【後輩育成について考える】調べる力を身につける
こんにちは、manaです。
私にも後輩ができ、日々指導に悩んでいます。
そんな悩みを言葉にして考えを整理しつつ、
今後どうしたら良いかを考えてみたいと思います。
私の偏見多めなので、
『今はそんな時代じゃない、こう考えるんだよ』
『今の若手はこう思ってるよ』
『こうしたら、伝わるよ』
そんな意見あったら、優しく教えて欲しいです。(切望)
今日は、分からないことがあった時にどうするか?について考えてみたいのですが、結論として、私は“調べ方を覚えて欲しい“と思っています。
私はどうやって指導されていたのか?
私自信、入社の時にできた子だったかというと…どうなんだろう。
若手の教育に悩んで「私も、新人の頃は皆さんにはこんな感じに映ってたんですかねぇ」とぽろっとこぼすと、
「そうだよー、みんな最初はそんなもんだよー笑」と言われます。
私自身、大学生時代からIT系の学部だったこともありPCの知識等は最低限ある状態でした。
ただ、「仕事をすること」「お金をもらってプロとして対応すること」という意識は新人の頃はやっぱり薄かったと思います。
色んな人の教え方が、本当に自分と合っていたんだなと。
周りの方に評価してもらえるまで、成長できました。
はて、私はどうやって成長したのだろう…当たり前に過ぎ去ってきていて、今一生懸命、過去を振り返ってます。
学生から社会人になるということ。
会社に属するというだけでは簡単ですが、気持ちの切り替えってやっぱり難しいですよね。自分では「ちゃんと社会人としてやっているつもり」なのですから。
そんな私に、先輩たちは手取り足取り、優しく時に厳しく指導してくれていたなと思います。
メールの返信は必ずすること。そんなところから教えてもらいました。
OJTとしてついてくれていたママワーカーの先輩。
「このメール返信でてなくない?」とメール来がてて、私の返信が滞っているとフォローしてくれていました。
今思うとすごい過保護なくらい、見てくれていたなと・・・
周りの先輩も、書いたプログラムがうまく動かずに、どうしたらよいか分からなかった時は、一緒に調べたり、まずはこのファイル見た?と調べ方を教えてくれてました。
今の時代にあっているのかは分からないのですが、私自身はこういった対応をしてくれていたおかげで、沢山の気づきを得てました。
「このスピード感で返信しないと、いけないんだ・・・」
「先輩も分からなくて調べるんだ・・・なら自分でもっと調べられたかも・・・」
と、お仕事に対してのやり方を少しづつ覚えていきました。
そんな私が、「学ぶ」ということについて意識したのは、中学生の時。
当時いた非常勤の先生が、「頭がいい人」ということについて話してくれました。
当時とても納得して、ずっと今でも覚えている言葉です。
「頭がいいのは勉強ができる人ではないと思う。1を聞いたらその先を理解して、10まで自分でできる応用がきく人だよ」と。
確か「どうやったら勉強できるようになるの~」とか聞いたら答えてくれた気がしますが、
当時の私は、そういう人になりたいな、かっこいいじゃん!と思った気がします。
少しの情報からいろいろと理解する。そうありたいと今でも思っています。
同じことを今の後輩にするとどうなるのか?
さて、話を戻して先輩が手取り足取り教えてくれていた日々を振り返りながら、私も色々と教えてもらったことを返していこうとすると、心底めんどくさそうな反応をされます。
それも一人や二人ではないので、色々というのは"うるさい奴“になってしまうんですね。
後輩から「エラーが出ちゃいました」と言われたときに、どんな内容?と聞くと、「分かりません(だから質問しているだよという感じ)」と返ってきます。
じゃあ一緒に見ようか。まずはエラー内容をこのファイルで見ようか。
ここになんて書いてある?と聞くと、「・・・」
ふむふむ。そうだよね、それが分からないんだよね。
これはね、ここがこう記載されているから、ここが原因だね。ということは何を修正すればよいか分かる?と聞くと、「その原因を修正すればよいと思います。」と。。。
よし!じゃあそこを直してみてくれる?と会話を進めると、「どう直せばよいんですか?(手が動かない)」状態。あれま。
どう直したらよいか分からないか。
ここが原因ということは、Aが悪いからだね。
ということはAをBに変更すれば動くよね。と理論を説明するも。
「ここをBと書けばいいんですね。(答えを教えてくれよという感じ)」の返答。。。
説明部分は無視したな。泣いちゃうぞ。(いや、すでに泣いている( ;∀;))
伝わらなかったかぁーと思い、そうだね。と会話終了。
そして、数日後同じように違うエラーで同様の会話が行われます。
若手からすると「未知のエラーなので対応できない」なんだろうなと思うのですが、日々進歩するIT技術。
「このエラーはこの対処をすればよい」ではなく、
「エラーが出たらこう調べて原因を特定すればよい」とやり方を覚えれば、いろんな場面で応用が利くようになるなと思っています。
なので、冒頭の“調べ方を覚えて欲しい“と常々思っています。
これをうまく若手に伝えるにはどうしたらよいのか。が
最近の私の日々の課題です。
若手がそうなのか!と気づきになる言葉、知りたい!(切実)
これからの時代、どうするべきなのか??
調べ方を覚えてほしいとは言いましたが、最近のAI技術も今後発展していくと、調べることを人がする時代は終わるのかもしれません。。。
そうなった時、AIがこのエラーであればこう対処すればよいと思います。と教えてくれるような未来になるのでしょうか。
いや、すでになっているのでしょうか。。。
今会社で使っているAIの機能では、「必ず正しいことは人が確認をすること」ということになっています。
会議の議事録、要約をAIがしてくれても、本当に内容が正しいかは確認してください。結果に記載されています。
その時、その判断をできる人と、できない人で明暗が分かれるのかなと思っています。
私は最終的な判断はAIだけではできないと思っているので、きっと判断できる人は重宝されるのかなと・・・信じたい。
こういった考える力はどうやって培われるものなのでしょうか。
教育とか指導に長けている人に聞いてみたいですね。
「答えを覚える」ことではなく「答えを導く」ことができる人になろう。
そんなことを後輩に伝えていけるよう、まだまだ頑張らねば。。。
2024.10.18 mana
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