私の営業時代を、クリフトンストレングスで振り返る
私のクリフトンストレングス（ストレングスファインダー）の上位は以下の通りだ。
1.戦略性
2.最上志向
3.個別化
4.共感性
5.学習欲
6.責任感
7.ポジティブ
8.着想
9.親密性
10.コミュニケーション
クリフトンストレングスのプロファイリングを受けたことを少し前のnoteに書き綴った。上位資質が影響しあっていることを様々な資質を交え記載した。結果、なんだかわかりづらい。今回は第9位、親密性の資質にフォーカスを当てて綴ろうと思う。9位のこの資質に、営業時代のエピソードがピッタリ当てはまったからだ。
私の仕事
職種 ルート営業
新卒で入社したのはコピー機（複合機）を販売する企業。
主な仕事
・使用しているコピー機の状態確認
・トラブル、気になっている点があれば、エンジニアへ調整依頼を行う
・お客様の仕事にまつわるお困りごとを教えて頂く
・お客様の事業を教えて頂く（当時はインターネット等なく、情報収集はお客様からお伺いする。ペーパーの会社案内を頂戴していた）
・業務を教えて頂く
・新商品の情報提供
・入れ替え提案、新規導入提案
・デモンストレーション
・納品
・契約締結 など
技術が進歩するとお伺いする内容は多岐に渡った。コピー機が複合機に進化したタイミングで、パソコン周辺やネットワークのことも知識として必要になったし、それに応じてスキルも身につけていった。
営業職だからといって、常に営業しているわけではない。
季節の話し、面談者の趣味の話し、ニュースの話題、ご家族の話し。
ありとあらゆることが話題になる。
その中から仕事に繋がりそうな話題が出てくることもある。
現在のように時間管理が厳しい時代てはなく、営業職にタイムカードが導入される以前の話だ。
クリフトンストレングスの資質が現れたエピソード-親密性
本社勤務から営業所勤務に変わったある夏の日、いつものようにお客様先に訪問したときのこと。
建設業と農業を兼業されていたお客様だ。
「こんにちは〜お世話になります。〇〇社のくぼです。今日も暑いですね〜」
「今、手が離せんのよ」
「らっきょうですか？土つき、初めて見ました、こんななんですね！」
「初めて見たん？そうなんよ、今やっとかんと（いけんのよ）」
「そうなんですね〜」
らっきょう漬けになったものしか見たことなく、土から抜いた状態のものを初めて目にして驚く私に笑って色んな話しをしてくれた。
私にしてみたら、作業している姿をずっと見守りつつ、話を聞いていただけ。
そういえば、お手伝いもしなかった！
一段落したときに
「コピー機、買ってほしいんでしょう。１台持っておいで」
会話の中にコピー機の話題は全く出てきていないのに。
それでもそうおっしゃって購入してくださったのだ。
営業せずに購入していただいた、たぶん初めての経験。何とも印象深い出来事で、営業職を離れて２０年ほど経過しているが、会話とその時の映像が最近のことのように残っている。
自分の強みへの理解が深まる
このエピソードをプロファイリングしていただいた先生にお伝えすると「親密性」の影響がよく出ている、と教えていただいた。営業当時はクリフトンストレングスの資質について知っていたわけではない。
私自身がもっている上位資質のひとつがこいいう形で現れたのだ。
自分自身の資質を知り、それが強みとして現れた結果が営業スタイルにつながっていると言えるのだ。
まとめ
クリフトンストレングスを通して自分自身を振り返ると、エピソードに潜む自分の強みが見つけられる。いや、この強みがあったからこそのエピソードなのだ、と理解できるのだ。
プロファイリング、オススメです。
機会があったら、ぜひ、どうぞ。