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2歳児を育てながら飲食店開業を目指すキラキラしてない女の記録

昔から無能だった。無能なのに何故か役職を任されたりキャパ以上に期待されるので最後には逃げるようにして辞めていくのが常だった。

2017年。結婚を機に(夫の希望もあり)仕事を辞めた。
最初の1年間はとりあえず毎日ゴロゴロして映画を見て漫画アプリ(無課金)を読み漁るという、もう老後みたいな生活をしていた。
周りからの「ちょっとは働け」というプレッシャーを華麗にかわしつつ、ハワイ挙式&ハネムーンの計画に全パワーを捧げ最初の1年が終わった。

その間、インスタを併用したネットショップを始め毎月お小遣い程度の収入を得ていた。

それから息子が産まれ、保育園に預けて働く予定もなく(というかずっと無く)2歳児子育て真っ盛りの現在。

働く、という事に関して……いや、もはや人生において燃え尽きるまで何かをやり遂げたという実体験が一切ない。

そんな私が、そんな私だからこそ、思うのだ。

自分の存在に社会的意義を見出したい。


「何故この度飲食店を開業しようと思ったのか」

その理由は他にも色々あれど、本質はそれだと思う。お気付きだろうがエゴしかない。


セブンルールを筆頭に、女が男のように外に出て働かざるを得ないこの時代に
「主婦だから」「女だから」「子持ちだから」
は全く言い訳にならないらしい。
それなら私にも何か出来るのではないか。

……つまりこういうことである↓

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キラキラ眩しすぎて目が潰れそう。

ブルーライトで傷んだ角膜がゴリゴリに削られるようだ。
自分とは遠い世界すぎてもはや異次元。ゆえに素直に羨ましい。息子に尊敬されたい。母親としてだけでなく、お母さんの事をかっこいいと思って欲しい……

おそらく働くママ達が仕事の合間に飲むエナジードリンクよりも社会貢献度の低い私だが、つまりこういう事なのだ(伝われ)

なりたいんだよぉお〜very様の読者によぉ〜読者にすらなれないんだよぉ〜ならせてくれよ〜頼むから〜


そういうわけで、飲食店を始めようと思う。
このnoteは自分のやる気を失わない為の記録である。

そして同じように社会的価値を失っているのではないか(と思い悩んでいる)ママさんや、
また普通に飲食店を始めたいという人の参考になればいいな。

私の好きな女流作家が言っていた。30代より40代、50代はもっと楽しくなる🌹と。

今のままでいくと、40歳になる頃には息子は10歳になり、だんだんと親離れが加速してゆき50代になる頃には二十歳……

その時私は何をしているんだろう。どんな暮らしをして、どんな家に住み、何に時間とお金を費やしているのか。

今始めないともう手遅れになるような気がした。
何故なら人間とは、歳を重ねるごとに好奇心が減少し、失敗を恐れ守りに入る生き物だからである。

もちろんそうでない人もいる。
やなせたかし大先生がアンパンマンを描いたのは50歳だし、
カーネルサンダースに至ってはKFC起業したの65歳だし。

でも自分にそこまでのガッツがあるとは到底思えなかった。失敗するにしても、50歳で失敗するのと30代で失敗するのとでは精神的なダメージが全く違うと思うのだ。

つくづく人間とは欲深い生き物である。

だって私は今、息子の成長を片時も逃すことのない環境にいて、確かにそれを幸せでやりがいのある事だと思っているのに……それとは全く違う、別の自分も欲しくなる。
欲深すぎて正直しんどい。

ではなぜ飲食店なのか、は次回。




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