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北欧日和 | 真冬の森のさんぽ


冬の空気は静かで、すごくクリアな気がします。
雪があると、冷たいけどマイルドで、
外に少し出てみようかななんて気分になります。

雪がない冬はただただ、寒くて痛い。
雪国育ちのわたしは、雪が大好きです。


雪化粧をした森を散歩した1日の話です。



滝の下にある水が、凍っていました。

友人がネイチャーアートだねとひとこと。



池も凍り、雪が被さっていました。
おそらく、乗ったら割れる。
そのくらいの凍り方です。



高い木の枝にも雪が。
針葉樹なので、冬でも葉があります。
その分、雪化粧も濃い。

頭上を気をつけないと、
雪が頭に落ちてきそうでした。



深呼吸すると、ツーンと冷たい空気が
肺に入ります。
胸いっぱいに空気を吸い込むと、
身体の中も白くなったように感じました。



デンマークの冬は寒い。
雪国育ちのわたしでもそう感じました。

だけど、わたしがイメージしていた北欧の冬よりも明るい。

もっと毎日グレーで、暗くて、
気分まで落ち込んでしまうようなそんな感じ。

実際には太陽が雪にあたり、
キラキラしていて、気分なんて落ち込みません。
ただ、寒いです。

どこまでも白くて、青い。
静かです。


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