知らないことを見つけたらチャンスだと思うようにしてみた。気付かなかった3つの損。
『良い情報は、自分から掴みにいかないと手に入らない』
3、4年前からでしょうか、ある日突然そう思うようになりました。
その前の僕は、テレビこそ見る機会は減っていましたが、基本的に情報源はネットニュースで、無料の情報アプリを2、3個入れて、片っ端から見ていました。
それでも一応、経済とか、政治とかテクノロジーとか、そんなカテゴリーもフォローして見てましたが、結局ほとんどは芸能ニュース。
暇があればアプリを開いて、読み漁って、更新して、、という時間の使い方をしていました。
でも、なんですかね、ある日気づきました。
たくさん読んでると、ひとつのかたちに気づいてきます。
一見問題を提起しているように見えるけれども、とりあえず批判だけして、最後はフワッと終わる。
そもそも、取り上げる話題が建設的ではないと気づいたのです。
それから、何がきっかけかわからないけど、無料のニュースアプリは毒だと気づいて、有料の経済ニュースに登録をして、無料の方を消した覚えがあります。
それからは、以前よりは比較的まともな情報を手に入れられているのかなと思ったりしています。
それで、今回はそこからさらに発展して思うところを書いていきます。
損1 理解出来ないことは他人事にしてしまう
正直、これが全てだと思うのですが、、難しいニュースや難しい言葉が出てきた時に、無意識にシャットダウンしていないでしょうか。
逆に言うと、興味がある情報やニュースだけ見ているかと思います。
実際のところ、普通はそうです。
興味がないものは見ません。
そんなの当たり前です。
自分には関係のないニュースと思って素通りしてしまいます。
でも、よくよく考えると、それってすごく損してる気がしません?
自分が理解できないことや知らないことにあえて興味を持って読んでみると、当たり前ですが、知識は増えます。
知らないことに触れて、自分でさらに調べて、少しずつ視野を広げていくと、今まで興味のなかったものに興味が湧くこともありますし、自分の好きなことが見つかるかもしれません。
損2 情報をケチらない
情報にお金を払うことに抵抗がある人、たくさんいると思います。
確かに今の時代、無料でもとても優良な情報を提供してくれる場合もあります。
noteだってそうだし、youtubeだってとても良質な発信をしてくれている方はたくさんいます。
ただ、一方で以前の僕のように、無料ニュースアプリにクギ付けになって、スカスカの情報をひたすら見てしまうこともあります。
スカスカの情報を見ているときは、タメになったり、本当に面白いニュースの存在を知らなかったというところもありますが、やはり当時とても損していたなと思います。
無知は損ですね。
これは仕組みの問題なので仕方ないのですが、スポンサーありきのマネタイズの仕組みだと、圧倒的に偏った情報が多くなってしまうのです。
テレビがまさにそうです。
スポンサーありきのマネタイズのキモは集客です。
出来るだけたくさんの人に見てもらうことが必要になりますので、たくさんの人に見られることを目的としています。
もちろん、どのメディア、プラットフォームでも集客が必要なのは同じですが、個人の発信は信用を得ることが集客につながります。
信用されない発信は集客にならないので、個人の発信は信用性が高いと言えます。
そして、さらにいうと課金制の有料モデルはその信用がさらに高くないと継続できません。
お金を払って無駄な情報を得たいと思う人はなかなかいないですからね。
ちょっと長くなっちゃいましたが、そんなことで、有料の情報にはそれなりの価値があると思って、メインの情報源は有料のものを取り入れてみるのが良いです。
損3 小さな情報の芽が後のビジネスチャンスになる
これは最近本当に感じるところなのですが、現在のコロナ禍で時代が一気に進みました。
今まで、日常の生活で『時代が進んだ』と実感することはあまり無かったように思います。
5年、10年の単位で振り返れば確かに当時とは変わったと思えますが、1年で変わったと思えるのは初めてのように感じます。
ただ、ひとつ言えるのはそのスパンが短いにしろ、長いにしろ、時代は進んでいるのです。
どちらにせよ時代は進みますが、そのスパンが短いほど、短期間で格差は広がります。
時代についていけない人は残され、時代を読み取っている人、もしくは時代の波に乗れている人は伸びていきます。
テレビのニュースでは、コロナによって困窮している人や、飲食店が潰れているというようなネガティブな話しかしていません。
実際、そういった人がいるのは事実ですが、その一方で、株価は上がっています。
近々のニュースだと、GDPが戦後最悪と言われていますが、株価はバブル並みです。
これが何を意味しているか?
格差が極端に広がっているということです。
この時代を進んで行く為には、小さな情報の芽をキャッチすることが非常に重要になります。
先日、3年前からNFTの可能性を信じてNFT関連の仕事をされてきた方の話を聞きました。
NFTなんて誰も知らなかった頃に、追求していたのです。
未来の種は今です。
今は小さくちょっとした情報でも、それが3年後に花開くかもしれません。
時代の流れが早い今、それが3年後ではなく、来年かもしれないし、半年後かもしれません。
情報の芽を見つけて、大切に育てていきましょう。