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企業の通信費を一気に削減!法人利用ができるMVNOを調べてみた。
今週のnoteは、GW真っ只中の更新です。
そして、今回はスマホの回線部分。いわゆる法人でも利用できる格安SIMについて記載します。
個人で利用している方も多いと思いますが、「格安SIM」といわれるMVNO(仮想移動体通信事業者)は法人でも利用できます。
ちょっといろいろ調べているので、各社のリンク先(2024年5月3日現在)を記録しつつ、記載しておきます。
1.ビジネス利用に最適なMVNOを選ぶ際のポイント
社内の実情、通信・通話の状態を把握する
従業員の通信量。データ通信が多いのか、通話が多いのかを把握し、それに合ったプランを選択する必要があります。多くのMVNO事業者は、段階制プランやデータ使い放題プランを提供しています。また音声通話についても通話時間に応じた使い放題プランを提供している事業者もあります。
通信速度や利用エリアを把握する
ビジネスでは、安定した高速通信が求められます。主要なMVNO事業者は、ドコモ、au、ソフトバンクのいずれかの回線を借りているため、通信速度は比較的安定しています。日本全国ほぼカバーされてはいますが、地域やエリアによって強い弱いがあるのも実情です。
エリアや通信状態は日々改善、変化していきますので、大まかに強い弱いを把握しておいたほうが良いでしょう。
料金を把握する
通信量や速度だけでなく、付加サービスやオプション料金なども考慮する必要があります。多くのMVNO事業者は、法人向けの割引プランを提供しています。
一般利用の料金と変わらな料金体系ですが、回線数に応じた料金。法人利用に特化した付加サービス(セキュリティ面でのサービス)があります。
サポートを把握する
法人での利用ですので、トラブル発生時に迅速に対応してくれるサポート体制が整っているMVNO事業者を選びましょう。
2.主なMVNO事業者とそのリンク
すべてを網羅しているとは思いませんが、ざっと検索ででてき各社のリンク先を記録しておきます(2024年5月3日現在)。
どこの回線が利用できるのか、SIMの提供形態などを記載しています。
mineo
関西電力系の事業者。3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)から回線を選定できます。
マルチSIM(標準SIM、microSIM、nanoSIMに対応)だけではなく、eSIMも選択できます。
端末の購入も可能で、セキュリティ面での付加サービスも複数あります。
UQ mobile
auの回線となります。
マルチSIM(標準SIM、microSIM、nanoSIMに対応)
端末の購入も可能です。
IIJmio Biz
ドコモの回線となります。
マルチSIM(標準SIM、microSIM、nanoSIMに対応)
端末の購入も可能です。
Ymobile 法人さま向け
ソフトバンクの回線を利用しており、MVNOではないようです。
nanoSIM
端末の購入も可能です。
楽天モバイル(法人のお客さま)
MVNOではなくMNO(移動体通信事業者)として自社回線を提供しています。
マルチSIM(標準SIM、microSIM、nanoSIMに対応)だけではなく、eSIMも選択できます。
端末の購入も可能です。
イオンモバイル
ドコモ回線とau回線が選べます。
マルチSIM(標準SIM、microSIM、nanoSIMに対応)
端末のレンタルも可能です。IoT機器も充実しています。
QTモバイル
九州電力系の事業者。3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)から回線を選定できます。
マルチSIM(標準SIM、microSIM、nanoSIMに対応)
端末の購入も可能です。
NifMo法人サービス(ニフティの法人サービス)
ドコモ回線のみ。
マルチSIM(標準SIM、microSIM、nanoSIMに対応)
端末の購入も可能です。
BIGLOBE Biz(ビッグローブの法人向けサービス)
ドコモ回線とau回線が選べます。
マルチSIM(標準SIM、microSIM、nanoSIMに対応)
端末の購入も可能です。
以上、ざっとですがまとめてみました。
書いた人:岡田