「作品ローマ数字ナンバリング」における気持ちの悪さ
「ROCKY」とか「ドラゴンクエスト」とか、シリーズ物一作目を便宜上「I(ワン)」というのがとても気持ち悪い。
「ROCKY II」はあっても「ROCKY I」は無い。
「ドラゴンクエスト」は「ドラゴンクエスト」であって「ドラクエ I」ではない。
(※ ま、ドラクエは後に「I・II パック」みたいな事をやったので、レトロニムとして認めるのもしかたないかも知れないけども)
「昨日、ROCKY観て……」
「えっ、どれ?何観たん?」
「(ROCKYはROCKYやろ!このぼけボケ!)えーと、一作目」
「あっ、ワンね!」
「そうそう!(次ワンって言ったら殺す!)」
作品名を言うだけで、心に中になにかどす黒い感情が渦巻きますね(笑)
いや、そこまでは酷くないけど。
「ワン」という発音が恥ずかしいのかも知れないですね。
「ろっきーわん」という発音。
なにか「ヤッターワン」に通じるような。「ビックリドッキリメカ」的な。「愛の目覚め」的な、なにか。
そして、存在しないのを解ってて、コミュニケーションの都合で発音されるその「ワン」が、犬の鳴き声的な雰囲気で、なにか気恥ずかしいのかも?
そう言えば「機動戦士ガンダム」も「ファースト」と言うのが恥ずかしい。
「野球の『ファースト』とはあえて発音を変えましたよー」的なニュアンスを醸し出している「ファースト」。
俺らの時代に、そんなもの無かったのに。
あと、「STAR WARS」ぐらいまで行くと「まあ、もうええか」とも思える。
でも「新たなる希望」とか「ジェダイの帰還」という後に変更された副題は、やっぱりちょっと気恥ずかしくて言いづらいし、「ファントム・メナス」は逆に「エピソードワン」と言わないと、赤面してしまいそうだ。
ま、「STAR WARS」に関しては「帝国の逆襲」だけしかタイトルを挙げないので、言わなくても済む、というのはあるけど(笑)
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