tubeの番外編のみ。
テレビ放送と違いライダーの前ということもあり、そちらへの配慮(?)もされていた、夏にピッタリのお祭りらしい一本。
第9位 ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密
『ハリポタ』好きの友人に連れられて、ウィザーディング・ワールド劇場初体験。
予習として『賢者の石』〜『炎のゴブレット』、『ファンタビ』前2作までを急ぎ鑑賞して臨んだ一本。
ファンタビらしいコミカルなシーンあり、作中でも最強格のダンブルドアとグリンデルバルドの戦いあり。ジェイコブ好きとしては彼の見せ場やラストシーンは嬉しい限り。
シリーズ存続についてはキャストの問題や配給会社の改革等もあり暗雲立ち込めているが、まだまだ彼らの冒険は見届けたい!
第8位 ゴーストバスターズ/アフターライフ
こちらもファンタビ同様シリーズファンの友人の勧めで過去作を履修して鑑賞(2016年のリブート版は未視聴)。
近年様々な作品にみられる「長い時を経て作られる正統続編」として、いささかベタながらもエモーショナルで心にガツンと来る良い仕上がり。
今年でシリーズ初見の自分だが、予定されているという続編にもぜひ期待!
第7位 ドラゴンボール超 スーパーヒーロー
あまり表立って話すことはないが、「こんにちの自分を形作った作品は?」と聞かれれば3本の指に入るドラゴンボールの最新作。
二大巨頭である悟空とベジータは本筋にほとんど絡まず、悟飯とピッコロさんがメインという挑戦的なシナリオで、ここにきてドラゴンボールというコンテンツの底力を再確認できた。
ラストバトルは原作ファンほど燃えること請け合い。それを踏まえると、次回は『ドラゴンボール超 THIRD EYES』とかになると思う。
第6位 ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
「マルチバースの狂気」の副題通り、見応えあるゲストキャラたちのサプライズはもちろんのこと、特筆すべきはとにかく溢れ出す巨匠サム・ライミのテイスト。
片手の制御が効かなくなるブルース・キャンベルは言わずもがな、序盤意味深に死体が出てきたと思っていたら終盤それに乗り移って戦い出す始末。
「お前これがやりたかっただけだろ!」と言いたくなる展開が続くも、締めるところはきちっと締める。ホラーらしいジャンプスケアも端々でしっかり完備と、歪ながらも絶妙なバランスの一本。
サム・ライミを味わいたいならこれを観よう!
第5位 シン・ウルトラマン
『シン・ゴジラ』でも語種だった滑らかかつスピーディでキャッチーな掛け合いと、頑固なまでのこだわりが凝縮した特撮。
同じく樋口真嗣監督が関わっている今年の別作品『仮面ライダーBLACK SUN』といい、こういった暑苦しいを通り越して狂気的な熱意に自分はどうも弱いのだ。
やや力技だったり急ぎ足な展開もあれど、唸る演出の連続は流石の「シン」コンビといった手腕。
来年の大本命『シン・仮面ライダー』は如何に?
第4位 ソー:ラブ&サンダー
前作『バトルロイヤル』から引き続き、タイカ・ワイティティが織りなすシリアスとユーモアの緩急が絶妙。
今回は特にそれが顕著で、ジェーンの結末は賛否あると思われるが、「神」で「ヒーロー」のソーというキャラを扱う上で実に真摯な向き合い方をしてくれていると感じた。
『エンドゲーム』で自分がソーが好きだったことに気づけた自分としては、再び主人公としてのソーが劇場で観られたのも嬉しい限り。
あと小籠包の神がかわいい。
第3位 THE BATMAN −ザ・バットマン−
バットマンも、過去作は通れど自分としてはスクリーンでは初体験。
3時間という長尺をかけ、ミステリースリラーとして再構築されたバットマンには、新鮮かつダークな良さが満載。
まだヒーローとしては新米で、「ヴィラン側から見ればバットマンもまた充分狂人」という面へのフォーカスも面白い。頑張れペンギン。
余談ながら、IMAX字幕での鑑賞だったのだが、それがよりゴッサムへの没入感をマシマシにしてくれていた。
ぜひ部屋を暗くして大音響・大画面でお試しあれ。
第2位 ブラックアダム
個人的にかなりイチオシの、予想を超えてきた年末の怪物作品。
ドウェイン・ジョンソンが最強のダークヒーローとなって無双する、というだけで一定の面白さは担保されているようなものだが、出てくるキャラクターそれぞれに愛着がわく細やかな描写、少々ベタでも否応なしにアガる「これが見たかった!」「よくぞやってくれた!」な展開。
ヒーローエンタメ映画のひとつのお手本といってもいい仕上がりだった。
また、現在色々と波紋が広がり、ユニバースとしての先行き自体が不透明ではあるものの、ファンサービスも充分。
ワーナー及びDCよ、2023年こそは良いニュースを期待しているぞ…。
第1位 スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(+the more fun stuff version)
詳細は2本の個別記事を参照していただくとして、もはや言葉もいらぬ人生最高の一本。
この作品が実現したことにただただ感謝するばかりである。
拡大版も含めて劇場で同じ映画を計4回も観たのは、自分にとっても初めてのこと。
スパイダーマンを、好きで良かった。
ほかの作品
11位以下の作品は下記の通り。
第11位 ONE PIECE FILM RED
第12位 モービウス
第13位 仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル
第14位 ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
第15位 アンチャーテッド
第16位 劇場版仮面ライダーリバイス バトルファミリア
今回は配信限定作品などは除いたランキングとなりましたが、年末に番狂わせが起きたりとなかなか充実した映画体験を送ることができました。
来年の期待作としては、やはり『シン・仮面ライダー』と『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーvol.3』。
今後も不定期に、気楽にぼちぼちやっていきますので、来年もよろしくお願いいたします!
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