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選手の伸び悩みの真実― 固さが生む見えない壁とその克服法 ―
こんにちは、松井です。
サッカー選手の動きや成長を 解析するのが大好物 で、これまで 15年以上で5,000人以上を見てきました。
ジュニアからプロ、日本代表選手まで関わり、 動作解析やプレー分析が得意 です。
でもね、個人的には 「意味のないこと」 がほんと嫌いなんですよね。
無駄な根性論とか、やたらと回数こなすだけのトレーニングとか… 「これ意味ある?」 って思っちゃうタイプです。体育会系のノリもちょっと苦手だけどね。
さて、今日は 「伸び悩みの原因って、実は“固さ”かもしれない」 という話をします。
「いやいや、オレ、めっちゃ柔らかいし!」 って思ったそこのあなた。
本当にそうでしょうか…?
「成長してるはずなのに、なんか微妙…」の正体
✔ 昔はもっとキレがあった気がする
✔ トレーニングしてるのに動きが重い…
✔ 頑張ってるのに、なぜか結果がついてこない
この現象、結構よくあるんですよね。
で、その原因が 身体の固さ にあること、意外とみんな気づいてないんです。
小学校高学年くらいから、成長とともに じわじわ固くなりはじめる。
中学・高校に入るころには、 ガッチガチになってる ことも珍しくない。
でもね、本人は気づかないんですよ。
むしろ、「オレ、前よりパワーついてきた!」って 勘違いしがち なんですよね。
いや、それ ただの“硬い筋肉”だから! っていう話なんだけどね。
脳は騙されやすい。「これがオレの動き!」→それ、違うから。
もっと厄介なのは、 脳の固さ。
身体が固くなって、可動域が狭くなってるのに、 脳は「これが普通」って思い込む。
その結果、 昔より動きが悪くなってるのに、自分では気づけない。
例えば…
✔ 「最近ターンが遅い?いや、そんなはずは…」 → 気のせいじゃなくて、可動域減ってるだけ
✔ 「前よりフェイントが引っかかる?相手が上手くなった?」 → いや、自分の動きが鈍くなっただけ
✔ 「キックの精度が落ちた?うーん…蹴り方変えた?」 → 足の可動域が狭くなっただけ
これ、 「気のせい」で片付けちゃうとヤバい んですよね。
動きが固くなってることに気づかないまま、 「なんか調子悪いな」 と思いながら過ごすうちに、 本当に微妙な選手になってしまう という悲しいパターン、めちゃくちゃ多いんですよ。
「身体が強くなった!」と思ったら、一度疑え
だからこそ、成長期は 「身体の強さ=動きやすさ」になってるかをチェックすること が大事。
「オレ、最近筋力アップしてる!」と思ったときこそ、 動きがスムーズかどうかを冷静に見たほうがいい んですよね。
✔ 「前よりスムーズに動けてる?」
✔ 「キレのあるプレーができてる?」
✔ 「動きの選択肢が減ってない?」
この視点を持ってると、 「成長してるつもりが、実は鈍くなってる」 っていう落とし穴にハマらなくなる。
「最近、思ったほど動きが良くないな…」と感じるなら、 身体の固さや動きのクセを見直すタイミングかもしれませんね。
「あれ、もしかして…」って思ったら、一回DMで聞いてみてください。
「オレの動きってどうなんすか?」みたいな感じでOKです。
気軽にどうぞ!