子育ての意味に気づけた「Montessori Parents Day2024」
モンテッソー教師あきえ先生が主宰する「モンテッソーリペアレンツ」の受講を開始して、早2年が経ちました。
通常はオンラインで完結する講座ですが、1年に一度リアルで開催されるの「Montessori Parents Day(モンテッソーリペアレンツデイ、以下MPDay)」。昨年は家庭内インフルエンザの大感染で泣く泣く欠席しましたが、今年晴れて参加。この3カ月、仕事の忙しさに謀殺されてきましたが、1日じっくりと子育てと自分に向き合うことができました。
私がモンテッソーリペアレンツの講座を受講していると言うと、友人から動機やそのエネルギーがどこから来ているのかを聞かれます。
今でこそ、子育てが案外好きで大切に思っていますが、いつからそう変わったのか、また受講を続ける理由とエネルギーの源が何なのか、今回のMPDayで言語化されました。
今回のnoteでは、私にとっての「子育ての意味」を書きつづります。
MP Dayとは
今年のテーマは
【 深めよう、今とこれまでの自分】。
一方的に聞く座学ではなくて、参加者との交流を通して、自分を知ることができる、そんな1日です。
なぜ子育てで自分を知ることが大切なのか?
テーマ【深めよう、今とこれまでの自分】。「これまでの」がちょっと気になりますよね(私だけ?)
子どもは十人十色、子どものニーズは時それぞれなので、今その場のニーズに気づき、見極め、ガイドをすることをモンテッソーリ教育では大切としています。
時に子どもと接する中で、自分の思いと子どもの行動との間でズレがあり、憤ったり、苦しくなったりすることがあります。自分のありたい姿とのギャップがある状態です。
ギャップを知るには、今の自分を知ることが必要。更に、子どもを正しく観るためには、自分がどんなフィルターから子どもをみているのかを客観視して、俯瞰的に見ることが必要です。
これまでの自分を知って、自分がどんなフィルターを持っているかを知る、また、これから目指すところを考えるワークです。(こちらのまとめは3週間して振り返えってみた私の解釈が大きく入っています。)
私は子育てについて、第二子を出産する前の3年前までは悩みがちだったのに、最近は「色々ありつつも楽しいく、やりがいがあること」とずいぶんポジティブに捉えられるようになった実感があります。
こう感じている理由を紐解くきっかけになったのが以下の質問です。
鍵となった質問「子どもといて一番ワクワクすることは何ですか?」
【私の答え】
子ども2人が楽しそうなのを眺める
自分と違う子どもの感性や感覚に触れる(発見/きづきと可能性を感じる)
子どもと踊る・歌う
物心ついたころから、真面目で優等生タイプの私の価値観は、「よいことか」「優れているのか」でした。
子どもとのかかわりを通じて、「面白い」か「楽しいか」ということを大切だと思えるようになったのだと思います。
人生40年も生きていて、価値観が変わるなんてびっくりです。(元々は子どもと踊る・歌うキャラじゃなかったです。)
鍵となった質問その2「子どもに伝えたいこと」
【私の答え】
あなたたちが私にたくさんのことを与えてくれているよ。
鍵となった質問その3「子どもたちに感謝していること」
【私の答え】
二人から新しい価値観と日々の暮らしの楽しさを与えてもらっていること
二人の存在が私を成長させてくれていること
私は学ぶのが大好きで、成長欲求が強いです。子育てを成長のチャンスと見ています。もちろん、子どもは私のためにいるのではないことは百も承知です。そうは言っても、子育てって大変で、正直タフなタスクだと思います。自分なりに得るものがあっていいはず(開き直り)。
テーマに対するゴールの問い「自分らしい子育てとは」
私の場合は、
・メリハリをつけて言うことは言う。
・でも、相手のことも聞く。信じて待つ。
・完璧じゃなくていい。
・共に成長する・与え合う
子どもに対して、「言うことは言う」という自分らしさは保ちつつ、「完璧じゃなくてもいい」と力を抜きながら、家族皆が幸せになる子育てを目指していきます。
この3カ月は、仕事の忙しさでモンテッソーリペアレンツの動画を全然見られていなかったのですが、週に1本は復習して、自分がしたい子育ての姿をしっかりとイメージしたいと思います。
忙しさに飲み込まれて、大切なものを見失わない。
そのために、意識して家族を観る。目を向け、耳を傾ける。
これが、7月からの子育てテーマです。
モンテッソーリペアレンツについて過去に綴ったnoteはこちら。合わせてご覧いただけると嬉しいです😊