【祝・内定】会社を使い倒すつもりで
3週間とちょっとぶりに、京都に帰ってきている。振り返れば、今年の2月から転職活動をしていた。「いた」と過去形で書いたことからご想像していただけるかもしれないが、つぎ働く会社がぶじに決まった。なので、初回勤務日までのあいだ、つかのまの京都を愉しんでいる。ちなみに、つぎの会社は、東京23区内にある「狭小住宅」を専門とした、「木造メインのハウスメーカー」だ。
仕事はずっと京阪で探していたのだけれど、4月頃に家庭の事情で実家がある千葉・東京に帰らなければならなくなり、方針を変えた。「もう今後、京都を離れることはない」と僕自身が意識していたので、残念というか、切り替えるしかない。
とはいえ、東京だの京都だのと、時間や場所に縛られて働くことは、僕が望んでいる働き方ではない。
改めて初期の頃に書き殴っていたノートをめくってみた。
字の汚さやまとめ方に難あり、なのは置いておいて。それにしても転職の軸がずっと一貫していることには、我ながら感心する。このまま納得できる会社が見つかるまでは、何か月だってやり続けるつもりでいた。
時間はかかったが、後悔はない。もちろん、入社する会社が実際どうなのかは働いてみないことにはわからない。でも僕は、この選択に失敗はない、と思っているのだ。
世の中には過酷な労働を強いられるブラックな会社というのは存在する、らしい。そんな会社に入ったらそれはそれで失敗なのかもしれないけれど、さすがに今回その可能性はないと信じたい。
それに、僕は会社に「いい意味で期待をしていない」。
まずはこの会社に勤めながら、ひとつでも多くの資格を取ることをいまから決めて、実行している。さらに、「一生この会社にいるわけではないしな」と、冷めた心で入社の日を待っている。
「建築というやりがい」「勉強にも専念できる働き方」このふたつを満たせる環境であれば、あとはもうやる気次第でどうにでもなる。どうにでもしてやる。