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北欧のコト | まだ行ってないなら、一緒に行こうよ


ヘルシンキ旅の終盤、フィンランドの友人からメッセージがきました。

「テンペリアウキオ教会にもう行った?
まだ行ってないなら、自分も行ったことがないから一緒に行こうよ」と。

一日、ヘルシンキを案内してくれることになりました。



正午、テンペリアウキオ教会[Temppeliaukion kikko]で待ち合わせしました。
中へ入ると、天窓から光がさして、岩肌をきらめかせていました。
神秘的で静寂な雰囲気。
しばらくの間、友人と眺めていました。

フィンランド人とって、憧れの結婚式場なんだそうです。



そのあと、シベリウス公園のモニュメントを見にいきました。
フィンランド人の作曲家ジャン・シベリウスのためにつくられたモニュメント。
パイプオルガンがモチーフにされています。

わたしにはモニュメントのまわりにある凹凸が、海藻やツボガイに見え、長い間海に沈められていたように感じました。



たくさん歩いたので、カフェでひとやすみ。
レトロな外観がかわいい、カフェレガッタです。

お店を出た途端、鳥たちにケーキを狙われるので、十分に気をつけてください。
わたしは慌てて、コーヒーをこぼしました。



キャロットケーキとブルーベリーパイを注文しました。
フォークはケーキのど真ん中にさされて渡されます。
日本だったら、店員さん機嫌悪いのかな?と思うような光景です。
だけどヘルシンキだと、こういことがあっても、あ!これでもいいのかと思えます。
考えすぎの頭がまたゆるみました。



そのあと、セウラサーリ野外博物館へ。
様々な年代のフィンランドの建物が展示されていて、タイムスリップしたように感じます。

自然と一体しているので、散歩したいひとにもおすすめです。
運がよければ、リスにも会えます。



お昼はオレンジテントで食べました。
たくさんお店があったので迷いましたが、最初に試食させてくれたお兄さんのところに決めました。
テントの前をウロウロ歩いているのと、店員さんが活気のある声で話しかけてくれます。
話をしてみて、1番楽しかったお店を選ぶのもいいかもしれません。



とにかくサーモンが美味しい。
タルタルソース?も相性が本当によくて、屋台飯の期待を超えてきました。

ヘルシンキの観光スポットをまわれて、充実した一日でした。
ひとり旅は自由で気ままで楽しいけど、ひとりだしここは行かなくていっかと思うこともしばしば。
友人に振り回してもらいながら過ごす旅もいいなと思いました。


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