【育児】娘の保育園選びで重視したポイント
こんにちは。
今回は私と夫が一人目の娘の保育園を選ぶ際にチェックしたポイント、重視したポイントをまとめてみようかと思います。
娘は生後6か月から現在まで1年ちょっと通い続けています。なので、その1年を振り返ってみての感想も交えて書いてまいります。
これから2人目も多分同じ園に入れる&幼児クラスへと進んで行くことになるので、1年毎くらいに定点観測的にまとめていけるといいな。
それではつらつらと書いてゆきます。
1. 集団行動を強要されない
一番大事にしたのは、集団行動を強要されなそうな、ある意味自由保育に近いような場所がいいということ。
日本って良くも悪くも集団行動をかなり重んじるところがある気がします。運動会とか学芸会とか。みんなで同じように行進したりダンスをしたり、あるいはチームワークが必要な競技をしたり。
日本で生まれ育っているとそれが当たり前だと受け入れて成長していく(私もそうだった)。それでなんの問題もないというのならばそれはそれで良いのかもしれない。
でも、私自身も子どもの頃の多少の生きづらさを感じていたこと(当時はその理由や原因が自分でもわからず、なんとなくのもやもやだけ抱えていた)や、将来子どもがずっと日本に居続けることを想定していないことを考えると、マイペースで過ごせるところの方が良さそうだな、と。
私の場合は高校生で海外に出て、英語圏(主にアメリカ)のかなり自由な人たちを目の当たりにして(私の日本語のクラスの生徒たちは協調性などという概念?がそもそも無かったのか、ムカデ競争が出来なかった)、そういう文化もあるのね!と目からウロコだった。
個人的にはアメリカはアメリカで極端なので、日本とアメリカを足して2で割ったくらいが丁度いいと思ってるんだけど、日本でずっと生きていくと決め打ちしてない限りは、日本の中ではゆるめの環境がいいんではないかと思ってます。
だから、保育園の見学の際にも、先生の号令でみんなが同じ遊びをしているのか、それともそこからはぐれた子がいても集中してるようならそのままにさせておくのか…などを観察した。
結果、今通わせてる保育園にした。
今でも、送り迎えの際に遊んでる子たちをみて、自由だなぁと思う。娘自身もそれが合っているようで、お迎えに行った時も先生の目の届く範囲ではあるけれど、複数人集まってる所とは別で一人遊びに集中したりしてる。それで本人は楽しそうだし先生も何も言ってこないので、良かったなと心底思う。
ちなみに、公にモンテッソーリなどをうたってる訳でもないし、何流でも何派でもない。自由保育をアピールも全くしていない。そういう地味なところも良い。
2. 保育士の配置人数と安全性
我々は0歳児から預ける予定だったので結構ここはしっかり見た。基準の人数ギリギリで回しているところだと、どんなに一人ひとりの先生が一生懸命に対応してくれてたとしても見きれない部分がどうしても出てきてしまうだろうし、安全第一の0歳児クラスはなおさらだなと思って。
私たち夫婦が選んだ保育園は、なるべく多くの先生を各クラスに配置させようとかなり努力してたし実際他の園よりも多めだった。
あとは、区の情報を事前に熟読して過去に不適切保育や施設の不備を指摘されたことなどがないかはチェックしておいた。
なにかしらの不備の報告があった園は全て候補から外したので、見学も行っておらず比較することは出来ないけど、安全性は担保できているとは思う。
3. 育休中の退園があるかどうか
我々夫婦はなるべく続けて二人を生みたいと計画していたので、この質問は絶対にした。
育休中に退園になってしまったら詰んでしまうので。
ちなみに、近隣の保育園で退園になるところはありませんでした。もしかしたら、区の方針か何かでそう決まってるかも?そこまでは調べてないんたけど、園の見学では逐一確認した。
4. 食育を大切にしている
食に関しては、私も夫も一定のこだわりがある。絶対にこれじゃなきゃだめ!というような頑なさはないけれど、なるべく地産地消で、減農薬・無農薬のものを選ぼうという感じ。
英語で、Think Globally, Act Locallyという言葉がある。私はこの考え方がとても好き。
ちなみに、どちらかというと食へのこだわりは私よりも夫の方が強い。(それ故、我が家でのメインの買い出し&料理担当は夫) もともと夫の両親が食を大切にしていてこだわっていたからだと思う。
娘が通う保育園も、園の特色として食育を一番推している。なるべく減農薬・無農薬の国産のもので、味は薄めの和食多め。素朴な味だけどおいしい。そんな感じ。見学の際はさすがに味見は出来なかったけど、0歳児クラスの参観の時に後期食と完了食の味見をさせてもらって、とても美味しかったです。素材の味でシンプルなんだけど、もっと食べたい!となる感じ。
幼児さん用の給食の味見が既にいまから楽しみ。
話はそれるけど、食育、食べ物系でおすすめの本をついでに置いておく。
The Art of Simple Food
5. 良い意味で昔ながらのザ・保育園
これは好みの問題もあるけれど、私たちが選んだ保育園は良くも悪くも定番の、昔ながらの保育園という雰囲気のところ。
自宅からより近い保育園の中にはとにかくオシャレで、最先端というところもありました。実際そこは、かなり人気も高くて入るのも至難の技というところ。
が、実際目にしてみるとなんとなく違和感がある。
見学に行った際も、とってもおしゃれなパンフレットを渡されて若い園長直々に1時間ほどプレゼンをしてくれた。内容は保育園の特色やこだわり、大切にしていることなど。
でもそれがなんていうか、就活や転職のための会社の説明会みたいな感じで、かなりビジネスライクだった。
私は3ヶ月ほどの娘を抱っこしていた状態だったので、私は結局話もそこそこに椅子に座りながらゆらゆら揺れて、とりあえず寝ててね〜と娘をあやすことばかりに気を取られていた。というか、その園長、最初の対面時にしか娘には話しかけず、あとは終始私や夫にばかり語りかけていた。
教育方針は、モンテッソーリやレッジョ・エミリアなど最近流行りの教育法を色々取り入れました、という感じの内容。こういう部分も人気の理由なんだろうなと思いつつ、どれも公式ではないところがちょっと表面的だなと感じた。
これは個人的な好みの問題になってしまうのかもしれないけれど、我々夫婦は選びませんでした。かなりの人気園なので、選んでたとしても結局入れなかったとは思うけれど。
6. 連絡方法のIT化とオムツのサブスク
これは、あったら良かったなぁと思いつつも今の園では採用されておらずに見送った項目。
オムツのサブスクはあったら良かったなぁとは思うけど、今のところなんだかんだでなんとかなってるからまぁいいかと思ってる。
連絡帳に関しては紙の本に手書きだけど、私は個人的には結構好き。もともと手書きでも字を書く事自体が好きな部類の人間なので。でもこれは本当に個人的な性格のお陰。
アプリなどで写真の共有や連絡帳書き込み出来たら便利だろうなぁとは思う。昔ながらの雰囲気の園を選んだのとトレードオフとも言えるかもしれない。
7. 駅からの近さ
これは全然当てはまっていない娘の保育園。
うちからはまぁまぁ近めだけど、駅からは遠くてアクセスは悪い。かなり悪い。
これに関しては良い部分と悪い部分がある。
良い面としては、保育園の応募の競争が激しくないので比較的入りやすかったこと。
私の住む区は保育園の倍率が高くて、希望の近くの園に入れないケースもあるのでこれは良かった。また、私も夫も今も続けて週の半分以上がリモートなので、駅から遠くてもそこまで困ってないという部分もある。基本的にはリモート勤務する曜日をお互いにずらして、在宅してるほうが送りを担当している。(迎えは基本私だけど、夫在宅日には、家に帰るとすでにお風呂も湧いてて食事もあるのでそこまで困らない)
もう一つの良い点は、駅から遠い分敷地が広いこと。園庭も充分にあるし、お部屋でも伸び伸び過ごせる。
そして、大きな窓公園や自然豊かな広場、農場なんかまで徒歩圏内にあるので、お散歩を通して子どもたちが自然の色んなものに触れられるのも良い。住宅街にあるから、車通りも多くなくて安全というのもある。
悪い部分は、何かしらの理由でどうしても出社が増えると結構大変なこと。とりあえずお迎えに間に合わない。私も夫もフレックスなのでオフィス出社日は仕事を早く切り上げて帰ってくるのだけど、忙しいと後々しわ寄せがくるので辛い。
まとめ
こんな感じのポイントをもとに我々夫婦は見学をして保育園を決めました。
多分なりとも参考になれば嬉しいです。
おわり。