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ストローひとつなんかで幸福に

コメダのグラスを買えることを知って、速攻で買った。
最近はそのグラスでカフェオレやら牛乳やらジュースを飲むことに勤しんでいる。

お家でコメダを感じられる。なんてすばらしいことだろうか。
マイブーム、コメダごっこ。


グラスが自宅に届い時、ストロー必要じゃん。と瞬間的に思い、ある休みの日の目的がストローを買うことになった。
別にストローがなくてもいいに決まってるのだが、あったほうが楽しい気がした。


それからコメダグラスを楽しみだしてから、いつものコップでも無意味にストローを使うようになった。お茶を飲むだけなのに。


ストローを使うだけでテンションがあがる。
家の外で見るストローには何も感じないが、家で見るストローは特別で輝いてみえる。

なんと安上がりな人間なんだろうか。ストロー1本でその日の満足度が上がるなんて。
自分で自分を幸せにすることはとても得意だ。
お手軽幸福選手権があれば表彰台狙えると思う。


今思えば昔ストローで飲むことにハマったことがあった。
幼稚園児の自分はストローはお店にしかないものだと思っていて、母から家にあることを聞いた時はとてつもなくときめいた。
わざわざヤクルトにストローをさし、ファンタを飲みまくり、牛乳に息を吹きかけ泡だらけにして母から怒られていた。

小さい頃から家で使うストローに特別を感じていたようだ。

他人からすればなんてないこと。それでも自分にとっては幸福を感じるもの。
自分の幸せは他の人からすれば見えにくく、分かりにくく、気付きにくいものでしょう。

だからこそ幸せ。
私を幸せにできるのは私だけ。



実は人知れず幸せになってるんですよっ。

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