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北欧が好きです。 半年間、デンマークで手しごとを学んで、 フィンランドを旅をしました。…

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北欧が好きです。 半年間、デンマークで手しごとを学んで、 フィンランドを旅をしました。 時々、絵を描いたり、手芸をしたりもしています。

最近の記事

北欧日和 | 端っこにあるお城

デンマークにはいくつもお城があります。 わたしはハムレットの舞台になった ローゼンボー城を訪れました。 最寄り駅はNorreport駅。 駅の構内にはシャンデリアがあり、 すでにもうお城のような雰囲気でした。 駅は海のそばにあり、出ると港街です。 線路沿いを10分ほど 歩くと着きます。 お城に近づいてきました。 デンマークの国旗が風になびかれていました。 お城の全体の模型がありました。 こうしてみると、ギザギザしていて 金平糖のような形をしています。 入り口のア

    • 北欧日和 | マリメッコ、マリメッコ

      マリメッコを好きになったきっかけは、 あるインスタグラマーさんに 一目惚れしたからです。 彼女が投稿する写真にあこがれて、 同じものマネして買ってみたりましました。 社会人として お金を稼ぐ楽しみのひとつでした。 日本の田舎に住んでいるわたしは、 マリメッコの実店舗に行ったことがなく、 ネットストアで買いものをしています。 なので、マリメッコの本社に行けるなんて、 飛び級をしたよう感覚でした。 余談ですが、 マリメッコのオンライン注文すると マリメッコのロゴの箱で届

      • フィンランド人からSISUを感じた出来事

        SISUとは…

        ¥100
        • 北欧日和 | 真冬の森のさんぽ

          冬の空気は静かで、すごくクリアな気がします。 雪があると、冷たいけどマイルドで、 外に少し出てみようかななんて気分になります。 雪がない冬はただただ、寒くて痛い。 雪国育ちのわたしは、雪が大好きです。 雪化粧をした森を散歩した1日の話です。 滝の下にある水が、凍っていました。 友人がネイチャーアートだねとひとこと。 池も凍り、雪が被さっていました。 おそらく、乗ったら割れる。 そのくらいの凍り方です。 高い木の枝にも雪が。 針葉樹なので、冬でも葉があります。 その

        北欧日和 | 端っこにあるお城

          北欧日和 | アーティストが集まるクラフトの島

          じぶんを表現して、恥をかきたい。 わたしが滞在したボーンホルム島は、アーティストが集う島といわれています。 バルト海にぽつんと浮かび、 陶芸に適した土がとれ、 創作アイデアをもらえるような壮大な自然があります。 行き詰まったときに、 わー!と叫べる森も谷もあります。 そんな島の中心街、レネに行きました。 あちらこちらに雑貨屋さんだったり、 アトリエが。 窓の外から覗かさせてもらいました。 色使いが素敵な雑貨や、絵。 ハッピーな気分になります。 毛糸のシュシュ。

          北欧日和 | アーティストが集まるクラフトの島

          北欧日和 | 森の中のカフェでココアを

          ボーンホルム島のまんなかにある森に、 週に数日オープンしているカフェがありました。 そこにとびっきりおいしいココアがあると、 誘われて行きました。 このカフェを見つけるのは少し大変です。 森の中のさらに奥にあります。 目印はこの建物で、横にあります。 店主さんはお茶目なおじいちゃん。 可愛いニット帽がお似合いです。 焼き菓子もあって、飲み物のメニューもたくさんありました。 私はココアココアと心の中で唱えながら 寒い森を白い息を吐きながら歩いていたので、 この日はココ

          北欧日和 | 森の中のカフェでココアを

          北欧日和 | フィンランドでイッタラを買う

          長く、ものを使う。 北欧デザイン。 派手ではなく、目立つわけではないけど、 やっぱりいいなと感じる、 どこか惹かれるものがあります。 フィンランド旅の最終日、 IITTALA & ARABIA DESIGN CENTRE の本社を訪れました。 ナチュラルカラーのヘリンボーンの床、とっても可愛い。 1階にアウトレット、 9階には展示室がありました。 平日でほとんど誰もいなくて、 時には私ひとりきりで、貸切気分でした。 憧れで、ずっと来たかった場所です。 展示室の隣には

          北欧日和 | フィンランドでイッタラを買う

          北欧日和 | サウナと湖とサーモンスープと、

          フィンランドで森と湖のそばにあるサウナに行きました。 クーシヤルヴィと呼ばれる場所にあり、 ヘルシンキの中心地から電車かバスで40分程。 ヘルシンキ付近でスモークサウナを楽しめるのは ここだけなんだとか。 バスを降りると、白樺の森がありました。 私が見たかった景色をひとつ、見れました。 その森の中をしばらく歩くと、 湖が見えてきて、 サウナがあります。 湖がどのくらいの深さなのかわかりませんが、 浮き輪を付けて、泳いでいるひともちらほら。 湖の周りを一周したあと、

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          北欧日和 | ヘルシンキに行ったなら、スオメンリンナ島へ

          ヘルシンキに行きたかった目的は、 可愛くて静かな街を散歩したかったから。 なので、何をするとか何を見たいとか 全く決めていませんでした。 日が近づくにつれて、 せっかく行くのだから情報収集しようと思い、 知り合いのフィンランド人に ヘルシンキでおすすめの場所を聞きました。 そうすると、 スオメンリンナ島に行った方がいいと。 その場所の名前を聞いたことのなかった私は そのときはなぜだか、 あまり関心を持ちませんでした。 ヘルシンキに着いて数日、 ちょうどミッドサマーの

          北欧日和 | ヘルシンキに行ったなら、スオメンリンナ島へ

          北欧日和 | ヘルシンキでかもめ食堂を辿って

          いつから憧れていたんだろう。 社会人になってからだと思います。 いつかフィンランドで暮らすように過ごしたい。 ヘルシンキでボーっとしたい。 そんな目標を持って、コツコツ貯金していました。 そんな目標は、いつしかデンマーク留学という もう少し大きな目標になったのだけれど。 留学での出来事は、また綴ろうと思います。 私はデンマーク留学のあとに、9日間ヘルシンキで過ごしました。 最初の数日間は、デンマーク留学で出会った日本人の友達と。 彼女との共通点は、 デンマーク留学でア

          北欧日和 | ヘルシンキでかもめ食堂を辿って

          北欧日和 | デンマークの小さな小さな島

          この島には、車が通る道路もありません。 でも、学校があり、そこで生活している人がいました。 この島には、デンマークのボーンホルム島からしか行けません。 フェリーに揺られて1時間ほど。 フェリーの中で暇を持て余していた私たちは、 編み物をしていた彼女から、 毛糸もらい、あやとりをして過ごしました。 近くのおばあちゃんから、 とっても懐かしいと声をかけられました。 あやとりは世界共通の遊びでした。 この島には岩とお花が混在していました。 小道が多くて、耳をすませばで 雫が

          北欧日和 | デンマークの小さな小さな島

          北欧日和 | キキが降りた街かもしれない

          タリンに着きました。 ヘルシンキから2時間ほど、 船の中で、コーヒーとシナモンロール食べながら 時間を過ごしました。 バルト海はキラキラしていて、 次の目的地に着くのをワクワクさせてくる。 船の中の売店は混んでいて、長い列。 コーヒーはカップをレジでもらい、コンビニのようにセルフで淹れます。 私の前にいたマダムがコーヒーマシンの使い方を教えてくれました。 船の中での過ごし方は人それぞれで面白い。 斜め前に座っていたおじさんが、 女の人に声をかけていました。 どうやら、

          北欧日和 | キキが降りた街かもしれない

          北欧日和 | ラピュタの世界のような遺跡

          ボーンホルム島。 そこには、およそ775年前に建てられた遺跡がありました。 ボーンホルム島にある遺跡、 “Hammershus城”を見たとき、 ラピュタのロボット兵が潜んでいそうだと思いました。 そして、人目につかないように隠されていたのではないかと、 想像するくらいに。 ぽつんと海の上に浮かんでいるように感じる遺跡。 美しいと感じました。 島の端にあったので、 バルト海を眺めることができました。 海の先が見えなくて、 なんだか雲の中にいるような感覚。 巨大な水溜りの

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          北欧日和 | 曇り空のコペンハーゲン

          私が着いたとき、コペンハーゲンは曇り空でした。 予報では、次の日は嵐。 コペンハーゲン空港の駅から、中央駅まで行く電車。 本当にこの電車で合っているのか、 心配しながら待っていたことを覚えています。 2本ほど、電車を見送りました。 中央駅はホームが少なくてわかりやすい。 でも、急にホームの番号が変わることもしばしば。 駅の中には、右と左にセブンイレブンがありました。 あまりにも近いので、何か特段違うのかと思いきや、 そうでもないみたい。 駅から出ると、すぐにあったの

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          北欧日和 | 森だったら

          私がふと思ったのは、森へ行きたいということでした。 森へ行けば、静かに考えごとができると期待して。 実際には行ったあとも、ソワソワしたままのときもあります。 それでも何かを思うと、森へ行きます。 デンマークに住んでいたころ、 すぐそばにあった森。 崖があって、上へ続く階段があって、 そこを登ると、良い景色が見れるのです。 特別でした。 森への入り口の前には、小さな家がありました。 静かで、小道があって、ここを進んだら、どこへ辿り着くんだろう。 そんなふうに思わせて

          北欧日和 | 森だったら