日程調整ツール「bookrun」のオープンβ版がリリースされた。
毎週金曜日更新のnote。これで70週連続の投稿です。
今回は株式会社ベーシックさまがリリースされた「bookrun」について少し書いてみます(自身がつかっている「Calendly」と比較して書いています)。
日程調整ツール「bookrun」とは?
新型コロナ以前よりリモートでのミーティングが増えましたが、そもそも打ち合わせの日程調整は複数人の予定が関係したりして、なかなか調整に時間がかかるものでした。
日程調整ツールとは複数人の予定を調整するにあたって、自分の都合の良い時間をスケジュール(Googleカレンダー等)と連携して相手に候補日を登録してもらうツールです。
複数人で調整する場合、複数人での日程調整は「調整さん」を使った方は多いのではないでしょうか。
実はすでにいろんなツールがある。
ちなみに、私もこれまで複数の日程調整ツールを登録しましたが、正直なかなか良いなと思うものに出会えず、複数の日程調整ツールを登録をしては放置する、といったことが続いております。
そんな中でも「Calendly」を使っています(こちら英語のみになります)。
無料版でも細かな設定もでき、リモート会議のサービスも複数から選ぶことができます。
「bookrun」のおすすめポイント。
今回オープンβ版「bookrun」のいいところは、「わかりやすく、直感で設定できる」というところでしょうか。
GoogleかMicrosoftのアカウントで登録できる。
GoogleアカウントかMicrosoft365で登録できます。とてもシンプルで簡単です。
初期設定は直感的な操作でできてしまう。
ほとんど直感的に入力していくだけで、出来上がるのはさすが「formrun」や「ferretOne」で操作性を追求しているベーシック社だからというところでしょうか。
細かい部分がいい感じ。
「祝日も予約を受け付ける」といった機能や休憩時間帯にまたがる予約を受け付けない等(これはCalendlyにもあります)、よくある機能ですが、アイコンがいい感じです。
Slackとの連携が簡単に。
一番便利だなと思ったのは、Slackとの連携です。こういった連携はITツールに苦手な人にはハードルが高いのでしょうが、こちらも簡単。
ヘルプページに詳細ありますが、これはありがたいです。
無料プランでちゃんと使える。
他サービスもほとんどが無料で利用できるプランがあります。
bookrunも無料で使えますが、今後有料プランが出てくる可能性があるとページに記載がありました。
https://b-book.run/home/pricing
有料化時にはFAQには「一部制限がかかる機能が」といった記載がありますが、今後どうなるのでしょう。
連携できるリモート会議の種別。
GoogleMeet、Zoom、Teams、対面が選択できます。
他にも選択肢はあるようです。
TeamsはMicrosoftアカウントで登録すれば連携されます(私はGoogleで登録してしまったので)
ひょっとしたら有料プランがリリースされた際は連携できるリモート会議のツールが制限されるのかもしれませんね。
ちなみにCalendlyはこんな感じです。
bookrunとの差は、電話やWebexもサポートされている点でしょうか。
formrunとも連携できる。
当たり前かもしれませんが、「formrun」とも連携できるようです。
フォームの「formrun」とも連携できるということですが、それはまた今度。
(いや、今やれよと言われそうですが、次回に・・)
いきなり要望を。
ミーティング時間の選択肢に45分を。
細かい話ですが、ミーティング時間を45分という選択もほしいなと。
前後15分ずつミーティング予約を入れられないように設定もできますが、できれば45分という設定もお願いしたく。
ちなみに、Calendlyではこんな感じで選べます。
60分以上はCustomとなっています。
「bookrun」で作成した日程調整ページ。
ワタクシと本当に日程調整ができるページです。
カレンダー、かつ可能時間が「◎」か「✕」かのシンプルなページができあがります。ぜひ見てください。
bookrunの日程調整ページ
Calendlyの日程調整ページ
ちなみにCalendlyですと、こんな感じです。
プロフィールっぽい情報にも見えたりあります。
空き日程のわかりやすさ、一覧性は「bookrun」のほうが良い(機能的)と感じます。
なお、どちらもベース(根っこ)のカレンダーはGoogleカレンダーです。
今なぜ「bookrun」をリリースしたのか、気になる。
数ある日程調整ツール。今なぜ「bookrun」をリリースしたのか、少し気になるところです。
この「bookrun」はベーシック社の方とお打ち合わせ日程調整時に使われていたものだと思います。
これを商用リリースするまでいろんな事項があったのでしょうが、このタイミングはなんだろうなと気になるところです。
けど、無料で十分使えるツールなので、今度は「formrun」と連携してみたい(投稿記事にしてみたい)と思います。
以上、今週のnoteは「bookrun」を登録したところまで書いてみました。
書いた人:岡田