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【育児日記】赤ちゃん訪問1年半で変わった男性育休への理解
最近気づいたことがあります。というか、突きつけられたこと。
それは、いま勉強中の資格、来年合格を目指すには少なくとも平日2.5時間勉強しなくてはいけないことに…!
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ということで、最近はnote<勉強になっていて、記事をかくペースが一気に落ちています。
しかしそうこうしてる間にも書きたいことだけは溜まっていくっていうね。
駆け足でどんどんと書いていきましょう…!
今日は、赤ちゃん訪問で感じた、男性育休の理解の変化について。
前回の赤ちゃん訪問
前回の赤ちゃん訪問というと、2023年なりたての冬のことです。産後2ヶ月超の里帰り期間を経て東京に舞い戻り、おちついた頃に赤ちゃん訪問がありました。
その当時は育休中だった夫も同席。どんな事するんだろうねぇ?と夫と話しながら、楽しみ半分不安半分で当日を迎えました。
やってきてくださった保健師さんは、柔らかい笑顔の女性でした。私たちよりは10〜15歳ほど年上な感じ。押しの強い感じではない。区からの案内を終えたあと、産後の母親への質問票を渡されたのでそれを記入し、話を始めました。
結構前のことなので、どんな話をしたのかはあんまり覚えていない。当時大してトラブルも心配事もなく、話すことが特になかったからだと思う。なので、他愛もない話をしていた訳なんですが、一つ気になったことが。
それは、保健師さんの目の前に座っている夫が完全に蚊帳の外になっていたということ。私と夫が横並びで並んでいて、向かい側に保健師さん。どちらかに話しかけると顔が話してる相手の方に向くような位置関係だったのだけど、話をしている間は終始私の方に体が向いていて、夫は話に入ってない感が満載。
子育てのことや家事との両立、メンタルケアなど色んな事を話してはくれたんだけど、なんというか私の方ばかりを向いて話すもんだから、全て母親の私がやること前提に感じられたというか。直接的な表現はさすがになかったけど、父親である夫は「(お母さんのメンタルや体調ケアのためにも)時々助けてもらってね」というスタンスでもあった。
一応、夫がどれだけやってるか伝えたり、夫のメンタルケアも体調ケアも大事だよね…みたいなコメントを私がちょこちょこ挟んだけれど、話はそこでは盛り上がらずスルー。
赤ちゃん訪問で保健師さん達が相手をするのは殆どが母親だからというのが大きかったのだと思うけど、あまりの疎外感に赤ちゃん訪問後夫は落ち込んでいました。
夫が家事育児しない問題
確かに、世間では夫が家事育児しない論調は結構強い。そういう家庭も多分実際多くて、「夫は大きな長男」「育休取って、遊んでる」などというコメントをネットで見かけることも良くある。
私も夫に対してモヤっとすることはある。何故それが出来ない?何故それをやらない?え、何故それはやる?みたいな。
でも、それは多分お互い様だし、我が家の場合は夫が家事を担ってくれている部分が大きいのでそのおかげで上手く回っています。
実際に家事のスキルはかなり高いので感謝してる。
▽参考記事
育児に関しては私の方が経験値が高いので(教育学などを学んだ経験や教師としてものを教えていた経験など含め)、比較して出来ないのは当たり前。長女が産まれて2年弱、確かに時差はあるけれど着実にレベルアップしていっているのが分かります。
家事をやってくれるタイプの夫もいるということ、それがここ数年でやっと可視化されてきた気がするんですが、こと男性育休や男性の育児(特に初期の乳児期に関して)で母親顔負けにこなしてる姿というのはまだまだ世間で当たり前にはなっていなかったのかもしれないな…と思いました。
だって、普段からたくさんの赤ちゃんの親に触れているはずの保健師さんもそうだったから。
輪の中に入れてもらえた夫
そんな前回の苦い経験があったので、今回の赤ちゃん訪問に際して夫は「本当にやる意味あるの?」「どうせ自分は蚊帳の外だから」と懐疑的。「自分はきっとやることないから後ろで一人踊ってようかな」とか訳わかんないことも言ってました。笑
そんなこんなでやってきた次女の赤ちゃん訪問…結論から言うと、夫は後ろで踊る必要はありませんでした…!爆
今回の保健師さんは最初から夫をぐいぐい会話に引き込んでくれます。「赤ちゃん、かわいいですね!!すごいお父さん似!そっくり!」(夫はデレデレ)
「お二人で育休中なの?それは素晴らしい!二人で協力し合えれば負担も大分軽減されますね」などなど…目の前の私だけでなく夫のこともちゃんと触れながら話を進めてくれました。
前回と同じく私自身に対するメンタルケアや家事の負担軽減などの話ももちろんあったけど(だって産後ケアやその他の区のサポートについても案内するのも仕事のうちだから)、「旦那さんが育休を終えて仕事復帰した後に大変になることもあるかと思う」という仮定で話を進めてくれました。
ここ2年弱で社会が大きく変わった
長女の時と今回の次女の時と、担当の保健師さんは違う人です。なので、個人差も大いにあると思う。でも、それ以外にも、ここ2年弱の間で男性育休というものが大分当たり前のものとして受け入れられるようになったこともあるのではないかなと思う。
長女が生まれた前後でももちろん取っている人はたくさんいたし、夫も取っていた。でも私が覚えている限りだと、メディアなどで多く取り上げられるて男性育休の存在が浸透するようになったのって割と最近な気がする。それこそ、男性育休に関するルールが大きく変わったりして。
保健師さんって、赤ちゃんを見るだけでなくて、区からの要請で色んな案内をしたり、様々なサービスがあるってことを伝えたり、今後注視が必要そうな家庭をスクリーニングしたりと色んな役割がある。そして本当に様々な家庭を目にして、たくさんの親子と接する。
だから多分、自分が訪問したおうちでの経験が蓄積されていって、それを元に会話を進めていっているのだと思うのです。今回の保健師さんは、我が家の前にも父親同席での赤ちゃん訪問を一定数経験してきたんじゃないかなぁと思う。そんな感じの慣れ具合だった。
そう考えると、今回の保健師さん訪問は単に楽しかったというだけでなく、この短期間で大きく社会の意識がかわった(かもしれない)ことが見て取れて良かったなぁと思いました。
井の中の蛙にならないように
noteを書くときにも考えることの一つが「これって本当に汎用性があることかな?」ということ。
もいうのも、自分で言うのもなんだけど、私は割と特殊な立場にいることが多いような気がするから。私にとっての当たり前でも、社会にとっては違うかもしれない。
違っていてもそれはもちろん良いんだけれど、自分が何処らへんの立ち位置にいるのか、それだけは把握した上であれこれ書いていきたいなぁと思う次第です。
そして今回の男性育休については、ちょっとずつ広まっているっぽいので嬉しいなと思いつつ、もっともっとどんどん広まれ!とも思ってる。
それこそ、赤ちゃん訪問で父親が対応するのが普通になるくらい。実際私は保健師ではないので、状況の変化も勝手な推察でしかないけれど、こんな短期間で考え方が大きく変わるという可能性を秘めていることは希望でもあるなぁと思いました。
おわり。
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