プロンプト自動生成!「ChatGPTにプロンプトを作ってもらうプロンプト」がなくてもOK【OpenAI公式プロンプトジェネレーター】
お疲れ様です、ゆーまです。
謎な記号があるし、プロンプトってなんだか難しそう
プロンプト改善に疲れた
ChatGPTで満足のいくアウトプットがほしい
朗報です。
プロンプトの勉強が不要になります。
なぜならOpenAIが「プロンプトジェネレーター」を提供開始したからです。
プロンプトジェネレーターとは
OpenAI公式プロンプトジェネレーターは、ユーザーが簡単な指示を入力するだけで高品質なChatGPT用プロンプトを自動生成します。
このツールの主な特徴は以下の通りです
使いやすさ
ユーザーは目的や要望を簡単な言葉で入力するだけで、詳細なプロンプトが生成されます。構造化された出力
生成されるプロンプトは、Steps、Output Format、Examples、Notesなどの項目を含む、マークダウン形式で構造化されています。カスタマイズ可能
生成されたプロンプトは編集可能で、ユーザーのニーズに合わせて微調整できます。多様な用途
テキスト生成だけでなく、画像認識タスクなど幅広い用途に対応したプロンプトを作成できます。
このジェネレーターを使えば、ユーザーは自分のニーズに合ったプロンプトを簡単に生成できるようになります。
ChatGPTのプロンプトジェネレーターの仕組み
ChatGPTのプロンプトジェネレーターは、ユーザーの入力を基に効果的なプロンプトを自動生成するシステムです。
以下のような仕組みです。
自然言語処理
ユーザーの入力を解析し、意図や目的を理解します。これにより、専門的な知識がなくても適切なプロンプトの構造を提案できます。テンプレート活用
効果的なプロンプト構造のテンプレートを内部に持っています。
ユーザーの目的に応じて最適なテンプレートを選択します。コンテキスト理解
ユーザーの入力から、タスクの種類や必要な情報を把握し、それに適した指示や制約を自動的に追加します。
プロンプトジェネレーターと従来のプロンプト生成方法との違い
ChatGPTのプロンプトジェネレーターはこれまでの手法と以下のような違いがあります。
専門知識不要:
従来は効果的なプロンプトを作成するために、プロンプトエンジニアリングの知識や経験が必要でしたがそれらが不要になります。
時間効率:
手動でプロンプトを作成する場合と比べ、大幅に時間を節約できます。
一貫性:
OpenAIのベストプラクティスに基づいたプロンプトが生成されるため、一貫して高品質なプロンプトを作成できます。
柔軟性:
ユーザーの入力に基づいて適応的にプロンプトを生成するため、多様なニーズに対応できます。
ChatGPTの活用がより簡単になり、プロンプト作成の障壁が大幅に低下しました。
結果として、より多くのユーザーがAIの能力を最大限に引き出せるようになったと言ってよいでしょう。
OpenAI公式プロンプトジェネレーターの使い方
OpenAI APIにアクセスし、Googleアカウントなどでログインします。
サインアップし、右上の「Playground」をクリックすると次のような画面になります。
上部の「システムインストラクションズ」の右側にあるキラキラ()マークをクリックし、そこからプロンプトを作成します。
例えば、以下のように入力し、Createボタンをクリックすると、プロンプトが生成されます。
完全自動で以下のようなプロンプトが生成されました。
OpenAIの公式ガイドLINEに沿ってプロンプトが作成されるので、
初心者でも高品質なプロンプトが生成できます。
出来上がったプロンプト全文は以下の通り。
実際に作成したこのプロンプトを使ってみます。
ChatGPTにコピペします。
最後にキーワードを指定するのを忘れずに!
今回は「キーワード:ChatGPTの使い方」と最後に入力しています。
結果以下のような回答がChatGPTからかえってきました。
もし、各見出しの文章まで一気に生成してほしければ、上記プロンプトに
「各見出しは300文字以上」といったように自分で任意の指示を加えることも可能です。
ただ、現状、ChatGPTなどの生成AIは、指示を小分けにした方が精度の高い回答を得られます。
例)記事構成(見出し)作りとその見出しに対して文章を書くというタスクを分ける
今回の場合であれば、見出し1つずつに対して文章を生成するよう指示していく方が最終的なアウトプットの質は高くなります。
このことからも今回ChatGPTが自動生成してくれたプロンプトは一定レベル以上言えます。
例えば、「ChatGPTの効果的な活用法」という見出しで文章生成してもらいます。
ChatGPTに以下のように指示すればOK。
見出しの数だけこれを繰り返せば、半自動で記事は完成します。
さて、勘の良い人はわかったかもしれません。
見出しごとに文章を書いていく場合もプロンプトジェネレーターが活躍します。
プロンプトジェネレーターで以下の内容でプロンプトを作ってもらいます。
「ChatGPTの効果的な活用法」という見出しに対して文章を生成するプロンプト
出来上がったプロンプト全文は以下の通り。
このプロンプトをChatGPTに投げます。
※今回は内容が具体的に指定されているので、このままChatGPTへ指示すればOKです。
結果、以下のようなより情報量の多いアウトプットが返ってきました。
参考までに実際の全文を掲載しておきます。
このようにプロンプトジェネレーターを使えば、簡単な操作で、
複雑なプロンプトを自動生成できるため、専門知識がなくても質の高い指示文が作成できるようになります。
今回はブログを例にしましたが、もちろん他の目的でもこの方法は使えます。
プロンプトについて理解の浅い初心者ほど、AIから高品質の回答を得るためにプロンプトジェネレーターをつかったほうがいいです。
プロンプトジェネレーターのメリット
ここまででおわかりの通り、ChatGPTでプロンプトジェネレーターをつかうメリットは大きいです。
時間と労力の節約
プロンプトジェネレーターを使用することで、プロンプト作成にかかる時間と労力を大幅に削減できます。
即時性:
数秒で高品質なプロンプトが生成されるため、手動で作成する場合と比べて圧倒的に速いです。
試行錯誤の削減:
効果的なプロンプトを見つけるための試行錯誤の回数が減少します。
集中力の維持:
本来の作業や創造的な思考に集中できるようになります。
例えば、1つのプロンプトを作成するのに通常30分かかっていた作業が、
プロンプトジェネレーターを使用することで5分以内に短縮できるかもしれません。
質の高いプロンプトの作成
プロンプトジェネレーターは、AIの専門家や開発者の知見を基に設計されているため、常に高品質なプロンプトを生成します。
構造化
適切な構造(例:背景情報、タスク説明、制約条件)を持つプロンプトが生成されます。明確性
AIが理解しやすい明確な指示が含まれます。最新のベストプラクティス
常に更新される最新のプロンプト作成テクニックが反映されます。
AIの能力を最大限に引き出す
適切に設計されたプロンプトは、AIの潜在能力を最大限に引き出すことができます。
タスク最適化
特定のタスクに最適化されたプロンプトにより、AIの性能が向上します。制約の適切な設定
必要な制約を適切に設定することで、より焦点を絞った回答を得られます。創造性の促進
適切なプロンプトにより、AIの創造的な側面を引き出すことができます。エラー低減
明確な指示により、AIの誤解や不適切な回答のリスクが減少します。
例えば、マーケティング戦略の立案を依頼する場合、プロンプトジェネレーターが作成したプロンプトを使用することで、ターゲット層、予算、期間などの重要な要素を漏れなく指定できます。
結果、より実用的で効果的な戦略案を得られる可能性が高まります。
まとめ:「プロンプトを作ってもらうプロンプト」は不要!ChatGPT初心者ほどOpenAI公式プロンプトジェネレーターをつかつべき
とくにChatGPT初心者にとって、OpenAI公式プロンプトジェネレーターは非常に有用なツールです。
以下の理由から、特に初心者はこのツールを積極的に活用すべきでしょう。
時間と労力の大幅な節約
試行錯誤の時間を減らし、より早く目的の結果を得ることができます。質の高いプロンプトの保証
OpenAIの専門知識が反映された高品質なプロンプトを簡単に作成できます。AIの能力を最大限に引き出す
適切に構造化されたプロンプトにより、ChatGPTの潜在能力を十分に活用できます。
余談ですが、プロンプトジェネレーターによって生成されたプロンプトを学習教材にするのも有効です。
効果的なプロンプトの構造や表現を自然に学べます。
ぜひプロンプトジェネレーターをつかって、日常業務や創作活動に役立ててください!
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