北欧のコト | ヘルシンキの乗り物あれこれ
その土地に着いたらまず、目的地までどう移動するか考えなければいけません。
フィンランドの乗り物は日本の料金システムとは違うので、初めてチケットを買うときはとまどいました。
7日間ヘルシンキに滞在プランのわたしは、中心地から少しはなれたB区域にアパートを借りていました。
毎日乗り物を使うことを予想して、7日間分のデイチケットを購入。
1日ごとに買うよりも断然お得です。
バス、電車、トラムはもちろん、世界遺産のスオメンリンナ島行きのフェリーにもこのチケットで乗れます。
HSLという交通アプリを使えば、アプリ内でチケットを買うことができます。
駅名を入力すると、どこまでのゾーンのチケットを買えばいいのか教えてくれるのでとても便利です。
ヘルシンキ中心地は散歩好きなら、徒歩で移動できます。
だけどトラムからヘルシンキ街並みも見るのも楽しいです。
デイチケットをもっていれば、気のすむまで乗ることも。
トラムはとても静かに走ります。
スーときて、スーと出発します。
トラムでは運転手さんにチケットをみせる必要もありません。
ついでにいうと、フィンランドの駅には改札もありません。
ときどきチケットを購入しているか確認する見まわり隊の人いるそうですが、基本的には信頼で成り立っているそうです。
地下鉄の席はボックス席です。
日本と同じようにわざわざ近くに座るようなことはしません。
バスに乗るときに気をつけないといけないのが、乗りたいバスが来たら手をあげること。
そうしないと、バスは通りすぎてしまいます。
バス停にはいろんな行き先のバスが来るので、アプリで自分が乗るバスの番号を確認しておくといいです。
異国の地での乗り物。
それぞれのシステムがあります。
スマートの乗りこなせたとき、なんだかその国に住んでいる人に近づけたようで嬉しくなります。
わたしは乗り物に乗ったとき、日本人を代表していることを念頭におきます。
マナー第一。
ほんの小さなことかもしれませんが、日本人の良さをこっそりアピールしているつもりです。
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