北欧のコト | フィンランドでイッタラを買う
長く、ものを使う。
北欧デザイン。
派手ではなく、目立つわけではないけど、どこか惹かれるものがあります。
フィンランド旅の最終日、IITTALA & ARABIA DESIGN CENTRE の本社を訪れました。
ナチュラルカラーのヘリンボーンの床、北欧らしくてとっても可愛い。
1階にアウトレット、9階には展示室がありました。
平日でほとんど誰もいなくて、時には私ひとりきりで、貸切気分でした。
憧れで、ずっと来たかった場所です。
展示室の隣には、
セラミックの作業場所も隣にありました。
ARABIAのムーミンカップ。
季節限定のデザインが多いので、滅多に見ることのできない貴重なデザインも見れました。
ちょっと話が逸れますが、私はムーミンの話の哲学のような台詞が好きです。
特にスナフキンが言った、
『大切なのは、自分のしたいことがなにかをわかっていることだよ』
はっとさせられました。
選択に迷ったときは、いつも自分がしたいことは何か問うようにしています。
日本だと、美術館に展示されるようなコレクション。
フィンランドデザインの良心と呼ばれるカイ・フランクのガラス。
なんだか潔ぎよくて、すごく好きです。
展示室を見終わったあと、1階のアウトレットに行きました。
ARABIAの食器やイッタラのグラスを吟味。
正直、円安もあってそこまで安いわけではなかったですが、この場所で買うことに意味がある!と自分の背中を押しました。
前から気になっていた、ウルティマツーレのグラス。
最近のものはエコの観点から、イッタラのロゴシールが付いていません。
私はこの赤いシールが好きなのです。
なので、今おうちにあって本当に嬉しいのです。
背中を押した自分に感謝です。
私が初めて日本で買った北欧ヴィンテージです。
イッタラのスノークリスタルのキャンドルホルダーでした。
冬のおこもり時間に灯すのがぴったりです。
今は生産されていません。
また誰かの手に渡るまで、大切に、大切に、預かりたいと思います。