FF14高難易度コンテンツ・絶もうひとつの未来の不正について思うこと
またしてもW1stによる不正
絶アレキサンダー討滅戦あたりからW1stだいたい不正してますみたいな流れが続いていますね。今回のもうひとつの未来も残念ながら不正が発覚して、コミュニティによるレイドレースから失格処分がくだってしまいました。まぁそもそも1ユーザーのお前が決めるんかいみたいなところもありますけども。。。
またレイドチームのリーダー自ら不正を認めたため、完全に黒となりました。完全に黒ですが、FF14運営から処分はくだされることはないでしょう。たまたま赤い丸が映っているだけでそれが不正をしたと運営では証明できないと運営はきっというでしょう。このゲームのシステム上それはその通りではあるのですが、ユーザー感情からしたら納得いかない人も多いと思います。
また、レイドチームのリーダーによる文面からは、踊り子以外は悪くないといっているように見えますが、状況証拠から他のメンバーが知らないというのは、なかなか無理筋があるなと私は思っています。サポートメンバーが画面を見ているわけですから。
何より自分の意思で不正をした踊り子の証明とそれ以外のサポート含めたメンバーがやってない、知らない証明ができなければ側から見たら、ただのメンバー切り捨てにしか見えないので踊り子に同情さえしてしまう人も出てきそうな文面だと思いました。
PvEのシステムで世界一位を証明するのは無理
ストリートファイターやスプラトゥーン、FF14ならクリコンなど現地に参加者を集めて世界一を決めるようなEvoやらスプラトゥーン甲子園みたいなものは環境も統一され、完全に監視もされているので不正のしようがないので、誰もが認める世界一となりえるのですが、FF14のようなクライアント側でやりたい放題できて、それが検知もされる仕組みもないゲームではどうやったって本当に不正をしてないのか?と証明するのは難しいです。(あったとしても突破できる能力を持っている人や身内だけで共有されているようなツールがあれば不正しなかったと証明しようもないし、一人ひとりプレイ環境が違う以上、このような不公平な条件下では競争がそもそも成立していないですし。)ここでいう不正に該当するものは公式規約に該当するもの全てですが、具体的にコレというのは公式が決めることなので何を指すかまでは言及しません。
個人的には隔離された空間でやっている以上、配信しているから不正していないとは言い切れないので果たしてそれは意味がある行為なのかと思っています。それこそ個人で作って公開していないようなツールを使っていないとも限らないので。そして一番先行しているチームの攻略を見れてしまうので競争として成立していないですし。
競技で躊躇なくズルができる感覚
競争って誰の目にも明らかに公平な条件下で勝って初めて周りから認められて賞賛されるんですけど、わかりやすい例で言うなら100mでオリンピック決勝で9.50秒だしたら世の中から拍手喝采されますけど、誰もみてないとこでウサインボルトがストップウォッチ持ってきて9.30出しました!とか言っても「はぁそうですか」ですし、学校のテストですら当たり前ですけどみんながいる教室で平等な条件下で受験し、学年1位をとってはじめて凄いじゃんってなるわけで、自分1人しかいない空間で100点とったところで誰も信用しないんですよね。ましてやここずっと続く不信感があれば尚更です。
個人的には不正ツールの使用云々は割とどうでも良く(運営が対処することであるし、運営が我々にはなんもできませんってPLLで言ってる以上、それを暗黙の了解と捉える人もいれば、いやダメだろと捉えるユーザーを生み出したままにしているので)、それよりも新しくリリースされた高難易度のレイド攻略を世界一早くするという競技をしている中で、ズルしてまで世界一になろうとしてるってところが感覚おかしいし、実生活でもそういうことしてきてるのかなって思ってしまいました。10代までなら若気の至りって感じでもありますが、30歳を過ぎてるプレイヤーだとしたらガチで危機感持った方がいいって。厳しいって。やばいって。ってどっかのYouTuberに言われそう。
ただ、One AceやLucretiaなどの配信をしてくれているプレイヤーの方々はFF14コミュニティを盛り上げてくれているので素晴らしいことだと思っています。今回は跡部王国という話題を掻っ攫ったチームも出てきているし、こういうチームが今後も出てくるとさらに盛り上がりそうですね。しかも彼らは初週クリアしてるゴリゴリのガチ勢なのにネタ枠と言われているところが面白いです。
今回の発覚は、メンバーがおそらく大興奮状態でちゃんと画像をチェックすることなくアップしてしまった言わば、自己顕示欲が暴走した結果がバレちゃったみたいなことだと思いますので、それがなければ不正をしていてもバレることなくW1stとして名を残していたもう一つの未来もあったのかもしれません。最近のFF14は配信以外W1stじゃないというような風潮も出てきているような気はするのでもしかしたら違うかもしれませんが。正直バレていないだけで使ってるチームはそれなりにいると思いますし。
不正しようが戻れるゲーム
FF14が明確に処分されるケースはRMT、不適切な発言、ゲーム内における不適切な行為(詐欺等)くらいなので、それ以外なら自分が恥ずかしいと思わないのであれば簡単に復帰することができます。なぜなら別に特に罰せられてるわけではないので。絶オメガ検証戦の不正使用チームは、武器とアチーブメントを剥奪されたと言われていますが(実際は1ユーザーの知るところではありませんが)まぁまた取れるので処分なんかそれ?って聞いた時思いました。
絶オメガ検証戦の不正が発覚したW1stを取ったメンバーたちもechoで活動したり、発覚後に渡部も驚きの速さで引退したけど、その後Youtuberもびっくりの驚きの速さの3か月後に復帰したりと、まぁ中毒性の高いゲームなんでしょうね。私もほぼ隠居状態ですが10年やってますし。
しかも、コミニュティから「おかえりなさい!」とか歓迎されてる人もいるし違反者に甘い唯一のゲームかもしれませんね。他ゲーでこんなことしたら確実にBANだし、コミニュティからも復帰は絶対に許さないよう扱われるんですが本当に不思議。今回のメンバーたちも1シーズンだんまりしておけばリセットされるので逃げ切っておしまいだと思います。いちいちキャラ名全部覚えているようなユーザーなんてほぼいないでしょうし、それこそ次のレイドまで裏で絶の代行プレイしつつ別ゲーやってるみたいな人もいるかもしれませんね。
ただ、さすがに絶アレキサンダーから毎度毎度、零式や絶でこの流れが続いて大きな話題になるのは飽きたというかなんていうかアホくさいなって思っちゃいますし、他のプレイヤーを冷めさせるゲームに悪い影響を与えている行為なのかなって思ったりはしています。私は今回の件でかなりさめたところがあります。昨今の配信してないW1st誕生からの毎回のズルによりケチがつく状況からおそらく、配信やechoのように限りなく不正をしてないですよアピールをしてW1stを目指していたチームが視聴者と共に盛り上がってる中で、またしても配信してないチームが「クリアしちゃいました」と急に出てきて挙げ句の果てにズルしていたという、めちゃくちゃ盛り上がってる中に水を差してて、Lucretiaがかなり可哀そうだったなとも思いました。小学生の時にそういうようなことする友達いたなそういや。。。
ズルしてクリアするのは1000000歩譲っていいとして「絶クリア!」とかSNSに投稿して、ちゃんと頑張ってる人たちや応援してる人たちに水差して萎えさせんなよって感じです。表に出てくんなよって感じです。今回の件で以降の絶では、配信してないW1st名乗るチームはどうせやってんだろって思われるのは必然になったかなと思います。なんか書いてて思ったけどオオカミ少年みたいだな。。。結果的にもう今後は配信してないチームがW1stを名乗ることは許されない世界ができてしまいました。起動編や律動編くらいまでは、純粋にいつクリアが出るんだろうかとみんなワクワクしながら待っていたんですけどね。どうしてこうなった。
レイドレースというFF14界隈やゲーム界隈では超注目される中で、全体のプレイヤーやゲーム自体の評判に悪影響を与えてることは承知の上で不正をしているのか、そういうところまで想像していなかったのかは教えてほしいなとは思います。
正直何としてでも世界1位を取りたいとうい気持ちは分からなくはないですが、「少なくとも僕は、当該チームをワールドファーストチームとは認めません」って運営に大々的に言われた次のレイドでこれはもう色々と感覚がバグってるんだろうなって思いますね。不正チームのメンバーがクリアSSを消さずにそのままにしてるのが自分たちがまだ一位と思ってるいい証拠です。どうしても消したくないんでしょうね。そしてまたyahooニュース入りしちゃいましたね。
今後は配信しているレイドチームがお互い見られている、攻略情報を提供し合うを前提として結果的に君達のチームが最初にクリアしたね、お互いいいレースできたね、コミュニティみんなで掴んだクリアだねという昔の運動会に順位つけないゆとり教育みたいな多くのチームで形成された和気あいあいとしたレースコミュニティに落ち着いていくのかなと思っています。実際レイドレース参加者だいたいみんな繋がってるでしょうし。
ただ一個言わせてもらうなら、今回の赤丸指摘できた人たちって入れてるので?