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オンラインホワイトボード”miro”を日本語化してみた。

こんにちは。M&Aデザインのナカノヒトです。
毎週金曜日の更新。これも書く習慣ですね。
さて、オンラインミーティングが増える中、決まったことや合意形成までのプロセスのためにホワイトボード的なサービスを使う方は多いと思います。
今回は、オンラインホワイトボードサービスの”miro”の日本語化について記載したいと思います。

オンラインホワイトボード”miro”とは。

サイトの説明によると、共同作業のためのオンラインホワイトボードとあります。以前、Figmaの記事でも記載しましたが、共同作業中に誰がどこを触っているのかがわかるし、リアルタイムに反映されていくのは非常に便利。

特にmiroはアイディア出しやブレスト等、意見を出しながらまとめていく(合意形成)していく使い方があっているように感じます。

なにかのお題(テーマ)について、オンラインで集まり、様々な確度から検討していくためのツールといって良いと思います。

日本語化はいつから始まっていた?

昨年の11月に日本含めて展開を広げていくとのリリースがありました。
製品も今年2月から日本語化が始まっていたとのことです。
なかなかうれしい展開ですね。

日本語化する方法。

実は日本語化せずにそのままEnglishで使っていたのですが、やはり共同作業する際に日本語メニュー等の方が良いかと思い、設定を変えてみました。
現時点(5月6日時点)でも言語変更は、ベータ版のようです。

まず、ログイン後に自身のアイコンをクリックし、Settingを選びます。

miroにログイン後のダッシュボード。

Settingをクリックすると、Languageがあり、こちらで変更します。

Languageを選ぶ際、これはまだβ版とありますね。

すると、メニュー含めて全て日本語化されます。

全てのメニューが日本語になります。

ちなみに、ログインする前のサイトメニューで日本語(JA)を選んでいても、ログイン後の設定を変更しない限り、miroは日本語化されません。
サイトの表示が日本語化されるけど、miroのダッシュボード及びサービス自体は上記の設定変更を行わない限り「English」のままでした。
(てっきり自動で変更されるものだと、今まで勘違いしていました・・)

ログイン前のサイトで言語変更できる。

類似のサービス。

いわゆるWebミーティング用のツールにはオンラインミーティング中のホワイトボード機能が実装されています。
オンラインミーティング中に限らず、オンラインミーティングの前、非同期の状態でのホワイトボードサービスのほうが、意義のあるミーティングを開催することができると思います。
(集まる前に意見を出す(記載していく)、集まって合意形成する等)

オンラインホワイトボードの機能として、Zoomのホワイトボード機能がmiroに類似していると考えます。
2022年4月19日にZoomのブログでリリース記事があります。

2021年9月に予告されていましたね。

Zoomのホワイトボードもミーティングに接続する前から使えるとのこと(リアルタイム及び非同期でのコラボレーション)ですので、miroにとっては強力な競合になると考えますし、Zoomの有償プランをつかっている方も多いと思いますので、かなりインパクトがあるのではないでしょうか。

いずれ、こちらも使って記事にしてみたいと思います。

まとめ。

リモートでの仕事が一般的になりつつある中で、

  • オンラインミーティングの開催前に事前に意見だしができる

  • 誰がどんなことを書いているかリアルタイムでわかる

  • 決まったことが記録としてちゃんと残る

これらがオンラインホワイトボードサービスの利点だと思います。
ただ、いずれも使いこなす(慣れる)ために少し時間がかかると思いますし、複数のサービスを組み合わせて使うようなシーンが増えてきていると感じています。
様々なサービスが日本語化されることは、英語が苦手な人に対して優しいサービスだと思います(サービス提供側は大変だと思いますが)。

個人的にはFigmaの日本語化が進むと良いなと思ってます。

以上、今回の記事はここまで。また来週!


書いた人:岡田

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