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「ファイナルファンタジーXIV 新生エオルゼア」をプレイしたはなし


2013年8月24日

書いてて震えた11年前のこと。当時ドラゴンクエスト10をプレイしていた私はリリースして1年のドラクエ10のコンテンツ量の少なさに惰性でプレイ、つまりフレンドがいるからとりあえずインしとくか程度のモチベーションでした。そんな中、FF14が新しくリリースされるという話がフレンドたちの話題になっていました。とは言っても移住するというような話はなく、なんとなく日課などやっててこのゲームもうやりたいことないしFF14やってみようかなと思うようにアーリーアクセス1週間前くらいから思うようになりました。オンラインゲームの1年目なんてコンテンツがスカスカなのは当然と言えば当然なので、わりとフレンドたちが脱落していったのを覚えています。何してるんだろうなぁ。

当時のドラクエ10はエンドコンテンツが強ボスからオーブ集めるってものだったのですが、リリース直後はドロップ率が確か割と低いけど取得制限がなく取り放題でしたので強敵と戦うのが好きだった私はフレンドたちとこもって金策してました。金策で思い出した。このゲーム金策を異常なまでに強いられるので嫌になったんだった。まぁその話はいずれまた書きます。で、そのオーブ集めなのですが次のバージョンから零式と同じように取得制限がつくようになりました。1日1個までというもの。当時金策は装備の製作かオーブ集めが効率よく稼げていたのですが、バトルがそれなりに出来る人がオーブで稼ぎまくって不公平だみたいなユーザーの声がデカくなりすぎて運営により制限がつけられてしまいました。バトルが好きで装備製作、いわゆる職人をするくらいなら死を選ぶくらい職人するのが嫌いだった私は金策の手段を奪われてしまいました。なら職人も制限しろよと思いつつ、このゲームへの執着が急激に失われていったのでした。またドラクエの話になってしまった。

そんな中、当時バトルがやたら上手い廃人の界隈ではそれなりに知られてる人がクリスタルタワーの24人レイドと大迷宮バハムートを攻略するメンバーを募集するとかでわりと大々的に募集かけており、特にその頃はまだ興味もなく、募集条件の廃人っぷりにそんなメンバー24人集めれるの凄いなぁなんて眺めてました。そのうちFF14はバトルがかなり難しいという噂が流れてきて前述の通りドラクエ10のスカスカっぷりとその中でやりたかったオーブ集めを運営に封じられたのでFF14の高難易度バトルおもしろそうだなぁと徐々に思うようになっていきました。

移住

そして当時、半固定気味だったドラクエのメンバーにFF14やろうかなぁって思ってんだよねと言ったところ、実は自分もみたいな感じで盛り上がりアーリーアクセスの1週間前くらいにとんとん拍子に移住することが決まりました。とは言ってもドラクエを別にやめるつもりはなく一旦休止みたいな形のつもりでした。そして必要な環境を調べて、今のゲーミングじゃない普通のNECのパソコンでも出来るなとハードの更新はなくソフトだけ買えばいける状況でした。そしてもちろんアーリーアクセスの日の有給取得も忘れずに。

8月24日、サーバーが開かれて我々は一斉にログインをしました。事前にチョコボサーバーにキャラクターを作ろうってことで打ち合わせしてたのですが、開始あっという間にチョコボサーバーに制限がかかってしまいキャラクターが作れずどうする!?とパニック状態。とりあえず作れるサーバー全部にキャラクター作ろうってことで作りまくった結果、carbucleでプレイすることになりました。他にもtitanとかあったんですが、メンバーの1人である女性がタイタンは汗臭そうだから却下と謎の理由で却下されてのcarbucleです。そういうわけで我々の新しい冒険が始まったのです。5人で一緒にやってたんですが、そのうち2人は無職でやたら金持ってる感じのおじさんだったので残りの3人が働いている間に情報を仕入れてくれるし、新式も無料で作ってくれるしと色々と高待遇な状況でプレイさせてもらってました。

オンラインゲームのスタート時のワクワク感や中毒性は凄まじくあっという間にハマってしまいました。しかし、当時の私は召喚士をやろうってことで巴術士とあとなんか忘れましたけどもう1クラスレベル上げないと召喚士になれないってことで、レベル上げを頑張ってたんですが今みたいに充実した環境ではなく、IDがまずカスみたいな経験値のわりにえぐい時間DPSは待たされる始末。とはいえストーリーの都合上、ID申請をする必要があり、その間にFATEをやろうと思うも当時のFATEはレベル上げの最高効率だったため、クォーリーミルや北ザナラーンなどの人気の拠点にチョコボの大群が待機してFATEが沸いたら一斉に突っ込んでいくのでもはやID待ちをしながらソロFATEは無謀に近いものがありました。特に巴術士はDOTをメインにするジョブだったので、金はおろか銀すら取れませんでした。なので結局ID行く時はタンクのフレンドに寄生してFATEはフルパーティ組むというスタイルでプレイをしていました。幸いなことに5人全員ストーリースキップ勢なのでストーリーの進捗は合ってたので組みやすかったです。我々はただ難しいバトルがやりたかった人たちだったのです。しかし、その頃には大迷宮バハムートなどの存在をすっかり忘れていました。とにかくレベル上げをして一刻も早くレベル50にしたかったのです。50にならないとエンドコンテンツ遊べないとフレンドに言われていたので。

ログイン地獄

そんな中、事件が起きます。帰宅してログインしようとすると、ログインができない。待機状態じゃなく、今人いっぱいだからログインさせないという明確なメッセージが表示されました。え?と思いつつ何度もトライしても変わらず。あまりの人気とそれを想定してなかったサーバー数によってFF14側のシステムが耐えられなくなり、サーバーを増強するまでは明確にログイン制限かけるわと発表がされました。初めのうちは頑張って何度もトライしていたのですが、無理でこうなったら深夜3時くらいまで寝てそこから起きて仕事までプレイするかと若者だった当時の私たちは廃人みたいな思考でプレイをすることにしました。しかし1日そのスタイルをやってみてアホだなと我に返りやめました。めちゃくちゃFF14がやりたいのにやれない。ヤク!ヤクをくれ!みたいな状態が3日位だったかな?続いていました。当時のことはこのフォーラムのスレッドを見ると阿鼻叫喚具合を少しは感じれるかなと思います。

ログインがようやく改善されてひたすら50レベルを目指して延々とFATEをやっていました。コスタ、クォーリーミル、北ザナとレベルアップしていき50を目指すわけです。その間にガルーダが挟まってなんかよくわからんけど毎回死んでわからないままクリアして、タイタンのランドスライドにピューと落ちていく我々。めちゃくちゃ面白いなこのゲームとみんなで盛りがってました。

そんなこんなで、ようやくレベル50になって初めての8人パーティのリットアティン。音楽がむちゃくちゃカッコ良すぎてなんだこの音楽って熱くなりました。当時のリットアティンはなんかやたら強く、今でこそ下限とかありますが技の威力の変更やスキルの増減や仕様変更など様々な要因があり、下限でやってもあの当時のリットアティンの強さを再現できてないんですよね。なんかやたら強かったし、ザコ2匹もしっかりSTがキャッチして寝かせたりなんか色々やってた記憶があります。今でこそGCDは切らすなとかシナジーは合わせろとかDOTは切らすなギリギリで更新しろみたいなことが常識になってますが、当時はゲームが始まったばかりでそんなことは認知もされておらず各々好き勝手やってたはずです。とはいえGCDは先行入力がうんたらかんたらって聞いてたので何となく切らさないように連打してました。しかしDOT管理などは全く出来ていなかったなと振り返ると思います。というか細かすぎるし敵のにギミックに必死で見れてなかったと思います。

そして私はパッドでプレイができなかったので、WSADのキーボード操作をしてました。めちゃくちゃ慣れないし後ろに移動しようとするとダッシュできないから後ろに移動する前に90度横に向いて反復横跳びみたいな感じで移動するなど変な工夫をしていました。これはソロ移動ならいいのですが瞬発力が求められる全員で一緒に動く移動は対応が難しいという私のプレイの欠点があります。後に左手デバイスというものを教えてもらうのですが、まだこの時は存在すら認識しておらず泣きながらキーボードで喰らい付いてました。

そして外郭もクリアして、最後のプラエトリウムへみんなで乗り込みました。アルテマウェポンと戦ってるあたりで緊急メンテのお知らせがゲーム内に流れてきました。マジかよwwと8人はチャットで大混乱。やるしかねえと全員に超える力が付与されアルテマウェポンを倒し、その後の変な人を倒して確か22時にメンテだった気がしますが22時前にギリギリ討伐してエンディングの途中でサーバーとのアクセスが切断されて無事にエンドコンテンツをする資格を得ることができました。

Twitter

当時の私はTwitterをやっていました。ドラクエ10のつぶやきを主にしていましたが、FF14に移住してからは当然ですがFF14の呟きばかりしていたので、一部の人たちからドラクエと関係ない話やめろとかあんまりそういう呟きするとフォロー解除しますとかめちゃくちゃ言われて何ともいえない気持ちになったのを覚えています。その言ってきた人たちは後々、美容に関する発信をし出したり、FF14に移住してドラクエ10と比較してドラクエ10はつまらねえFF14最高だよみんなおいでよ!とか呟いていたので本当に何ともいえない気持ちになりました。なんというか、HUNTER×HUNTERの幻影旅団の団長がヒソカに「人とは本当に面白いな」と言ったセリフを思い出しました。

ジョブチェンジ

当時のエンドコンテンツはバハムート大迷宮・邂逅編だったのですがそれに挑戦するにはIL70にする必要がありました。当時の私はそもそもILの概念すらよく分かってなく、とりあえず装備集めればいいんだなくらいにしか思っておらず。まずは真ガルーダに挑戦するために外郭を周回しまくり哲学を集めまくりました。その際、ワンダラーパレスとアムダプールのIDがあったのですが、当時めちゃくちゃ難しくてアムダプールは120分のIDの時間を使い切って時間切れになった記憶があります。たかがIDで。。。その後、アムダッシュなる手法が流行ったりプレイヤーの慣れもありそんなに時間かかることはなくなりましたがとにかくやることなすこと難しかったです。そうして装備を整えて真ガルーダの挑戦権を得ることができました。

しかし私はここでジョブチェンジをすることになります。当時はキャスターで1番強いのが召喚士って言われてた気がします。メレーはLB要因で詩人とりあえず2人入れとけみたいな風潮がありました。そして戦士も不要でした。ナイト2人構成という今では信じられないような構成が主流だったのです。まぁそれくらいジョブ調整がザルだったということでもあるのですが。私がジョブを変えようとした理由が、DOTが地味すぎてなんか攻撃してる気がしないという理由でした。黒魔道士のような一撃がドカンとでかいダメージで表示されるのがわかりやすく強そうみたいなそういう理由です。そういうわけで再度コスタ送りの刑に処されそこからクォーリーミル、北ザナとFATE地獄を経て黒魔道士になりました。

真タイタンへ

ようやく真ガルーダ、いわゆる初めてのエンドコンテンツのレイドボスへ。もう当時から予習という文化はあって今のように動画はなく、いくつかのブログに書かれていた攻略を読むというものでしたので、わりと本番でブログの内容を照らし合わせながら学ぶって感じの攻略の仕方でした。
めちゃくちゃ緊張したのを覚えています。と言ってもタンクに比べたら特にそこまで覚えることもなくフェーズごとに何するかを何となく記憶してひたすらファイアを撃つみたいな感じでした。どうやって勝ったまでは流石に覚えてないのですが、まぁ覚えてないので多分そんな感動することもなかったのかな。次の真イフリートも特に感じることもなく。

そして真タイタンへの挑戦。真タイタンはめちゃくちゃ強いと当時言われていて落ちたら復帰することもできず、マウンテンバスターなどのタイミングも詠唱がないので覚えるしかなかったり激震がしんどかったり、重みをボスの後ろで重ねて処理するのが主流だったのでちょっとでも遅れると即死だったりとプレイヤー泣かせのボスでした。

私もWASDを頑張って駆使して見てからじゃ間に合わないので、ボスの攻撃の全てのタイミングを暗記してそろそろくるから回避準備とか意識するようになりました。そう考えると真タイタンがタイムラインの重要性を教えてくれたのかもしれません。ただし、予習したわけじゃなく実践を何度も繰り返して体に覚えさせるやり方でした。さらにタイタンの重みやランドスライドなどAOEが発生してそれを避ける攻撃は詠唱職と相性が悪いのですが、詠唱8割くらいで移動しても詠唱が完了するということをタイタンで悟ったのでここで滑り撃ちという概念を得ることができました。なんだかんだで振り返ると色々勉強になったボスですね。そして何度も挑戦してようやくクリアした時は、めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています。ゲームでこんな嬉しい気持ちになるとは思いませんでした。そしてタイタン狩りにハマった私はフレンドがいない時でもパーティに入って練習をひたすらしていたのでした。

バハムート大迷宮・邂逅編へ

いよいよバハムート大迷宮に挑戦する時が来ました。我々は5人で移住してきたのでパーティを組むには後3人選ぶ必要がありました。しかし、当時はパーティ募集掲示板がありませんでした。当然ワールド間で募集することもできなかったですし、サーバー内で募集をかける必要があったのですが、主に真蛮神はモードゥナでシャウト、バハムート大迷宮はワインボードでシャウトをするのが一般的でした。足りないジョブと構成と進捗(は書いてたっけな?忘れました)など書いてシャウトをしまくる。なのでモードゥナとワインボードはシャウトでチャットがアホみたいな速さで流れていました。我々も初見で一層いきませんか?みたいなシャウトでメンバーを集めていよいよ一層に挑戦しました。初めに制御システムだったか丸っこいボールみたいな中ボスがいて、確か沈黙で雷を止めてそのために詩人2人いてみたいな構成だった気がします。詩人が確かメチャクチャ強かったってのもあった気がしますが忘れました。何回かトライしてようやく倒したのですが、次の蛇に関しては私がスライムを運ぶ役になり、スライムのHPをしっかり削って蛇に食わせるというのをひたすらやっていました。なんか仕事してる感があって楽しかったのを覚えていますが、めちゃくちゃ慎重にやっていたのでDPSはボロボロだったと思います。

何日間かトライしてようやく倒すことができた時はめちゃくちゃ嬉しかったです。改めてFF14面白いなって思いました。そのトライの間にも半固定パーティなので毎回メンバーは変わりつつも所詮サーバー内でしかメンバー募集ができないため何となく知り合いが増えていきました。今日2層やるんだけどどう?などまず声かけてから集まらなければ募集みたいにこの時フレンドが新しく増えていったと思います。

2層はアラガンロットですね。これもよく覚えてますがとにかく狭くて戦いにくかった。そして自分のデバフの秒数を見ながら戦うという初めでの経験をしたためなかなか慣れずリレーがしっかりできるようになるまでなかなか時間がかかりましたが、クリアすることができました。当時はトークンもなければ箱システムでもなく、あらかじめ決まった適当なロールの部位が直接出るだけだったので運が悪いと永遠に装備が揃わないという地獄みたいなロットシステムでした。キャスターは私1人だけでしたがタンク、ヒーラー、レンジはどっちが取るか勝負したりしなければならなかったのでさらにきつかったと思います。3層は毎回誰が早くゴールするか競走になってました。

そして4層のザコ盛り盛りゾーン。タンクがどれを取るか、どれから削るかなど細かく決めがあってそれを覚えるのも一苦労でした。一方で黒魔道士の腕の見せ所で範囲焼きをいかに出せるかというのが問われているところでもあり、フレア3連発(コンバート、薬)とかでやってた気がします。当時の回し方を忘れたのでなんとも言えないですが2連発だったかもしれません。今思うとバーストとかそういう概念が私たちのパーティにはないままでした。4層を超えれるかがあーだこーだみたいなこと確か当時言われてたのでクリアした時はホッとしました。

不可避ツイスター

当時はレイドレースみたいな概念がまだ浸透していなくて海外のレイドチーム「ORDER OF THE BLUE GARTER」通称BGというのが5層のツインタニアを攻略しているもののツイスターが意味わからん範囲だかで避けるのは運みたいなこと言っててキレ散らかしていました。
しかしそんなことを言いつつも不可避ツイスターが修正される前にクリアした唯一のチームでもあります。なんとなくすごい人たちなんだなって思ってましたが、レイドレースみたいな概念があるんだってことをそこで学びました。

BGについてはこちらの記事を読んでください。

我々はもちろん修正後のツイスターを踏破した組になるのですが、蛇をうまいこと処理したり、みんなで重なってダイブボムを避けたり(当然WASD操作なので反復横跳びスタイルで避けてました。)火の檻に入れられたメンバーを救ったり、鳥みたいなのに触れられる前に全力で倒したりと色んなギミックを経てツインタニアのHPが残りいよいよ5%くらいになり、これは勝てるのでは?と現実的に勝利が見えてきたとき、手が震え始めました。誇張なくなんというか震えていました。頼むあとは何もなく勝たせてくれ、時間切れくるな!と祈りながら魂のファイアを撃ち続けていました。

そして画面が暗転し、アチーブメントが表示されました。叫びこそしなかったものの10分くらい身体が震え続けていました。そのことをチャットすると自分も震えが止まらないという人が何人かいてそれくらいの強敵をみんなと一緒に倒せたっていう感動がこの震えを起こさせたんだなと思いました。他のゲームではこんなことなかったですし、オフゲでどんな強敵を倒してもこんなことはなかったので本当にびっくりしました。武器は忘れましたが、当時の黒魔道士の邂逅編の武器は片手杖でどっかで手に入れる盾と合わせてIL95になるとかいう謎仕様でした。

そして邂逅編はそのまま週課となり2回目のツインタニアを倒した時はなんの感慨も湧きませんでした。ただ嬉しかったのは嬉しかったですし、今と違ってお手伝いもクリアした人はできなかったですしワールド間募集もできないし、募集掲示板もないのでとにかく終わったことにほっとしました。

そして引退へ

バージョン2.1になり、極蛮神が実装され、古代の民の迷宮というFF3シリーズが実装されました。古代の民の迷宮は、24人レイドに慣れていない我々プレイヤーを大いに苦しめ今じゃ考えられないほどの初日のカオスっぷりは時間切れを何度も引き起こしました。しかし、3日もすればみんな慣れてしまいます。そして報酬はIL80の防具。しかも週に1個まで。既に神話装備と邂逅編装備でIL90になっているレイド民達からすると正直報酬になんの魅力もなくいらねえwって感じだったと思います。実際私も1回やって飽きました。そして目玉コンテンツの極蛮神3種盛り。今では1パッチに1極蛮神という形ですが2.1は大盛りどころか二郎でした。

しかし、邂逅編のツインタニアに比べたらどれもそこまで強いわけでもなく報酬も邂逅編クリア者からするとサブステが変わるねくらいのものでILが変わるわけでもないのであまり周回するようなものでもありませんでした。そしてやりたいことがない状態になり、スカスカ具合が際立ってもうこのゲームでやることないなとキャラデリをして引退をしたのでした。

そして復帰へ

2.2が始まる春。ファミコン通信の記事がTwitterに流れてきて2.2では侵攻編が実装されるぞと書かれていてドラクエ10でも特にやることもなくゲーム難民になっていた私は、侵攻編やるしかないよなぁ!と早速スクエニにキャラデリしたキャラ復活よろ!と連絡をして復活させてもらいました。そして早速侵攻編の準備を始めたのであります。

侵攻編は邂逅編に勝るとも劣らないほど面白く、レイド面白え!って感じでプレイしてました。1層のラフレシアもギミックが面白かったし、2層のメリュジーヌなんてギミック鬼盛りでなんちゅーボス作ったんだ最高だなFF14!しかしルノー運びはフレンズが召喚だったので担当できず。それでも十分面白かったですね。3層も地雷踏みとかその辺りの役割をフレンドが順番表作ってくれてその通りに処理するなどなんだかんだ面白かったです。

友と、家族と被害者の会

それとは並行してレリック作りにも精を出していました。FF14は基本武器性能が命なのでILが高ければ高いほど基本的には強いのは周知の事実なのですが、確か侵攻編は武器のILが115が最大でその途中でアートマだったかアニムスなるものを作成するとIL110まであげることができました。そうなると攻略で俄然有利になっていくんですが作成過程が鬼仕様すぎました。

今でこそ型落ちトークン500枚で作れるよって感じに緩くなってますが(むしろ緩くあれ!)当時はブレフロ270周の刑とか(270周もすると流石に動きが洗練されすぎてブレフロオリンピック芸術点を各プレイヤーが競うようになっていた)、8時間待っても沸かないようなFATEを課題に入れてきたりとユーザーの時間を無駄に捻出させるような昔のMMOみたいな仕様すぎて、今はもう絶対できませんが当時は楽しいぃいい!とかよく分からない状態だったのでフレンドたちと頑張って作ってました。ただし「友と、家族と」というFATEだけは多分一生名前覚えてるほどひどいFATEでこの名前をググれば「友と、家族と」被害者の会の会員の声をたくさん聞けると思います。今でこそ発生率いじられて湧きまくってますが、8時間やってもわかないみたいな意味不明なFATEでした。そして数時間も待つとトイレ行ってる間に沸いたらどうしようとかご飯食べてる間に沸いたらどうしようみたいな友と家族から目が離せない状態になります。そして金評価を取る必要があるので確実にパーティを組んでそこもしっかりと押さえておく必要がありました。他のFATEをやって潰してれば沸くかも?と思ったとて潰してる間に沸いたらあっという間にそこで待機してる数十人に、あっという間に溶かされて終わってしまいますのでもはや何もできない状態なのです。意味不明です。ただ待つだけのゲーム。今の仕様考えたら当時のゲーム何考えてんだ?ってレベルでした。ちなみに友と、家族とは代表例ですが他にも沸きにくいFATEがいくつかあった気がしますがもう流石に忘れました。このFATEだけはなぜか覚えているという。。。

そんな苦行を経てアニムスだったかを作成してネール・ヴァンダーナスに挑むのですがこれがギミック偏重のボスで攻略に結構な時間を費やし倒すのに苦労しました。しかし倒した時は、やはりツインタニアの時と同じように身体が10分くらい震えてました。それくらいFF14のレイドは楽しいんだな(初回討伐のみ)ってハマっていたのでした。しかしやはり、クリアしてしまえばあとはなんのことはないただのボスに成り下がるのですぐに飽きてしまいました。2.3で実装されたリヴァイアサンも大したこともなくクリスタルタワーもなんていうか面白みがなく古代の民の迷宮の難易度で反省したのか初見で半壊するようなこともなく無難に仕上げられていました。なるほど奇数パッチは面白くないなとここで悟ります。後々、絶シリーズだの色々出るわけですがまだこの時はコンテンツ不足が否めないゲームでした。ストーリーに関しても私はスキップ勢なので正直よくわからんですが、評判がいいものではなかったです。周囲の反応見る限りストーリークソみたいな発言よく見ましたし。この頃は開発へのユーザーの信頼があまりなかったような気がします。時代としてはアメリカのフロンティア時代みたいな感じですかね。PLLでPS3お断りとか書いてある募集板を例に出してしまうくらいでしたし、今みたいな言論統制ガチガチの状況でもありませんでした。

そして半固定崩壊へ

2.4になりバハムート大迷宮・真成編が始まりました。しかし、我々の半固定はついに崩壊を迎えることとなります。侵攻編などを経て6人の半固定になったのですが、メンバーの女性が忙しくなり週に2回くらいしかプレイできない状態になりました。しかし我々は皆暇人であり、毎日でもレイドをしたかったので週2回は厳しいという意見なども出てきました。すると、リーダー的役割をしていた無職さんがその女性に合わせるようにスケジュールを作り出したのでした。一方、リーダーがその女性のことを好きなのはわりと丸わかりだったので多分惚れてなかったらあなたもこっち側でしょって思いつつ、その女性に合わせることに不満を抱いたメンバーがなんとか週4はやりたいと伝えたところ、固定を解散するっ!と宣言して呆気なく我らの関係は終わったのであります。リーダーと女性を除いたメンバーで半固定を組み直し、攻略の過程の中でメンバーを数人加えて再始動したのでした。しかし、今考えてもボイスチャットは使ってなかったのでどこに惚れる要素があったのか不思議ではありますが。。。ただドラクエ時代に私も女と勘違いされてやたらベタベタされて男と発覚してから急に冷たくなる悲しい経験をしているので「私」って言ってるのがダメだったのか?

そして半固定崩壊へ(2回目)

再始動した我々は順調に攻略を重ねていき、バハムートプライムまで辿り着きました。そして、アクモーンを無敵で受けてるタンクカッコいいな!自分も受けたいないつかと思いながら(絶バハムートでその夢は叶うことになるのですが)、踏破することに成功しました。しかし、そんな難しくもなく流石に慣れたのかツインタニアやネールを倒した時の震えは起きませんでした。

そして、週課フェーズに入ったわけなのですが、毎週決まった日時でプレイをして週課をしていたのですが、ある日確かタンクだったかな?が時間になっても来ない事件が発生しました。キャラはグリダニアの出口にいるのにどうやら中身がいないと言う状況で寝落ちでもしてんのかなとみんなでtellやらなんやらで起こそうとしたんですが(discordとかもまだ使ってなかった)反応がなく30分くらいしてようやく、反応があり消化をしました。そして、その週に事件は起きました。

私のフレンドで固定メンバーでもある人が、その遅刻タンクからtellをされました。しかし、中身は本人ではなく兄で妹(タンク)は精神病院に入院したらしいからもう固定は続けられないと言われたらしく、その話を相談されました。あまりに唐突すぎて「ん?どういうこと?」となりました。まず、FF14をプレイしていない兄がフレンドを名指ししてtellできるのか?と思いつつも事のあらましを聞いたのですが、話を聞いた限り我々の結論は固定を抜けたいが、普通に抜けますって言えばいいところをなぜかよくわからない架空の兄を引っ張り出してきて謎の理由で抜けようとしてるというものでした。で、その人の共通のフレンドにそんなことがあったんだよねぇみたいな話をしたところ、あの人またそんなことしたんだと言うのでよく聞いてみたところ、前の固定でも何かやらかしたようです。

そこでお兄さんと話をして大丈夫ですか?みたいな話から悩みとかあったんですか?みたいな話を聞いたところ、当時の半固定にいたバリアヒラがわりと気の強い女性で言いたいことバンバンチャットで言うタイプで一緒にパーティをやるのがきついと言っていましたと、めちゃくちゃ具体的に言うやんキミ笑と思いつつ、まぁ妹さんも以前の固定で問題起こしてたみたいですし、ゲームからしばらく離れた方がいいかもしれませんねって伝えたところ、いきなり激昂ラージャンばりに「誰がそんなこと言ったんですか!」と詰めてきました。えっ、そんな変なこと言ったかしら。。。と思いつつも「名前聞いたところでお兄さんその人のこと分からんくないです?聞いてどうするんですか?」って聞いたところ「妹を傷つけたやつを知りたいんですよ!いいから教えてくださいよ!」とさらにラージャンは激昂するもんですから「私もあなたもその固定の関係者じゃないじゃないですか。固定の問題は我々がどうこう言うもんじゃないですよ」みたいな話をしたところ「いいから教えてくださいよ!知りたいんですよ!」とさらに白熱されて、そもそもなんで固定って概念とか知ってんだこの人。。。と思いつつも「お兄さんって中身妹さんですか?」と聞いてみました。正直随分前から私と固定のもう1人の女性はあのラージャン、女性のフリしてるけど中身男だよねみたいな見解の一致がなされていました。なので多分この人、中身自称妹だよなぁって早い段階で思ってたんですが、あまりにも演じたがるので悪ノリして乗っかってしまったところもありました。

え?でもFF14やってないのになんでtellできるんですか?そもそもIDパスワード共有されてるんですか?FF14やってないと知らないようなワードさっきから連発してますけど何故に。。。など聞いてみたところしどろもどろになり、最終的に精神病院に入院されてるくらいですしもうFF14やらない方がいいと思うのでお兄さんしっかり妹さん見てあげてくださいね!ログインしてたらお兄さんに連絡しましょうか?!などお伝えしたところログアウトして消えていきました。こうして2度とフレリストが光ることはありませんでした。

そしてそのバリアヒラも吉田が嘘つきすぎるからもうこのゲームやらんと引退していきました。
私は言い方は悪いですが、ゲームの開発者とかどうでもよくむしろゲームにちらつかせないでほしいと思っているので、吉田ー!とか祖堅ー!みたいなのはあまり好きではなくそれが理由でPLLも見てないのですが、ゲーム開発者が理由で引退する人もいるんだなぁとその時初めて思いました。確かその当時はFF14のネガキャンが凄まじく、(というか吉田に対するヘイトが凄まじかった。今も高まってる気がするけど当時のヘイトっぷりは何故にこんなにキレることができるんだこの人たちってレベルでした)なんか色々まとめとかされていたような覚えがあります。そしてなんとなくもう募集してやるのめんどいなと思った我々は固定解散して3.0まで各々好きに過ごしたのでした。

記憶を頼りに書いてるのでレリック実装時期とか前後してるかもですがその辺は適当に読み流してください。


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